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膵酵素阻害薬メシル酸ガベキサートによる血管障害の発現機序解明および予防策の確立

膵酵素阻害薬メシル酸ガベキサートによる血管障害の発現機序解明および予防策の確立
胰酶抑制剂甲磺酸加贝酯引起血管损伤的机制阐明及预防措施的建立
批准号:
19923040
负责人:
安藝 智子
金额:
$0.49万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --

项目摘要

项目成果

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【研究目的】メシル酸ガベキサートは、膵疾患や汎発性血管内血液凝固症(DIC)に対して広く用いられているトリプシン様セリン蛋白分解酵素阻害剤であるが、副作用として投与部位の血管痛や、刺入した血管に沿った静脈炎や潰瘍、壊死などの重篤な血管障害をきたすことがあり、臨床上大きな問題となっている。しかしながら、血管障害の発現機序ならびに予防策に関する基礎的研究はこれまで皆無であった。本研究では、メシル酸ガベキサートによる直接的な血管内皮細胞障害に着目し、発現機序に関する検討を行った。【研究方法】メシル酸ガベキサートを培養ブタ大動脈血管内皮細胞に曝露し、細胞生存率の変化をWST-8法により測定した。細胞死の評価はTUNEL染色法、DNA電気泳動法、トリパンブルー染色法ならびにPI(propidium iodine)染色法により行った。【研究成果】メシル酸ガベキサート(0.5mM-5mM)の曝露により、濃度および時間依存的に血管内皮細胞の障害が惹起された。一方、メシル酸ガベキサートの同種同効薬であるメシル酸ナファモスタットならびにメシル酸には細胞障害作用はなかった。メシル酸ガベキサートにより障害された細胞は、トリパンブルー染色およびPI染色に陽性であったが、TUNEL染色には陰性であり、DNA断片化は認められなかった。メシル酸ガベキサートによる細胞障害は、抗酸化剤であるα-tocopherol、ラジカル消去剤であるedarabon、mannitolおよびdimethylthioureaによって抑制されず、カルシウムキレーターであるEGTAおよびBAPTA-AM、一酸化窒素合成酵素阻害剤L-NAME、カスパーゼ阻害剤も保護作用を示さなかった。以上の結果から、メシル酸ガベキサートは血管内皮細胞に対して、曝露から数分後より細胞膜を直接的に障害し、ネクローシスを引き起こすことが明らかとなった。
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