「復帰」をめぐる沖縄の抵抗言説を読みなおす：思想、文学、アクティヴィズムを事例に

重读冲绳围绕“回归”的抵抗话语：意识形态、文学和行动主义的例子

• 批准号: 13J05459
• 负责人: 松田 潤
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2016-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J05459/
• 关键词: 清田政信; シュルレアリスム; 非在; 個人性; 反復帰・反国家論; 全軍労闘争; 阿嘉誠一郎; 人種主義; 新川明; 国場幸太郎; 中屋幸吉; 琉大マルクス主義研究会; 琉球大学学生新聞部; インターナショナリズム; 復帰運動

平成27年度は、とくに詩人清田政信についての調査・分析を進め、日本近代文学会において報告した。その成果をもとに調査・分析を進展させ論文を執筆し、『日本近代文学』に投稿した。報告では、1960年代～70年代前半の清田政信の評論と詩を取り上げ、清田が「個人性」というタームを用いて理論化しようとした主体のあり方について、詩作品の「非人称性」に着目し考察した。この発表を踏まえ執筆した論文では、清田が理論化した「個人性」という概念を、非人称化という観点からではなく、清田がたびたび使用していた「非在」という語との関連から捉え直した。清田の詩的言語は、「存在」とは異なる「非在」というイメージの表出こそを目指すものであった。それはシュルレアリスムの批判的継承を経て、イメージの飛散しつくしたところに「非在のリアリティー」を開示させる詩的実践であった。またこの「非在」を生きることで詩人は失語に陥るが、三年の詩の絶筆を経て日本語と沖縄方言の相互規定的な結びつきを行為遂行的な「言葉になる」という運動によって転覆させていく詩作を生み出していく過程にも着目した。さらにこの詩の絶筆期のエッセイにおいて初めて用いられていた「個人性」という非主体的な主体のあり方を、本論文では戦死者たちとの不可能な連帯の場であったと考察した。沖縄でも日本でもなく「不可視のコンミューン」の実現を目指した清田政信の詩的言語の意義を分析したこの成果は、「復帰」を前後して現れた文学活動における「土着」や「沖縄的なもの」への傾倒、すなわち小説における沖縄方言の復活や、あるいは思想の領域において沖縄の「異族」＝異質性という「差意識」を梃に国家としての日本に軛を撃つとした反復帰・反国家論の展開をも批判的に照射し直すものである点で、重要であると言える。

In the 27th year of the Heisei era, とくに and とくに poet Masanobu Kiyida に て て investigation and analysis を in め and the report of the Modern Literature Society of Japan にお て て た た. Youdaoplaceholder0 そ achievements を とに とに とに investigation and analysis を progress させ paper を writing を, submission to "Modern Japanese Literature" に た. Report で は, the first half of the 1960 s ~ 70 s の qing Tian Zheng letter の comments と poems take り げ, qing tian が を "personal" と い う タ ー ム を with い て theoretical し よ う と し た subject の あ り party に つ い て, ShiZuoPin の "non said" に mesh し investigation し た. Tread こ の 発 table を ま え penned し た paper で は, kyota が theoretical し た と "personal" い う concept を, than say と い う 観 point か ら で は な く, kyota が た び た び use し て い た と "in" い う language と の masato even か ら catch え straight し た. Qing tian の は of poem words "existence" と は different な る と "in" い う イ メ ー ジ の table out こ そ を refers す も の で あ っ た. そ れ は シ ュ ル レ ア リ ス ム の critical 継 bearing を 経 て, イ メ ー ジ の flying し つ く し た と こ ろ に "in の リ ア リ テ ィ ー" を open さ せ る poem be practice で あ っ た. ま た こ の born "in" を き る こ と で poet は aphasia に 陥 る の が, three years in his poem の を 経 て in Japanese language と blunt 縄 dialect の mutual regulation of な knot び つ き を behavior carries out な "leaf に な る" と い う movement に よ っ て planning covering さ せ て い く poems を raw み out し て い く process に も with mesh し た. さ ら に こ の stage in his poem の の エ ッ セ イ に お い て early め て in い ら れ て い た と "personal" い う non な of subject の あ り を, this thesis で は 戦 dead た ち と の impossible な even 帯 の field で あ っ た と investigation し た. Blunt 縄 で も Japan で も な く "invisible の コ ン ミ ュ ー ン" の be presently を refers し た qing Tian Zheng letter の の poem words meaning を analysis し た こ の results は, before and after "complex 帰" を し て now れ た literary activities に お け る "soil" や "blunt 縄 な も の" へ の dumping, す な わ ち novel に お け る blunt 縄 dialect の や, resurrection あ る い に の は thought field お い て blunt 縄 の "alien" = heterogeneity と い う "poor consciousness" を Ting に countries と し て の Japan に yoke を shock つ と し た 帰 repeatedly, against the state theory of の expand を も critical に irradiation し straight す も の で あ る で, important で あ る と said え る.

项目成果

「永続する死/詩 : 1950年代末―60年代の琉大学生運動と中屋幸吉」

“永久的死亡/诗歌：20世纪50年代末和1960年代的琉球大学运动和中谷浩吉”

• 发表时间: 2013
• 作者: 松田潤;森啓輔;徳田匡;松田潤
• 通讯作者: 松田潤

非人間的なものたちの生命線

非人事物的生命线

• 发表时间: 2015
• 期刊: 言語社会
• 作者: 松田潤

マイナー文学としての反復帰・反国家論

反复辟/反民族理论作为次要文献

• 发表时间: 2016
• 作者: 松田潤;松田潤;松田潤;松田潤
• 通讯作者: 松田潤

非人称化する個人性――清田政信の詩的言語について

个性的去人格化：论清田正信的诗意语言

• 发表时间: 2015
• 作者: 松田潤;松田潤;松田潤;松田潤;松田潤
• 通讯作者: 松田潤

人びとが合意形成を重ね「民衆化」していくプロセスを描く : (書評)森宣雄・鳥山淳編『「島ぐるみ」闘争はどう準備されたか沖縄が目指す〈あま世〉への道』

描述了人们形成共识并成为“人民”的过程：（书评）Nobuo Mori和Jun Toriyama（编）“冲绳的‘全岛’斗争是如何准备的？” 《阿玛世界》

• 发表时间: 2014
• 期刊: インパクション
• 作者: 松田潤;松田潤;松田潤
• 通讯作者: 松田潤