〈贈与としての語り〉の思想史的研究およびその臨床的・社会的応用可能性について
〈贈与としての語り〉の思想史的研究およびその臨床的・社会的応用可能性について
批准号:
08J08423
负责人:
春木 奈美子
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
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人類学の多くの資料や、文学的天才の作品が教えるように、贈与について考えるとき、セクシュアリティの問題をそこから切り離すことはできない。贈与に解き難く付随するこの問題系は、レヴィ=ストロースが記述する女性の交換にはじまり、ピエール・クロソウスキーの『歓待の掟』における倒錯的な贈与に至るまで、例に事欠かない。ところで、フランスの精神分析家ジャック・ラカンは晩年のセミネール20巻『アンコール』のなかで、セクシュアリティについて独特な議論を展開している。彼はそこで、性別の公式と呼ばれる論理式を提示し、さらに「女なるものは存在しない」と定式化した。このテーゼは、ラカンの男性中心主義と曲解され、多くのフェミニストから批判を受けることになる。しかし詳細にセミネール20巻を読み進めれば、これを男性中心主義と解することがほとんど不可能であることが分かる。贈与という概念をひとつの手がかりとして、心理臨床を再考察する研究の最終年は、セクシュアリティをめぐるラカンの言説を導きの糸として、絶対的な「贈与」に関わる神話の分析を行い、更にそこで得られた知見から新たな治療論を展望した。フロイトが『終わりある分析と終わりなき分析』で記したように、心理臨床において、治療の終わりは議論の絶えない主題である。フロイトは分析治療がどうしてもそこから先には進まない「岩盤」=去勢コンプレクスを前に、ある種のためらいをみせるが(生物学への傾斜)、ラカンはそこに留まることなく、「幻想の横断」、後には「症状への同一化」という考えを前面に打ち出す。本研究は後者の概念を贈与そしてセクシュアリティの問題と併せて再考することで、そこに含まれる治療的意義を示した。
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DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
American Imago
影响因子:
0.8
作者:
[坂口歌織, 塩川和夫, 家田章正, 中島章光, 野村麗子, Mike Greffen, Eric Donovan, Haruki Namiko]
通讯作者:
Haruki Namiko
到達せぬ苦悩-主体の不可能性をめぐって
达不到目标的痛苦——论这个主题的不可能性
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
ラチオ 5
影响因子:
--
作者:
[坂口歌織, 塩川和夫, 家田章正, 中島章光, 野村麗子, Mike Greffen, Eric Donovan, Haruki Namiko, 春木奈美子, 坂井宏隆・前田健一, 春木奈美子]
通讯作者:
春木奈美子
贈与の人間学と社会的承認
送礼和社会认可的人类学
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
ラチオ 5
影响因子:
--
作者:
[マルセル・エナフ, 春木奈美子, 訳]
通讯作者:
訳
分析的歓待について
关于分析接待
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
京都大学教育学研究科センター紀要 13
影响因子:
--
作者:
[坂口歌織, 塩川和夫, 家田章正, 中島章光, 野村麗子, Mike Greffen, Eric Donovan, Haruki Namiko, 春木奈美子]
通讯作者:
春木奈美子
京大心理臨床シリーズ身体の病と心理臨床
京都大学心理临床系列身体疾病与临床心理学
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[春木奈美子, 共著]
通讯作者:
共著
共 9 条
個と普遍の交わるところ―〈症状〉概念からの西洋思想史への寄与
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批准号:16J40147
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2016
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负责人:春木 奈美子
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依托单位:
西洋思想における「症状としての言語」の系譜
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批准号:13J00956
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2013
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负责人:春木 奈美子
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依托单位:
海外基金