オメガ3脂肪酸代謝酵素は海産魚にとって本当に必要か?
オメガ3脂肪酸代謝酵素は海産魚にとって本当に必要か?
批准号:
16J06812
负责人:
壁谷 尚樹
金额:
$2.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31
中文摘要
海産魚への変異導入を実施するため、その準備から採卵、マイクロインジェクションによる第一世代の作出、およびその解析まで行った。実験魚には、ニベ Nibea mitsukuriiを用いた。まず、Crispr/Cas9システムを利用したゲノム編集に必要なガイドRNAのデザインを行った。不飽和化酵素遺伝子2(Fads2)をターゲットとし、3種のガイドRNAをデザインした。まず、これらガイドRNAをニベ受精卵にマイクロインジェクションし、得られた孵化仔魚に目的の変異が導入されているか確認した。その結果、75%の個体において予想した領域への変異導入が確認され、用いたガイドRNAの切断効率は良好であると判断された。その後、8月から9月にかけて親魚作出のためのインジェクションを連続して行った。この際のインジェクション翌日の浮上卵率は40~60%であり、インジェクションを行わない卵(80%以上)と比較すると低下はするものの、浮上卵の孵化率は90%以上を維持したため、十分に生残させることが可能な水準であると判断した。得られた浮上卵は100 L水槽に収容し、EPA・DHA強化したワムシおよびアルテミアを順次給餌した。なおこの間、同ロット内においても大きな体長差が現れ始めたため、状況に応じて成長の遅れが激しい個体を別水槽に移動させるなどして対応した。体長が約20 mmを超え始めた段階で配合飼料への餌付けを行い、体長が30 mm程度を超えた段階で500 L水槽への移動を行った。ここまでの生残数は41尾であった。作出した第一世代の変異導入率を解析するため、胸鰭の一部から抽出したゲノムDNAを用いて、変異導入の有無を確認した。その結果、初期ロットでは56%(9/16)の個体で目的の箇所への変異導入が確認された。今後は初期ロット以降のロットも合わせて解析を続け、次世代を作出する予定である。
英文摘要
海産魚への変異導入を実施するため、その準備から採卵、マイクロインジェクションによる第一世代の作出、およびその解析まで行った。実験魚には、ニベ Nibea mitsukuriiを用いた。まず、Crispr/Cas9システムを利用したゲノム編集に必要なガイドRNAのデザインを行った。不飽和化酵素遺伝子2(Fads2)をターゲットとし、3種のガイドRNAをデザインした。まず、これらガイドRNAをニベ受精卵にマイクロインジェクションし、得られた孵化仔魚に目的の変異が導入されているか確認した。その結果、75%の個体において予想した領域への変異導入が確認され、用いたガイドRNAの切断効率は良好であると判断された。その後、8月から9月にかけて親魚作出のためのインジェクションを連続して行った。この際のインジェクション翌日の浮上卵率は40~60%であり、インジェクションを行わない卵(80%以上)と比較すると低下はするものの、浮上卵の孵化率は90%以上を維持したため、十分に生残させることが可能な水準であると判断した。得られた浮上卵は100 L水槽に収容し、EPA・DHA強化したワムシおよびアルテミアを順次給餌した。なおこの間、同ロット内においても大きな体長差が現れ始めたため、状況に応じて成長の遅れが激しい個体を別水槽に移動させるなどして対応した。体長が約20 mmを超え始めた段階で配合飼料への餌付けを行い、体長が30 mm程度を超えた段階で500 L水槽への移動を行った。ここまでの生残数は41尾であった。作出した第一世代の変異導入率を解析するため、胸鰭の一部から抽出したゲノムDNAを用いて、変異導入の有無を確認した。その結果、初期ロットでは56%(9/16)の個体で目的の箇所への変異導入が確認された。今後は初期ロット以降のロットも合わせて解析を続け、次世代を作出する予定である。
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ゲノム編集技術を用いたfads2ノックインマダイの作出
利用基因组编辑技术创建fads2敲入红鲷
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柿本貴広, 鷲尾洋平, 大濱光希, 壁谷尚樹, 吉崎悟朗, 家戸敬太郎, 木下政人]
通讯作者:
木下政人
DOI:
10.1126/sciadv.aar6849
发表时间:
2018-05
期刊:
Science advances
影响因子:
13.6
作者:
[Kabeya N, Fonseca MM, Ferrier DEK, Navarro JC, Bay LK, Francis DS, Tocher DR, Castro LFC, Monroig Ó]
通讯作者:
Monroig Ó
様々な動物種がオメガ3多価不飽和脂肪酸のde novo生合成を可能にする遺伝子を保持する
各种动物物种携带能够从头生物合成 omega-3 多不饱和脂肪酸的基因
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[壁谷尚樹, Fonseca, M.M., Ferrier, D.E.K., Navarro, J.C., Bay, L.K., Francis, D.S., Tocher, D.R., Castro, L.F.C., Monroig O.]
通讯作者:
Monroig O.
Elucidating the biosynthesis of long-chain polyunsaturated fatty acid in a freshwater fish species, Clarias gariepinus.
阐明淡水鱼 Clarias gariepinus 中长链多不饱和脂肪酸的生物合成。
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Oboh, A., Betancor, M.B., Kabeya, N., Navarro, J.C., Tocher, D.R., Monroig, O.]
通讯作者:
O.
DOI:
10.1016/j.aquaculture.2016.05.011
发表时间:
2017-09
期刊:
Aquaculture
影响因子:
4.5
作者:
[H. Yoshikawa;Y. Takeuchi;Yasuko Ino;Junjie Wang;G. Iwata;N. Kabeya;R. Yazawa;G. Yoshizaki]
通讯作者:
H. Yoshikawa;Y. Takeuchi;Yasuko Ino;Junjie Wang;G. Iwata;N. Kabeya;R. Yazawa;G. Yoshizaki
共 34 条
海産カイアシ類の生態系へのEPA・DHA供給力の解明
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批准号:23K23698
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2024
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负责人:壁谷 尚樹
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依托单位:
Elucidation of polyunsaturated fatty acid biosynthetic capacity in copepods by using stable isotope techniques
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批准号:20KK0348
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$8.32万
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财政年份:2022
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负责人:壁谷 尚樹
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依托单位:
Elucidation of EPA and DHA biosynthetic capacity of marine copepods in the ecosystem
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批准号:22H02433
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2022
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负责人:壁谷 尚樹
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依托单位:
高度不飽和脂肪酸代謝酵素のアミノ酸配列置換による海産魚EPA・DHA合成能の改変
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批准号:15H06220
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$0.92万
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财政年份:2015
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负责人:壁谷 尚樹
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依托单位:
植物油を用いて養殖可能な脂肪酸代謝酵素遺伝子導入海産魚系統の作出
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批准号:11J10796
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2011
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负责人:壁谷 尚樹
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依托单位:
海外基金