高血圧症における集合リンパ管収縮機構の破綻機序を解明する
高血圧症における集合リンパ管収縮機構の破綻機序を解明する
批准号:
22H02527
负责人:
向田 昌司
金额:
$11.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
本研究計画は、高血圧症の病態機序を明らかにするために、特に集合リンパ管の機能と血圧上昇との関連を検討することを目的としている。本研究実績の概要は、以下のとおりである。高血圧を呈する成熟自然発症高血圧ラットSHRのリンパ管において、いくつかの特定のアゴニストによる収縮反応を増強する。一方、血圧上昇の認められない若齢SHRにおいて、ウィスター京都ラットWKY(コントロール)と比較し、リンパ管の収縮増強作用は認められない。これは、血圧上昇がリンパ管収縮増強作用を引き起こす可能性を示唆する。さらに別の高血圧モデル(アンジオテンシンII誘導性)においても、リンパ管収縮増強を引き起こすという知見を得た。マイクロアレイを用いて高血圧病態における集合リンパ管の遺伝子変化を網羅的に検討した。その中で、Gタンパク質シグナルの調節因子の1つが顕著に発現量の変化を示し、薬理学的実験によりこの調節因子が収縮増強を引き起こすことを見出した。他方、アンジオテンシンII誘導性高血圧モデルを用いた検討において、リンパ管の収縮増強に加え、血管の収縮増強を確認した。興味深いことに、上記の調節因子の発現量は血管において変化は認められず、別の収縮調節因子(プロテインキナーゼC)に着目したところ、顕著な活性化が認められた。薬理・生化学的実験手法により、アンジオテンシンII長期曝露による血管収縮増強にプロテインキナーゼCが関与するという予備的知見を得た。上記の研究結果より、高血圧病態におけるリンパ管および血管機能障害は分子機序が異なる可能性を示した。
英文摘要
本研究計画は、高血圧症の病態機序を明らかにするために、特に集合リンパ管の機能と血圧上昇との関連を検討することを目的としている。本研究実績の概要は、以下のとおりである。高血圧を呈する成熟自然発症高血圧ラットSHRのリンパ管において、いくつかの特定のアゴニストによる収縮反応を増強する。一方、血圧上昇の認められない若齢SHRにおいて、ウィスター京都ラットWKY(コントロール)と比較し、リンパ管の収縮増強作用は認められない。これは、血圧上昇がリンパ管収縮増強作用を引き起こす可能性を示唆する。さらに別の高血圧モデル(アンジオテンシンII誘導性)においても、リンパ管収縮増強を引き起こすという知見を得た。マイクロアレイを用いて高血圧病態における集合リンパ管の遺伝子変化を網羅的に検討した。その中で、Gタンパク質シグナルの調節因子の1つが顕著に発現量の変化を示し、薬理学的実験によりこの調節因子が収縮増強を引き起こすことを見出した。他方、アンジオテンシンII誘導性高血圧モデルを用いた検討において、リンパ管の収縮増強に加え、血管の収縮増強を確認した。興味深いことに、上記の調節因子の発現量は血管において変化は認められず、別の収縮調節因子(プロテインキナーゼC)に着目したところ、顕著な活性化が認められた。薬理・生化学的実験手法により、アンジオテンシンII長期曝露による血管収縮増強にプロテインキナーゼCが関与するという予備的知見を得た。上記の研究結果より、高血圧病態におけるリンパ管および血管機能障害は分子機序が異なる可能性を示した。
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Gut microflora and metabolic syndrome: new insight into the pathogenesis of hypertension
肠道菌群与代谢综合征:高血压发病机制的新见解
DOI:
10.1254/fpj.22035
发表时间:
2022
期刊:
Folia Pharmacologica Japonica
影响因子:
--
作者:
[Mukohda Masashi, Mizuno Risuke, Ozaki Hiroshi]
通讯作者:
Ozaki Hiroshi
永西紗耶香 向田昌司 中村翔 松井利康 水野理介 尾崎博
永西沙耶香、向田正司、中村翔、松井利康、水野理介、尾崎浩
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fumihiko Hakuno, Mariko Isogai, Hiroki Nishi, Sara Fukushima, Eri Matsumoto, Takuhiro Kawakami, Takahito Nakura, Naoyuki Kataoka, Shin-Ichiro Takahashi., 血管平滑筋細胞においてアンジオテンシンⅡによる酸化ストレスはPKCβを介して誘導される]
通讯作者:
血管平滑筋細胞においてアンジオテンシンⅡによる酸化ストレスはPKCβを介して誘導される
乳酸菌及びその用途
乳酸菌及其用途
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Metabolic Syndrome and Dysbiosis: New Insight into the Pathogenesis of Hypertension
代谢综合征和生态失调:高血压发病机制的新见解
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masashi Mukohda, Risuke Mizuno, Hiroshi Ozaki]
通讯作者:
Hiroshi Ozaki
腸内環境は高血圧症の新たな治療標的になりうるのか?
肠道环境能否成为高血压新的治疗靶点?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroki Nishi, Sena Nakanishi, Daisuke Yamanaka, Fumihiko Hakuno, Shin-Ichiro Takahashi., 向田昌司 矢野嵩典 松井利康 中村翔 宮前二朗 関美宙 竹谷浩介 松田彬 水野理介 尾崎博]
通讯作者:
向田昌司 矢野嵩典 松井利康 中村翔 宮前二朗 関美宙 竹谷浩介 松田彬 水野理介 尾崎博
共 12 条
高血圧症における集合リンパ管収縮機構の破綻機序を解明する
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批准号:23K23792
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$5.16万
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财政年份:2024
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负责人:向田 昌司
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依托单位:
活性酸素種によるリンパ管の血圧緩衝機能障害:高血圧症の新規病態機序
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批准号:18H06036
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.91万
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财政年份:2018
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负责人:向田 昌司
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依托单位:
新規糖尿病性血管障害関連因子メチルグリオキサルの血管反応性に対する作用機序解明
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批准号:10J04752
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2010
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负责人:向田 昌司
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依托单位:
海外基金