黄体の機能制御に重要な糖鎖の探索~alpha2,6シアル酸修飾に注目して
黄体の機能制御に重要な糖鎖の探索~alpha2,6シアル酸修飾に注目して
批准号:
21K06727
负责人:
小林 純子
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
黄体は妊娠の成立と維持に必須なプロゲステロンを産生する内分泌組織で、排卵後の卵胞壁細胞より形成される。妊娠が成立しない場合、ヒトでは、黄体は1週間ほど機能したのち、自発的に退行する。一方、妊娠が成立すると、胎盤より産生されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の作用により、黄体は退行を免れ、妊娠黄体となって妊娠初期の数か月間機能を維持する。マウスやウシなどの動物では、子宮由来の因子が黄体の退行を誘導するが、ヒトでは子宮由来の因子は卵巣周期に影響を与えない。ヒトでは、黄体内で産生される因子が自発的な黄体退行を誘導すると考えられるがそのメカニズムは不明な点が多く残されている。我々は、ヒトやウシの黄体では、beta-galactosideを認識するガレクチンのうち、galectin-1が機能黄体に、galectin-3が退行黄体に発現しており、ガレクチンと糖鎖との相互作用が黄体の機能制御に重要な役割を果たすことを報告してきた。ガレクチンと糖鎖との結合を阻害するalpha2,6シアル酸修飾は退行黄体で増加することから、ヒト黄体の機能制御に重要な役割を果たすと考えられるが、alpha2,6シアル酸修飾された糖鎖をもつタンパク質やその機能の詳細は明らかでない。本研究では、ヒト、ウシ、マウスの黄体細胞において、退行時にalpha2,6シアル酸修飾された糖鎖をもつタンパク質やその機能を明らかにするとともに、質量分析イメージング装置を用いた切片上で糖鎖を検出できる技術の確立を目指し、黄体の機能制御に重要な糖鎖を探索することを目的とする。今年度は、マウス黄体組織を用いた糖転移酵素の発現解析および糖鎖構造解析と株化培養細胞を用いた黄体細胞モデルの作製を実施した。
英文摘要
黄体は妊娠の成立と維持に必須なプロゲステロンを産生する内分泌組織で、排卵後の卵胞壁細胞より形成される。妊娠が成立しない場合、ヒトでは、黄体は1週間ほど機能したのち、自発的に退行する。一方、妊娠が成立すると、胎盤より産生されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の作用により、黄体は退行を免れ、妊娠黄体となって妊娠初期の数か月間機能を維持する。マウスやウシなどの動物では、子宮由来の因子が黄体の退行を誘導するが、ヒトでは子宮由来の因子は卵巣周期に影響を与えない。ヒトでは、黄体内で産生される因子が自発的な黄体退行を誘導すると考えられるがそのメカニズムは不明な点が多く残されている。我々は、ヒトやウシの黄体では、beta-galactosideを認識するガレクチンのうち、galectin-1が機能黄体に、galectin-3が退行黄体に発現しており、ガレクチンと糖鎖との相互作用が黄体の機能制御に重要な役割を果たすことを報告してきた。ガレクチンと糖鎖との結合を阻害するalpha2,6シアル酸修飾は退行黄体で増加することから、ヒト黄体の機能制御に重要な役割を果たすと考えられるが、alpha2,6シアル酸修飾された糖鎖をもつタンパク質やその機能の詳細は明らかでない。本研究では、ヒト、ウシ、マウスの黄体細胞において、退行時にalpha2,6シアル酸修飾された糖鎖をもつタンパク質やその機能を明らかにするとともに、質量分析イメージング装置を用いた切片上で糖鎖を検出できる技術の確立を目指し、黄体の機能制御に重要な糖鎖を探索することを目的とする。今年度は、マウス黄体組織を用いた糖転移酵素の発現解析および糖鎖構造解析と株化培養細胞を用いた黄体細胞モデルの作製を実施した。
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標準組織学 総論 第6版
标准组织学一般理论第6版
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤田 尚男, 藤田 恒夫, 岩永 敏彦, 岩永 ひろみ, 小林 純子]
通讯作者:
小林 純子
DOI:
10.1084/jem.20212019
发表时间:
2022-06-06
期刊:
The Journal of experimental medicine
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DHB Matrix with Additives for Direct MALDI Mass Spectrometry of Carbohydrates and Glycoconjugates
用于碳水化合物和糖复合物直接 MALDI 质谱分析的含有添加剂的 DHB 基质
DOI:
10.4052/tigg.2214.1e
发表时间:
2023
期刊:
Trends in Glycoscience and Glycotechnology
影响因子:
0.3
作者:
[登坂一樹, 川北亜実莉, 伊藤由佳子, 河渕真治, 栄田敏之, Hinou Hiroshi]
通讯作者:
Hinou Hiroshi
MALDI Glycotyping of Glycoproteins, Biofluids, and Bacterial O-antigens
糖蛋白、生物液和细菌 O 抗原的 MALDI 糖分型
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroshi Hinou]
通讯作者:
Hiroshi Hinou
Glycotyping: Old and New Concept of Glycoscience
糖分型:糖科学的新旧概念
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sato N, Kwankaew N, Okuda H, Ogawa-Ochiai K, Ishikawa T, Hori K, Zuka M, Ozaki N, Hiroshi Hinou]
通讯作者:
Hiroshi Hinou
共 20 条
フランスにおける芸術文化教育プログラムの社会化機能と「文化の民主化」に関する研究
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批准号:21K02305
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:小林 純子
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依托单位:
ファロー四徴症における右室流出路狭窄の病態発生機序の解明と予後予測マーカーの開発
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批准号:21K16497
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2021
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负责人:小林 純子
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依托单位:
フランスにおける子どもの教育的余暇と芸術文化実践の社会格差に関する研究
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批准号:17K18221
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2017
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负责人:小林 純子
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依托单位:
細胞の生存シグナルにおけるガレクチンの役割~インテグリンの糖鎖修飾に注目して
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批准号:23790217
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2011
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负责人:小林 純子
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依托单位:
フランスにおける父母の中学校選択行為の社会学的研究-社会的再生産と個人的選択-
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批准号:08J00475
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.51万
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财政年份:2008
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负责人:小林 純子
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依托单位:
海外基金