糖尿病に伴うNO合成酵素の機能異常とその組織障害への関与に関する研究
糖尿病に伴うNO合成酵素の機能異常とその組織障害への関与に関する研究
批准号:
09772060
负责人:
清水 俊一
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
血管内皮細胞より生成される一酸化窒素(NO)は、強い血管拡張作用及び血小板、白血球の活性化抑制作用を有しており、血管機能の調節に重要な役割を演じている。NOはアルギニンを基質としてNO合成酵素により産生されるが、NO合成酵素は補酵素であるテトラヒドロビオプテリン(BH4)濃度が低下するとNOの代わりに活性酸素を遊離することが脳由来のNO合成酵素で示された。本研究では、最初に血管内皮細胞のNO合成酵素もBH4濃度が低下すると活性酸素を遊離し、その活性酸素が細胞障害に関与するか否かについて検討し、更に糖尿病時にBH4が低下し組織障害に関与するという仮説を立て検討を進めた。その結果、血管内皮細胞のNO合成酵素もBH4が低下すると活性酸素を遊離することが認められた。また、活性酸素により誘導される血管内皮細胞障害にNO合成酵素より遊離する活性酸素が関与することを明らかにした。更にこの研究過程で、BH4はNO合成酵素の機能維持に関与するだけでなく、それ自身に活性酸素や過剰NOにより引き起こされる血管内皮細胞障害に対する保護効果を有していることを見出した。これらのことから、BH4は、NO合成酵素の機能維持に関与し、更に細胞障害抑制作用を有していることが明らかとなった。次に、糖尿病による組織障害にBH4の低下によるNO合成酵素の機能変化が関与するか否か検討するために、ストレプトゾトシン投与により作成したラット糖尿病モデルの組織中BH4含量を測定した。その結果、血管のBH4含量は測定できなかったが、小脳の含量が著しく低下していることを認めた。また、インスリンを血管内皮細胞に添加したところ著しいBH4含量の増加を認めた。これらのことから、インスリン依存性糖尿病においてBH4の組織内含量が低下し、糖尿病に伴う組織障害に関与する可能性が考えられた。糖尿病の組織障害におけるBH4の役割については今後更に詳細な検討が必要である。
英文摘要
血管内皮細胞より生成される一酸化窒素(NO)は、強い血管拡張作用及び血小板、白血球の活性化抑制作用を有しており、血管機能の調節に重要な役割を演じている。NOはアルギニンを基質としてNO合成酵素により産生されるが、NO合成酵素は補酵素であるテトラヒドロビオプテリン(BH4)濃度が低下するとNOの代わりに活性酸素を遊離することが脳由来のNO合成酵素で示された。本研究では、最初に血管内皮細胞のNO合成酵素もBH4濃度が低下すると活性酸素を遊離し、その活性酸素が細胞障害に関与するか否かについて検討し、更に糖尿病時にBH4が低下し組織障害に関与するという仮説を立て検討を進めた。その結果、血管内皮細胞のNO合成酵素もBH4が低下すると活性酸素を遊離することが認められた。また、活性酸素により誘導される血管内皮細胞障害にNO合成酵素より遊離する活性酸素が関与することを明らかにした。更にこの研究過程で、BH4はNO合成酵素の機能維持に関与するだけでなく、それ自身に活性酸素や過剰NOにより引き起こされる血管内皮細胞障害に対する保護効果を有していることを見出した。これらのことから、BH4は、NO合成酵素の機能維持に関与し、更に細胞障害抑制作用を有していることが明らかとなった。次に、糖尿病による組織障害にBH4の低下によるNO合成酵素の機能変化が関与するか否か検討するために、ストレプトゾトシン投与により作成したラット糖尿病モデルの組織中BH4含量を測定した。その結果、血管のBH4含量は測定できなかったが、小脳の含量が著しく低下していることを認めた。また、インスリンを血管内皮細胞に添加したところ著しいBH4含量の増加を認めた。これらのことから、インスリン依存性糖尿病においてBH4の組織内含量が低下し、糖尿病に伴う組織障害に関与する可能性が考えられた。糖尿病の組織障害におけるBH4の役割については今後更に詳細な検討が必要である。
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M.Ishii et al.: "Reduction by tetrahydrobiopterin of H2O2-induced endothelial cell injury" Pharmacol.Toxicol.(in press).
M.Ishii 等人:“四氢生物蝶呤减少 H2O2 诱导的内皮细胞损伤”Pharmacol.Toxicol.(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Shunichi Shimizu: "Changes in nitric oxide synthase activity during exposure to hydrogen peroxide in cultured endothelial cells." Research Communications in Molecular Pathology and Pharmacology. 97・3. 279-289 (1997)
Shunichi Shimizu:“培养的内皮细胞接触过氧化氢时一氧化氮合酶活性的变化。”分子病理学和药理学研究通讯 97・3(1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Shimizu et al.: "Stimulation of nitric oxide synthase during oxidative endothelial cell injury." Biochem.Pharmacol.55. 77-83 (1998)
S.Shimizu 等人:“氧化内皮细胞损伤过程中一氧化氮合酶的刺激。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
M.Ishii et al.: "Acceleration of oxidative stress-induced endothelial cell death by nitricoxide synthase dysfunction accompanied with decrease in tetrahydrobiopterin content" Life Sci.61. 739-747 (1997)
M.Ishii 等人:“一氧化氮合酶功能障碍导致氧化应激诱导的内皮细胞死亡加速,同时四氢生物蝶呤含量减少”Life Sci.61。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Shimizu,et al.: "Changes in nitric oxide synthase activity during expose to hydrogen peroxide in cultured endothelial cells" Res.Commun.Mol.Pathol.Pharmacol.97. 279-289 (1997)
S.Shimizu 等人:“培养的内皮细胞暴露于过氧化氢期间一氧化氮合酶活性的变化”Res.Commun.Mol.Pathol.Pharmacol.97。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 10 条
新規活性酸素感受性チャネルTRPM2の喘息への関与及び診断の指標としての可能性
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批准号:15659198
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2003
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负责人:清水 俊一
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依托单位:
NOによる血管新生の促進とその機構 〜転写因子ETS-1の関与〜
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批准号:12771467
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:清水 俊一
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依托单位:
血漿フィブロネクチンと好中球機能
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批准号:60770744
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1985
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负责人:清水 俊一
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依托单位:
海外基金