ソヴェト・ロシアの「東方」進出と「グレート・ゲーム」
ソヴェト・ロシアの「東方」進出と「グレート・ゲーム」
批准号:
19J21711
负责人:
李 優大
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
2021度前半は、2020年度にモスクワで行った史料調査で得られた史料を用いながら、帝政ロシアがカスピ海イラン岸に有した漁業利権をめぐるソ連・イラン間の問題を、その利権のソ連にとっての安全保障上の意味を強調しつつ研究した。その研究成果を国際学会(ICCEES第10回世界大会)で発表した。下記のモスクワでの追加的な史料調査を行う直前に、未公刊史料探索に従事するための予備作業の成果を『ロシア史研究会』において発表した。そこでは、1921年のソヴェトロシア・イラン友好条約の調印後に残した運用上の問題として、領事裁判権、国境画定、移民管理、水資源問題の例を挙げ、その時点で利用可能だった範囲でのロシア語・ペルシア語史料に基づいて1920年代の経過を跡づけた。2021年10月末から2022年1月下旬までモスクワに滞在し、主にロシア連邦外交文書館とロシア連邦経済文書館で史料調査を実施した。とりわけ前者では、今まで研究者に利用されてこなかった一級品とも言える外交関係史料が厖大に存在することを突き止めた。ただ、他の文書館と異なり写真撮影は厳しく禁じられているため、短期間の調査で得られたのは1918年~1926年の史料のみであり、更なる調査の必要性を痛感した。結果的に、今回の史料調査では当初の予想以上に多くの重要史料を入手することができ、当該調査は今後の自身の研究者人生にとって極めて大きな意味を有するものとなったと確信している。帰国後、当該史料調査で得た史料とペルシア語史料を利用し、1921年友好条約によりソヴェト政権がイランにおけるカピチュレーションを撤廃した後に両国間で発生した国際私法上の諸問題や、ソ連外交官のイランの法的環境に対する態度に注目して論文を執筆し、それを『ロシア史研究』に提出した。
英文摘要
2021度前半は、2020年度にモスクワで行った史料調査で得られた史料を用いながら、帝政ロシアがカスピ海イラン岸に有した漁業利権をめぐるソ連・イラン間の問題を、その利権のソ連にとっての安全保障上の意味を強調しつつ研究した。その研究成果を国際学会(ICCEES第10回世界大会)で発表した。下記のモスクワでの追加的な史料調査を行う直前に、未公刊史料探索に従事するための予備作業の成果を『ロシア史研究会』において発表した。そこでは、1921年のソヴェトロシア・イラン友好条約の調印後に残した運用上の問題として、領事裁判権、国境画定、移民管理、水資源問題の例を挙げ、その時点で利用可能だった範囲でのロシア語・ペルシア語史料に基づいて1920年代の経過を跡づけた。2021年10月末から2022年1月下旬までモスクワに滞在し、主にロシア連邦外交文書館とロシア連邦経済文書館で史料調査を実施した。とりわけ前者では、今まで研究者に利用されてこなかった一級品とも言える外交関係史料が厖大に存在することを突き止めた。ただ、他の文書館と異なり写真撮影は厳しく禁じられているため、短期間の調査で得られたのは1918年~1926年の史料のみであり、更なる調査の必要性を痛感した。結果的に、今回の史料調査では当初の予想以上に多くの重要史料を入手することができ、当該調査は今後の自身の研究者人生にとって極めて大きな意味を有するものとなったと確信している。帰国後、当該史料調査で得た史料とペルシア語史料を利用し、1921年友好条約によりソヴェト政権がイランにおけるカピチュレーションを撤廃した後に両国間で発生した国際私法上の諸問題や、ソ連外交官のイランの法的環境に対する態度に注目して論文を執筆し、それを『ロシア史研究』に提出した。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
「ソヴェト・ロシアの対イラン外交の始まり」
《苏俄与伊朗外交的开始》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
『国際政治』
影响因子:
--
作者:
[Shun-ichi ETO, Kazuma HIGASHISAKA, Aoi KOSHIDA, Kenta SATO, Mao OGURA, Hirofumi TSUJINO, Kazuya NAGANO, Yasuo TSUTSUMI, 西村幸浩, 西村幸浩, 西村幸浩, 李 優大]
通讯作者:
李 優大
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shun-ichi ETO, Kazuma HIGASHISAKA, Aoi KOSHIDA, Kenta SATO, Mao OGURA, Hirofumi TSUJINO, Kazuya NAGANO, Yasuo TSUTSUMI, 西村幸浩, 西村幸浩, 西村幸浩, 李 優大, Ri Yudai, 李 優大]
通讯作者:
李 優大
"The History of International Relations between Iran, Soviet Republics and the British Empire over the Gilan Republic (1920-1921)"
《伊朗、苏维埃共和国和大英帝国关于吉兰共和国的国际关系史(1920-1921)》
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shun-ichi ETO, Kazuma HIGASHISAKA, Aoi KOSHIDA, Kenta SATO, Mao OGURA, Hirofumi TSUJINO, Kazuya NAGANO, Yasuo TSUTSUMI, 西村幸浩, 西村幸浩, 西村幸浩, 李 優大, Ri Yudai, 李 優大, 李 優大, Yudai RI]
通讯作者:
Yudai RI
How the Bolshevik Regime in Its Initial Period Dealt with the Legacies of the Ancien Regime: Concessions in Persia
布尔什维克政权初期如何处理旧政权的遗产:在波斯的让步
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shun-ichi ETO, Kazuma HIGASHISAKA, Aoi KOSHIDA, Kenta SATO, Mao OGURA, Hirofumi TSUJINO, Kazuya NAGANO, Yasuo TSUTSUMI, 西村幸浩, 西村幸浩, 西村幸浩, 李 優大, Ri Yudai]
通讯作者:
Ri Yudai
「北部イランの石油利権をめぐる国際関係(1916~1926 年)」
“围绕伊朗北部石油利益的国际关系(1916-1926)”
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shun-ichi ETO, Kazuma HIGASHISAKA, Aoi KOSHIDA, Kenta SATO, Mao OGURA, Hirofumi TSUJINO, Kazuya NAGANO, Yasuo TSUTSUMI, 西村幸浩, 西村幸浩, 西村幸浩, 李 優大, Ri Yudai, 李 優大, 李 優大]
通讯作者:
李 優大
海外基金