GPIアンカー側鎖の生理機能と疾患との関連の解明
GPIアンカー側鎖の生理機能と疾患との関連の解明
批准号:
20K15746
负责人:
平田 哲也
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2022-03-31
中文摘要
グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカーは真核生物に広く保存された、糖脂質によるタンパク質の翻訳後修飾である。哺乳動物細胞では約150種類ものタンパク質がGPIによる修飾を受け、それらGPIアンカー型タンパク質は様々な生理機能を発揮する。GPIは種間で共通のコア構造と、種間で異なる糖鎖からなる側鎖構造を有し、哺乳動物のGPI側鎖は、N-アセチルガラクトサミン(GalNAc)-ガラクトース(Gal)-シアル酸(Sia)の三糖から構成される。しかし、その生理機能は不明である。本研究では、申請者が初めて同定した、GPIにGalNAcを転移する酵素であるPGAP4をノックアウト(KO)したマウスを用いて、哺乳動物におけるGPI側鎖の生理機能を解明することを目的とした。最終年度は、PGAP4-KOマウスの生理機能の解析に加え、疾患との関わりについて解析した。まず生理機能については、PGAP4-KOマウスで記憶力の低下など脳機能の低下が認められることから、神経細胞やグリア細胞に変化が見られるかを調べた。その結果、神経細胞マーカー、グリア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア)マーカータンパク質の発現は、PGAP4-KOマウスと野生型マウスの間で大きな変化は見られなかった。次に、疾患との関わりについては、プリオン病の発病までの期間について検討した。PGAP4-KOマウスの病原性Prion株に対する感受性を評価したところ、KOマウスは野生型マウスと比べて早期に構造異常化Prionの蓄積が見られ、早期に死亡することが明らかとなった。このことから、GPI側鎖は生理的に必要であるだけでなく、プリオン病発症の抑制にも重要であることが明らかとなった。この成果に関する論文が現在、Journal of Biological Chemistry誌にて印刷中である。
英文摘要
グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカーは真核生物に広く保存された、糖脂質によるタンパク質の翻訳後修飾である。哺乳動物細胞では約150種類ものタンパク質がGPIによる修飾を受け、それらGPIアンカー型タンパク質は様々な生理機能を発揮する。GPIは種間で共通のコア構造と、種間で異なる糖鎖からなる側鎖構造を有し、哺乳動物のGPI側鎖は、N-アセチルガラクトサミン(GalNAc)-ガラクトース(Gal)-シアル酸(Sia)の三糖から構成される。しかし、その生理機能は不明である。本研究では、申請者が初めて同定した、GPIにGalNAcを転移する酵素であるPGAP4をノックアウト(KO)したマウスを用いて、哺乳動物におけるGPI側鎖の生理機能を解明することを目的とした。最終年度は、PGAP4-KOマウスの生理機能の解析に加え、疾患との関わりについて解析した。まず生理機能については、PGAP4-KOマウスで記憶力の低下など脳機能の低下が認められることから、神経細胞やグリア細胞に変化が見られるかを調べた。その結果、神経細胞マーカー、グリア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア)マーカータンパク質の発現は、PGAP4-KOマウスと野生型マウスの間で大きな変化は見られなかった。次に、疾患との関わりについては、プリオン病の発病までの期間について検討した。PGAP4-KOマウスの病原性Prion株に対する感受性を評価したところ、KOマウスは野生型マウスと比べて早期に構造異常化Prionの蓄積が見られ、早期に死亡することが明らかとなった。このことから、GPI側鎖は生理的に必要であるだけでなく、プリオン病発症の抑制にも重要であることが明らかとなった。この成果に関する論文が現在、Journal of Biological Chemistry誌にて印刷中である。
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GPIアンカーのGalNAc側鎖の生理的、病理的な役割
GPI 锚的 GalNAc 侧链的生理和病理作用
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[錦野達郎, 竹川宜宏, 岸川淳一, 廣瀬未果, 小嶋誠司, 本間道夫, 加藤貴之, 今田勝巳, 平田哲也]
通讯作者:
平田哲也
Jiangnan University(中国)
江南大学(中国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Biology of Glycosylphosphatidylinositol (GPI)-anchor Side Chains and Free GPI
糖基磷脂酰肌醇 (GPI) 锚定侧链和游离 GPI 的生物学
DOI:
10.4052/tigg.2041.1e
发表时间:
2021
期刊:
Trends in Glycoscience and Glycotechnology
影响因子:
0.3
作者:
[Nur Alia Oktaviani, Akimasa Matsugami, Fumiaki Hayashi and Keiji Numata, ZHANG Zhikuan, Tetsuya Hirata]
通讯作者:
Tetsuya Hirata
DOI:
10.1016/j.jbc.2022.101720
发表时间:
2022-03
期刊:
The Journal of biological chemistry
影响因子:
--
作者:
[Hirata T, Kobayashi A, Furuse T, Yamada I, Tamura M, Tomita H, Tokoro Y, Ninomiya A, Fujihara Y, Ikawa M, Maeda Y, Murakami Y, Kizuka Y, Kinoshita T]
通讯作者:
Kinoshita T
Human SND2 mediates ER targeting of GPI-anchored proteins with low hydrophobic GPI attachment signals
人 SND2 通过低疏水性 GPI 附着信号介导 ER 靶向 GPI 锚定蛋白
DOI:
10.1002/1873-3468.14083
发表时间:
2021
期刊:
FEBS LETTERS
影响因子:
3.5
作者:
[Yang J, Hirata T, Liu Y. S, Guo X. Y, Gao X. D, Kinoshita T, Fujita M]
通讯作者:
Fujita M
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批准号:22KJ2437
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.02万
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财政年份:2023
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
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批准号:20K09593
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
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批准号:18K14707
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2018
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
GPI側鎖の生合成機構及びその生理的意義の解明
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批准号:16H06939
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.91万
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财政年份:2016
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
GPIアンカー型蛋白質の輸送機構の解明
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批准号:14J07702
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2014
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
子宮内膜症の発症、進展および癌化におけるIL-23/IL-17カスケードの意義
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批准号:20791137
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.25万
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财政年份:2008
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
子宮内膜症、子宮内膜癌の発症・進展におけるTLR-MyD88経路についての研究
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批准号:18890060
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2006
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负责人:平田 哲也
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依托单位:
海外基金