Hsc70の核タンパク質輸送における役割の解析
Hsc70の核タンパク質輸送における役割の解析
批准号:
05268223
负责人:
今本 尚子
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
本研究はこれまでに同定した、核タンパク質輸送を担う細胞質因子の一つであるhsc70と相互作用する、輸送を担う他の因子の同定とその機能解析を通し、核タンパク質輸送におけるhsc70の役割を明かにすることを目的とする。輸送を担う因子の同定は、digitonin処理で作製したsemi-intact cellを用いたin vitro核タンパク質輸送実験系を導入し、輸送に必要な粗細胞質抽出液を分画し、輸送活性を追跡することにより行なった。粗細胞質抽出液をイオン交換クロマトグラフィーで分画した結果、輸送活性を相補する、低塩濃度で溶出される分画Iと、高塩濃度で溶出される分画IIを得た。輸送活性には両方の分画が必要であり、両方の分画にはhsc70以外の、輸送に必要な因子が含まれていることも判明した。semi-intact cellを核タンパク質と分画II存在下で反応させると、系に加えた核タンパク質はATP非存在下、4℃の条件で核膜表面に結合するが、更に核内に核タンパク質を集積させるためには、分画Iを加え、ATP存在下、30℃でインキュベーションする必要があった。このことから、分画IIは核タンパク質の核膜孔への結合のステップを担い、分画Iは、それに続く核膜孔通過反応を担うことが判った。hsc70が分画IIに依存した核タンパク質の核膜孔へのターゲッテイングのステップを促進したため、分画IIに注目し、この分画に含まれる因子の解析を進めた。分画IIと核タンパク質を反応させると約500kDaの安定なcomplexを形成し単離したこのcomplexそのものが核膜孔へのターゲッテイング活性をもつことがわかった。単離したcomplexは、輸送される核タンパク質と4つの細胞質因子から形成されていることが確認された。核タンパク質が、核膜孔へターゲッテイングするために、細胞質で単離可能な安定なcomplexを形成することが初めて確認されたのと同時に、その構成成分が同定できた研究成果は大きい。今後、単離したcomplexの各構成蛋白を精製し、その構造を決定する。更に、ターゲッテイングcomplexが結合する核膜孔構成タンパク質を同定する。complexの再構成実験及びcomplexと核膜孔との結合反応の解析を通して、これらの反応過程におけるhsc70の役割を明かにする。
英文摘要
本研究はこれまでに同定した、核タンパク質輸送を担う細胞質因子の一つであるhsc70と相互作用する、輸送を担う他の因子の同定とその機能解析を通し、核タンパク質輸送におけるhsc70の役割を明かにすることを目的とする。輸送を担う因子の同定は、digitonin処理で作製したsemi-intact cellを用いたin vitro核タンパク質輸送実験系を導入し、輸送に必要な粗細胞質抽出液を分画し、輸送活性を追跡することにより行なった。粗細胞質抽出液をイオン交換クロマトグラフィーで分画した結果、輸送活性を相補する、低塩濃度で溶出される分画Iと、高塩濃度で溶出される分画IIを得た。輸送活性には両方の分画が必要であり、両方の分画にはhsc70以外の、輸送に必要な因子が含まれていることも判明した。semi-intact cellを核タンパク質と分画II存在下で反応させると、系に加えた核タンパク質はATP非存在下、4℃の条件で核膜表面に結合するが、更に核内に核タンパク質を集積させるためには、分画Iを加え、ATP存在下、30℃でインキュベーションする必要があった。このことから、分画IIは核タンパク質の核膜孔への結合のステップを担い、分画Iは、それに続く核膜孔通過反応を担うことが判った。hsc70が分画IIに依存した核タンパク質の核膜孔へのターゲッテイングのステップを促進したため、分画IIに注目し、この分画に含まれる因子の解析を進めた。分画IIと核タンパク質を反応させると約500kDaの安定なcomplexを形成し単離したこのcomplexそのものが核膜孔へのターゲッテイング活性をもつことがわかった。単離したcomplexは、輸送される核タンパク質と4つの細胞質因子から形成されていることが確認された。核タンパク質が、核膜孔へターゲッテイングするために、細胞質で単離可能な安定なcomplexを形成することが初めて確認されたのと同時に、その構成成分が同定できた研究成果は大きい。今後、単離したcomplexの各構成蛋白を精製し、その構造を決定する。更に、ターゲッテイングcomplexが結合する核膜孔構成タンパク質を同定する。complexの再構成実験及びcomplexと核膜孔との結合反応の解析を通して、これらの反応過程におけるhsc70の役割を明かにする。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Okuno Yumiko: "70-kDa heat shock cognate protein colocalizes with karyophilic proteins into the nucleus during their transport in vitro." Experimental Cell Research. 206. 134-142 (1993)
Okuno Yumiko:“70 kDa 热休克同源蛋白在体外运输过程中与亲核蛋白共定位到细胞核中。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Division of cellular function of nuclear transport pathways
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批准号:21H02482
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2021
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核ー細胞質間輸送とシャペロンシステムの統合的解析
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批准号:25251025
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$12.73万
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财政年份:2013
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核ー細胞質間輸送システムの統合的解析に向けた基盤作り
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批准号:22370073
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.57万
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财政年份:2010
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核膜サブドメインを形成する分子基盤と形成機構の解析
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批准号:19038027
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$5.31万
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财政年份:2007
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
分裂間期核の核膜孔複合体形成におけるメンブレントラフィックの役割の解析
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批准号:18050037
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.22万
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财政年份:2006
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核膜孔複合体のダイナミクス:メカニズムと制御機構の解析
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批准号:17050027
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.29万
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财政年份:2005
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核のリモデリングに伴う核膜孔複合体の機能・構造・動態変化の解析
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批准号:15657049
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2003
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
蛋白質の核―細胞質間輸送の可視化
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批准号:11242203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$46.85万
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财政年份:1999
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核タンパク質輸送を担う核膜孔ターゲティング複合体構成因子の機能解析
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批准号:08680764
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1996
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
核蛋白質を核膜孔へターゲットする蛋白質複合体の同定及びその構成因子の機能解析
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批准号:07680768
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1995
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负责人:今本 尚子
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依托单位:
海外基金