高校生を対象とした援助行動を抑制する要因の援助要請行動モデルにおける影響の検討
高校生を対象とした援助行動を抑制する要因の援助要請行動モデルにおける影響の検討
批准号:
24906005
负责人:
大谷 哲弘
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
本研究では,高校生を対象に,悩みの経験から学校適応に至るモデルの中で,援助要請行動を抑制する要因(以下:援助要請抑制要因)が,どのように影響しているかを検討することを目的とした。援助要請行動を抑制する項目群は,援助要請行動抑制要因を測定する目的で作成された。大谷(平成23年度奨励研究課題番号23906005)が収集した項目や先行研究(e.g.永井・新井,2007;加茂田・秋光,2012)の項目を参考に,臨床心理学を専門とする大学教員1名,高校教員1名で高校生に適用できるよう検討し52項目を作成した。調査は,A県の高等学校計2校に在籍する高校1年生から高校3年生までの生徒227名を対象とした。悩んでいることについて先生に話をする場合,各項目内容に示す事柄について,どの程度思うかについて5件法で回答を求めた。援助要請行動を抑制する項目群の52項目の得点について,主因子法,プロマックス回転による因子分析を行った。最終的に32項目を削除し,5因子20項目(各因子4項目)が抽出された(回転〓の説明率は51.80%)。第1因子を「相手への配慮」因子,第2因子を「表現への不安」因子,第3因子を「理解への不信」因子,第4因子を「評価への懸念」因子,第5因子を「秘密保持への懸念」因子と命名した。信頼性係数(Cronbachのα係数)はそれぞれ.910,.913,.912,.865,.930であり,内的一貫性が確認されたため,各下位尺度の項目得点の合計をそれぞれの下位尺度の得点として使用した。次に,先行研究(本田・新井・石隈,2010)のモデルに,援助要請抑制要因を組み込んで,共分散構造分析によるモデルの検討を行った。モデルは,第1水準に「悩みの経験」を設定し,第2水準に先行研究の「援助要請行動スキル」に加えて本研究で作成した「相手への配慮」「表現への不安」「理解への不信」「評価への懸念」「秘密保持への懸念」を設定した。第3水準に「実行されたサポート」,第4水準に「ポジティブな評価」「ネガティブな評価」,第5水準に「学校生活享受感」を設定した。その結果,モデルの適合度は,x^2=44.05(p<.005),df=26,GFI=.968,AGFI=.918,CFI=.985,RMSEA=.055,AIC=124.05であった。先行研究のモデルの第2水準に,援助要請抑制要因を設定することで,先行研究と違うパスが見られた。このことから,生徒の援助要請行動を促進するための支援を考える場合,援助要請行動スキルのみを考慮するのではなく,援助要請抑制要因にも注目する必要性が示唆された。
英文摘要
本研究では,高校生を対象に,悩みの経験から学校適応に至るモデルの中で,援助要請行動を抑制する要因(以下:援助要請抑制要因)が,どのように影響しているかを検討することを目的とした。援助要請行動を抑制する項目群は,援助要請行動抑制要因を測定する目的で作成された。大谷(平成23年度奨励研究課題番号23906005)が収集した項目や先行研究(e.g.永井・新井,2007;加茂田・秋光,2012)の項目を参考に,臨床心理学を専門とする大学教員1名,高校教員1名で高校生に適用できるよう検討し52項目を作成した。調査は,A県の高等学校計2校に在籍する高校1年生から高校3年生までの生徒227名を対象とした。悩んでいることについて先生に話をする場合,各項目内容に示す事柄について,どの程度思うかについて5件法で回答を求めた。援助要請行動を抑制する項目群の52項目の得点について,主因子法,プロマックス回転による因子分析を行った。最終的に32項目を削除し,5因子20項目(各因子4項目)が抽出された(回転〓の説明率は51.80%)。第1因子を「相手への配慮」因子,第2因子を「表現への不安」因子,第3因子を「理解への不信」因子,第4因子を「評価への懸念」因子,第5因子を「秘密保持への懸念」因子と命名した。信頼性係数(Cronbachのα係数)はそれぞれ.910,.913,.912,.865,.930であり,内的一貫性が確認されたため,各下位尺度の項目得点の合計をそれぞれの下位尺度の得点として使用した。次に,先行研究(本田・新井・石隈,2010)のモデルに,援助要請抑制要因を組み込んで,共分散構造分析によるモデルの検討を行った。モデルは,第1水準に「悩みの経験」を設定し,第2水準に先行研究の「援助要請行動スキル」に加えて本研究で作成した「相手への配慮」「表現への不安」「理解への不信」「評価への懸念」「秘密保持への懸念」を設定した。第3水準に「実行されたサポート」,第4水準に「ポジティブな評価」「ネガティブな評価」,第5水準に「学校生活享受感」を設定した。その結果,モデルの適合度は,x^2=44.05(p<.005),df=26,GFI=.968,AGFI=.918,CFI=.985,RMSEA=.055,AIC=124.05であった。先行研究のモデルの第2水準に,援助要請抑制要因を設定することで,先行研究と違うパスが見られた。このことから,生徒の援助要請行動を促進するための支援を考える場合,援助要請行動スキルのみを考慮するのではなく,援助要請抑制要因にも注目する必要性が示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
教員養成課程における「非自殺性自傷行為」への介入技術教育に関する研究
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批准号:24K05922
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2024
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负责人:大谷 哲弘
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依托单位:
高校で行う早期離職予防のための「キャリア選択における納得感」支援プログラムの開発
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批准号:20K02837
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2020
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负责人:大谷 哲弘
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依托单位:
東日本大震災被災生徒の強いストレス反応と抑うつに及ぼす認知的要因に関する研究
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批准号:26906002
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2014
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负责人:大谷 哲弘
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依托单位:
高校生における援助要請行動を抑制する要因に関する質的研究
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批准号:23906005
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2011
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负责人:大谷 哲弘
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依托单位:
高等学校新入生への認知行動的グループアプローチによる介入効果に関する研究
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批准号:22906001
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.36万
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财政年份:2010
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负责人:大谷 哲弘
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依托单位:
海外基金