全ゲノムシーケンス法による小腸腺癌遺伝子の網羅的解析と治療薬開発の基盤研究
全ゲノムシーケンス法による小腸腺癌遺伝子の網羅的解析と治療薬開発の基盤研究
批准号:
21K15952
负责人:
藤本 将太
金额:
$3.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
小腸腺癌の発癌に関わるがん抑制遺伝子の候補として、昨年度、全ゲノムシーケンス解析により抽出した遺伝子を小腸正常細胞でsiRNAによりノックダウンすることで細胞増殖能の増加がみられた遺伝子A, B, C, D, Eを抽出した。今年度は大腸内視鏡を施行した症例①、症例②、症例③の回腸末端小腸粘膜より樹立した小腸オルガノイド①, ②, ③に対して、shRNAシステムを用いて候補遺伝子A, B, C, D, Eをそれぞれノックダウンし、細胞増殖能の変化をCell titer Glo assayにより評価した。小腸オルガノイドに対して、それぞれの遺伝子につき、異なる2種類のshRNAを導入したところ、候補遺伝子A, B, C, D, Eのノックダウン効率は約60~80%であった。各遺伝子のshRNAを導入した小腸オルガノイドを96 well plateに播種し、day0, day3, day5, day7でそれぞれCell titer Glo試薬により細胞数を定量し、day0に対する細胞増殖率をそれぞれ算出した。これらをnegative control shRNAを導入した小腸オルガノイドの細胞増殖率と比較したところ、day7において、遺伝子Dは約1.5倍、遺伝子Eは約2.0倍と有意に細胞増殖率の上昇を示した (p<0.05)。一方、遺伝子A, B, Cにおいては、negative control と比較し、細胞増殖率の有意な上昇を示さなかった。したがって、遺伝子Dと遺伝子Eを小腸腺癌の発癌に関わるがん抑制遺伝子の候補として絞り込んだ。現在、これらの遺伝子を導入したオルガノイドをヌードマウスに移植し、腫瘍形成能を評価している。
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