新しいアッセイ系による補体制御異常疾患の病態解明
新しいアッセイ系による補体制御異常疾患の病態解明
批准号:
20K17289
负责人:
日高 義彦
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、補体活性化アッセイ系の確立を目標として2020年度に実験を開始した。急性相タンパク質として知られるペントラキシンファミリー(CRP、SAP、PTX3) を介した補体反応に着目した実験系である。CRPやPTX3と補体系の相互作用を利用して補体古典経路から第二経路を経た終末経路の活性化を誘導し、第二経路の 活性化産物Ba、終末経路の活性化産物sC5b-9、CFHなどによる補体制御の産物iC3bを、それぞれELISA法にて測定することを目標に、2020年度は比較対象データとして、健常者の血清・血漿検体を対象とし、Ba、sC5b-9の測定を行った。2021年度は前年度のデータ解析を継続して行い、データ収集に努めた。一部手技の見直しや改善点などの検討を行い、時間を要した。また、解析項目として新た にiC3bを追加し、複数検体を用いて測定した。当初再現性に課題があったが、手技の変更などにより改善が得られたため、継続して測定を行った。補体関連因子は検体の保存状況によりその解析結果が左右される特徴を有する。この点を確認すべく、Ba、iC5b-9、iC3bについて、同一検体で保存状況を異にした条件での解析を行った。Baは保存状況に特に影響を受けやすいことが示唆されたため、この点の追加解析が本年度での検討課題のひとつであったが、研究代表者の施設異動により、本年度に施行することが困難となり、次年度への研究期間延長を申請し、承認された。また、本年度に予定していた固相化CRPなどによる補体活性化を誘導する無細胞実験系の確立も次年度に施行予定となった。
英文摘要
本研究は、補体活性化アッセイ系の確立を目標として2020年度に実験を開始した。急性相タンパク質として知られるペントラキシンファミリー(CRP、SAP、PTX3) を介した補体反応に着目した実験系である。CRPやPTX3と補体系の相互作用を利用して補体古典経路から第二経路を経た終末経路の活性化を誘導し、第二経路の 活性化産物Ba、終末経路の活性化産物sC5b-9、CFHなどによる補体制御の産物iC3bを、それぞれELISA法にて測定することを目標に、2020年度は比較対象データとして、健常者の血清・血漿検体を対象とし、Ba、sC5b-9の測定を行った。2021年度は前年度のデータ解析を継続して行い、データ収集に努めた。一部手技の見直しや改善点などの検討を行い、時間を要した。また、解析項目として新た にiC3bを追加し、複数検体を用いて測定した。当初再現性に課題があったが、手技の変更などにより改善が得られたため、継続して測定を行った。補体関連因子は検体の保存状況によりその解析結果が左右される特徴を有する。この点を確認すべく、Ba、iC5b-9、iC3bについて、同一検体で保存状況を異にした条件での解析を行った。Baは保存状況に特に影響を受けやすいことが示唆されたため、この点の追加解析が本年度での検討課題のひとつであったが、研究代表者の施設異動により、本年度に施行することが困難となり、次年度への研究期間延長を申請し、承認された。また、本年度に予定していた固相化CRPなどによる補体活性化を誘導する無細胞実験系の確立も次年度に施行予定となった。
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