心身問題及び道徳論における、デカルト哲学が持つ豊かな射程について
心身問題及び道徳論における、デカルト哲学が持つ豊かな射程について
批准号:
10J02730
负责人:
川崎 倫史
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
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英文摘要
本年度は主に、道徳行為についての理論の分析から、彼の道徳の持つ一貫性を示すことを研究した。昨年度の研究より明らかになったのは、日常を出来る限り幸福に生きることがデカルトにとって最も重要な事柄の一つであったということである。幸福な生活のために求められるのは、自由意志の出来る限り完全な支配と使用に加え、諸情念、とりわけ「欲望」の情念の完全なる統御である。『方法序説』における仮の道徳においても、形而上学を確立した後の決定的道徳においても、道徳行為に関する理論はこの二点に集約されており、この理論によってデカルトの道徳の一貫性は保たれている。とりわけ「欲望」の統御が教えるのは、外的な善には目もくれず、自分自身にのみ依存する内的な善のみを追求し、その獲得によって自らを充足させることである。他方、自由意志の完全な支配と使用は、デカルトの道徳の目的であり対象である「個人の至高善」を獲得するために不可欠なものである。こうした自由意志の善用は、具体性・実際性に即す「欲望」の統御とは異なり、より高次なレベルで求められている。デカルトの道徳行為についての理論は、仮の道徳や決定的道徳の差異を示す事柄、すなわち形而上学の確立に対する仮の道徳における補助的な役割や決定的道徳に見出される医術的役割と区別されるべきではある。しかし、特に「欲望」の統御に見られる自己充足の徹底が、心身の健康を守り保つための、道徳において見出される医術的役割、つまり精神医学的な役割に寄与していると考えられる。またこうしたデカルトの道徳論は、マールブランシュや新ストア派の論ずる道徳哲学とは異なり、神の恩寵に与ることを必ずしも必要とはしていない。この点に、ともすれば無神論というレッテルも貼られかねない道徳観を積極的に論じなかった理由があると考えられる。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
デカルトにおける道徳的行為論
笛卡尔的道德行为理论
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Zong-Quan Wu, Yoshio Furusho, Hidekazu Yamada, Eiji Yashima, 山田英和・呉宗全・前田壮志・三輪和弘・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 川崎倫史, 川崎倫史]
通讯作者:
川崎倫史
デカルトの《仮の道徳》について
关于笛卡尔的《暂时的道德》
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
西洋手近世哲学史研究室紀要『PROLEGOMENA』
影响因子:
--
作者:
[Zong-Quan Wu, Yoshio Furusho, Hidekazu Yamada, Eiji Yashima, 山田英和・呉宗全・前田壮志・三輪和弘・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 川崎倫史]
通讯作者:
川崎倫史
デカルトの道徳と医学について-道徳の有する医術的役割-
关于笛卡尔的道德与医学 - 道德的医学作用 -
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Zong-Quan Wu, Yoshio Furusho, Hidekazu Yamada, Eiji Yashima, 山田英和・呉宗全・前田壮志・三輪和弘・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 山田英和・伊藤宏・古荘義雄・八島栄次, 川崎倫史, 川崎倫史, 川崎倫史]
通讯作者:
川崎倫史
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