日唐交流における「六朝詩体」
日唐交流における「六朝詩体」
批准号:
22KF0100
负责人:
齋藤 希史
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
初唐に成立した近体詩には、平声押韻のものがほとんどであるが、盛唐以降、声律を用いる仄韻詩も多く見られ、先行研究では「仄韻律詩」と見なされる。ただし、「仄韻律詩」の標準型に対する認識が異なっている。「仄韻律詩」は律句の平仄配置と反法・粘法を遵守するほか、上句の末字は平声と仄声を交互に排列すべきである(=平仄型)という説があり、また「仄韻律詩」は平韻律詩の上・下句を互いに交換する型であり、すなわち上句の末字が全て平声である(=全平型)という説、さらに盛唐から中・晩唐にかけて、前者が後者へと変遷した説もある。以上の諸説を検証するために、まず「仄韻律詩」が作られる場に注意したい。例えば科挙の応試詩、探韻の応製詩、輓歌の連作などでは、同題の作に平韻詩と仄韻詩が共にある場合、平韻詩が全て律詩であれば、仄韻詩も「仄韻律詩」だと考えられる。しかし、このような「仄韻律詩」になるはずの作品は、声律が整っておらず、前述した二種の標準型に合わない場合が多い。考察の範囲を広げ、初唐から晩唐にかけての二千首余りの仄韻詩を調査した結果、声律を意識する作品は多くあるものの、二種の仄律標準型に合うのは稀にしか存在しておらず、とりわけ仄律標準型の全平型に合致するものは皆無に近い。したがって、前述の諸説はいずれも正確とは言えない。「仄韻律詩」はおそらく平韻律詩と対等の概念ではなく、むしろ律詩成立以前の斉梁詩に近いだろう。例えば唐人の仄韻詩では、しばしば律句の平仄配置や反法・粘法に違反する一方、40%以上の上句末字は平声と仄声が交互に排列している。この特徴は斉梁詩に遡ることができる。唐人は律詩を完成させた後でも、なお「斉梁体」を模擬し、斉梁詩の声律を継承・発展していく。このような斉梁詩模擬の動向に、「仄韻律詩」を位置付けるべきではなかろうか。
英文摘要
初唐に成立した近体詩には、平声押韻のものがほとんどであるが、盛唐以降、声律を用いる仄韻詩も多く見られ、先行研究では「仄韻律詩」と見なされる。ただし、「仄韻律詩」の標準型に対する認識が異なっている。「仄韻律詩」は律句の平仄配置と反法・粘法を遵守するほか、上句の末字は平声と仄声を交互に排列すべきである(=平仄型)という説があり、また「仄韻律詩」は平韻律詩の上・下句を互いに交換する型であり、すなわち上句の末字が全て平声である(=全平型)という説、さらに盛唐から中・晩唐にかけて、前者が後者へと変遷した説もある。以上の諸説を検証するために、まず「仄韻律詩」が作られる場に注意したい。例えば科挙の応試詩、探韻の応製詩、輓歌の連作などでは、同題の作に平韻詩と仄韻詩が共にある場合、平韻詩が全て律詩であれば、仄韻詩も「仄韻律詩」だと考えられる。しかし、このような「仄韻律詩」になるはずの作品は、声律が整っておらず、前述した二種の標準型に合わない場合が多い。考察の範囲を広げ、初唐から晩唐にかけての二千首余りの仄韻詩を調査した結果、声律を意識する作品は多くあるものの、二種の仄律標準型に合うのは稀にしか存在しておらず、とりわけ仄律標準型の全平型に合致するものは皆無に近い。したがって、前述の諸説はいずれも正確とは言えない。「仄韻律詩」はおそらく平韻律詩と対等の概念ではなく、むしろ律詩成立以前の斉梁詩に近いだろう。例えば唐人の仄韻詩では、しばしば律句の平仄配置や反法・粘法に違反する一方、40%以上の上句末字は平声と仄声が交互に排列している。この特徴は斉梁詩に遡ることができる。唐人は律詩を完成させた後でも、なお「斉梁体」を模擬し、斉梁詩の声律を継承・発展していく。このような斉梁詩模擬の動向に、「仄韻律詩」を位置付けるべきではなかろうか。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
思考のための注釈:東アジア古典学の創新に向けて
-
批准号:24K00055
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.73万
-
财政年份:2024
-
负责人:齋藤 希史
-
依托单位:
日唐交流における「六朝詩体」
-
批准号:22F22005
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2022
-
负责人:齋藤 希史
-
依托单位:
Evolution for the Next Generation of East Asian Classical Studies through International Collaboration
-
批准号:19H00528
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$28.95万
-
财政年份:2019
-
负责人:齋藤 希史
-
依托单位:
翻訳と東アジア――近代日本におけるPhilosophyの翻訳と植民地朝鮮への伝播
-
批准号:17F17302
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2017
-
负责人:齋藤 希史
-
依托单位:
「重訳」と東アジアの「近代」:1890-1910における日中翻訳空間
-
批准号:10F00307
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2010
-
负责人:齋藤 希史
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
唐代敦煌建筑图像的图绘规律、样式谱系与读图方法研究
-
批准号:--
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:唐聪
-
依托单位:
基于物候学视角的古代园林气候适应性研究——以唐代长安园林为例
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:54万元
-
批准年份:2022
-
负责人:赵彩君
-
依托单位:
基于遗址考古发现深度解析的唐大明宫寝苑区布局及选景复原
-
批准号:52008334
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:24.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:张冬冬
-
依托单位:
唐代殿堂型古建筑木结构铺作层及木构架受力性能研究
-
批准号:51978038
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:60.0万元
-
批准年份:2019
-
负责人:王娟
-
依托单位:
景德镇瓷业技术的起源和初步发展规律研究
-
批准号:51762027
-
项目类别:地区科学基金项目
-
资助金额:38.0万元
-
批准年份:2017
-
负责人:张茂林
-
依托单位:
唐代丝绸文物装饰“捻金(银)线”工艺与劣化机理研究
-
批准号:51674206
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:60.0万元
-
批准年份:2016
-
负责人:杨军昌
-
依托单位:
唐代两京地区唐三彩的蓝彩来源研究
-
批准号:51302217
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:25.0万元
-
批准年份:2013
-
负责人:温睿
-
依托单位:
唐末成都古城形态及其后世演变过程复原——兼探古城形变机制在当代旧城更新中的作用
-
批准号:51108380
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:25.0万元
-
批准年份:2011
-
负责人:张蓉
-
依托单位: