脳腸軸を介し脳を活性化するポリフェノールの探索

寻找通过脑肠轴激活大脑的多酚

基本信息

批准号：
19K22798
负责人：
小林彰子
金额：
$ 4.16万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-06-28 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

マウスにロスマリン酸（RA）を経口投与し、投与後12時間まで経時的に血漿および各臓器を採取した。採取した血漿および各臓器に含まれるRAおよびその代謝物であるカフェ酸（CAA）、フェルラ酸（FA）、クマル酸、ヒドロ-m-クマリン酸、ロスマリン酸メチル（RM）をLC-MS/MSを用いて測定した。血漿および臓器抽出液は、脱抱合化酵素（グルクロニダーゼおよびスルファターゼを含む）による脱抱合処理し測定することで、抱合体とアグリコンの総濃度を測定した。また脱抱合処理を行っていないサンプルを測定し、アグリコン濃度とした。血漿および各臓器のホモジナイズ溶液から得られた上清と脱抱合化酵素溶液を混合し、37℃で45分間振盪しながらインキュベートした。その後0.83 M酢酸メタノールを加え、12, 000 ×g、4℃で10分間遠心分離した。得られた上清をMillex-LHフィルターにて濾過し、5 μLを測定に供した。LC-MS/MS は Silex社製の 3200Q TRAPを使用した。本研究で使用したLC-MS/MSにおける、RAおよび代謝物の検出限界濃度の範囲は、10^-5 ～10^-2 μMであった。血漿中ではRA、CAA、FAのみが検出され、RA濃度が最も高かった。脳ではRAが検出されなかった一方、代謝物が検出された。肝臓ではRA、CAA、FA、およびRMが検出され、RMが最も高濃度で検出された。以上の結果から、RAは経口摂取後、速やかに代謝を受け、存在する化合物は臓器ごとに異なることが明らかとなった。

用马罗酸（RA）口服小鼠，并在给药后12小时收集血浆和每个器官。使用LC-MS/MS测量了收集的血浆中包含的RA及其代谢产物。将血浆和器官提取物与解切酶（包括葡萄糖醛酸酶和硫酸酶）进行反缀合和测量，并测量共轭和粘液酮的总浓度。此外，测量未进行反缀合的样品以确定糖苷酮的浓度。将从血浆获得的上清液与每个器官的均质化溶液与解偶联的酶溶液混合，并在37°C下孵育45分钟。之后，加入0.83 M乙酸甲醇，并将混合物在4°C下以12,000 xg离心10分钟。通过Millex-LH过滤器过滤所得的上清液，并使用5μL进行测量。使用Silex的3200Q陷阱制成LC-MS/MS。在本研究中使用的LC-MS/MS中RA和代谢产物的检测极限浓度范围为10^-5至10^-2μM。在血浆中仅检测到RA，RA浓度最高的RA，CAA和FA。虽然在大脑中检测到RA，但检测到代谢产物。在肝脏中检测到RA，CAA，FA和RM，并以最高浓度检测到RM。从上述结果可以表明，口服摄入后RA很快被代谢，并且存在的化合物因器官而异。

项目成果

期刊论文数量（3）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

シソ科植物に含まれるロスマリン酸とその代謝物のマウスにおける体内分布解析

唇形科植物迷迭香酸及其代谢物在小鼠体内的生物分布分析

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
小松澤里帆;平修;岡田憲典;阿部啓子;山田正仁;小林彰子.
通讯作者：
小林彰子.

ロスマリン酸に期待されるアルツハイマー病の予防効果

迷迭香酸对阿尔茨海默病的预期预防作用

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
バイオサイエンスとインダストリー
影响因子：
0
作者：
Jun Yasuda;Tatsunosuke Gomi;Ayaka Kotemori;Yuri Yokoyama;Takahiro Yoshizaki;Azumi Hida;Yuki Tada;Yoichi Katsumata;Yukari Kawano;小林彰子
通讯作者：
小林彰子

イメージング質量分析を用いたロスマリン酸の小腸における吸収と分布の可視化

使用成像质谱法可视化迷迭香酸在小肠中的吸收和分布