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造血幹細胞からリンパ球系への分化の分子機構

造血干细胞向淋巴系分化的分子机制

基本信息

批准号：
09271202
负责人：
中内啓光
金额：
$ 2.11万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09271202/
关键词：
造血幹細胞リンパ球系前駆細胞 CD34 Mel-14 L-Selectin FACS

项目摘要

前年度までの研究から、多能性と自己複製能を持った造血幹細胞(Lin^-,c-Kit^+,Sca-1^+,CD34^-)と自己複製能を持たない前駆細胞群(Lin^-,c-Kit^+,Sca-1^+,CD34^+)とを完全に分離することが可能となっている。本年度は、FACSの検出器を増設してパラメーターを1つ増やすことにより、前駆細胞分画(以下CD34^+分画)をさらに分画する細胞表面マーカーの検索を行った。様々なモノクローナル抗体のスクリーニングをおこなった結果、ムコ多糖タンパクL-selectin(Mel-14)に対する抗体を用いると、造血幹細胞分画であるCD34^-細胞はMel-14陰性、前駆細胞分画であるCD34^+分画は約50%がMel-14陽性で、残りがMel-14陰性であることが判明した。5カラーFACS解析の結果、Lin^-,c-Kit^+,Sca-1^+細胞群中にはCA34^-Mel-14^-、CD34^+Mel-14^+、CD34^+Mel-14^-という3つの分画か存在していた。それぞれの分画をセルソーターにより分離し、その分化増殖能についてin vivo、in vitro両面からの検討を行った。致死量放射線照射マウスに移植した実験では、移植後10日目の骨髄でCD34^-Mel-14^-はB細胞および骨髄球系細胞の両方に分化していたのに対し、CD34^+Mel-14^+を移植したマウスではB細胞のみが、CD34^+Mel-14^-では骨髄球系細胞のみへの分化が観察された。移植後3週後の胸腺では全分画ともT細胞への分化が観察されたが、CD34^-Mel-14^-移植マウスでは分化がCD4&8共陽性までしか達していないのに対し、CD34^+Mel-14^+移植マウスではCD4/CD8単陽性まで分化が進行していた。移植8週後の骨髄では、CD34^-Mel-14^-細胞移植マウスでのみドナー由来細胞による造血が維持され、他の2つの分画の細胞はドナー由来細胞による造血が見られなかった。IL-3,SCF存在下でおこなったIn vitroコロニーアッセイでは、いずれの分画の細胞も約60%の比率でコロニーを形成し、形成コロニーはCD34^-Mel-14^-では芽球様細胞、Cd34^+Mel-14^-では骨髄球系コロニーが優勢であった。また、in vivoでは骨髄球系細胞への分化が観察されなかったCD34^+Mel-14^+でも骨髄球系コロニーが形成されたが、他の分画とは異なりディッシュに付着し樹枝状の突起をもつ樹状細胞が優勢であった。以上の結果から、マウス骨髄中に存在する造血幹細胞はLin^-,c-Kit^+,Sca-1^+,CD34^-,Mel-14^-という表現型を持ち、長期的な骨髄再構築能を持つこと、Lin^-,c-Kit^+,Sca-1^+,CD34^+は長期骨髄再構築能を持たずMel-14(L-selectin)の発現により、リンパ球系前駆細胞と骨髄球系前駆細胞に分画されることなどが明らかとなった。

The previous year's research on pluripotency and self-replication ability was based on hematopoietic stem cells (Lin^-, c-Kit^+, Sca-1^+, CD34^-) and self-replication. It is possible to maintain the ability of the former cell group (Lin^-, c-Kit^+, Sca-1^+, CD34^+) and completely separate it. This year's は, FACS の検出器を Increase setting してパラメーターを1 つ Increase やすことにより, 前槆 fine Cytokinesis (hereinafter CD34^+ division) をさらに片するCell surface マーカーの検SO を行った.様々なモノクローナルantibodyのスクリーニングをおこなった results,ムコpolysaccharideタンパクL-selectin (Mel-14) antibody and hematopoietic stem cell differentiation The CD34^-cells were Mel-14 negative, and the CD34^+ cells were separated, and about 50% of them were Mel-14 positive. 5カラーFACS analysis results, Lin^-, c-Kit^+, Sca-1^+ cell population and にはCA34^-Mel -14^-、CD34^+Mel-14^+、CD34^+Mel-14^-という3つの画かexistingしていた.それぞれの片をセルソーターによりseparationし, そのdifferentiation and reproductive energy についてin vivo, in vitro両面からの検问を行った. Lethal dose of radiation irradiation, transplantation of bone marrow, CD34^-Mel-14^-B cells, bone marrow ball lineage cells, differentiation of bone marrow 10 days after transplantation,に対し, CD34^+Mel-14^+をtransplantation したマウスではB cells のみが, CD34^+Mel-14^-では bone ball lineage cells のみへのdifferentiation が看された. Three weeks after transplantation, the thymus was fully differentiated and T cells were differentiated and differentiated, and CD34^-Mel-14^-transplantation was differentiated and differentiated by CD4&8 Co-positive までしか达していないのに対し, CD34^+Mel-14^+ transplanted マウスではCD4/CD8 単positive までdifferentiation progressed していた. 8 weeks after transplantation, cells derived from bone marrow and CD34^-Mel-14^- cells were transplantedによるHematopoiesisがMaintenanceされ、his の2つの divide the cells はドナーorigin cells によるhematopoiesis が见られなかった. IL-3, in the presence of SCF vitroココロニーアッセイでは、いずれの色片の区もabout 60%のratioでコロニーを成し、成コロニーはCD 34^-Mel-14^-では芽球様細胞、Cd34^+Mel-14^-では骨髄球系コロニーが優勢であった。また、in Vivo's bone marrow lineage cells are differentiated and differentiated, and the bone marrow lineage cells are differentiated.ーが Formation されたが、His division drawing とはdifferent なりディッシュにpaid しdendritic のProtrusion をもつdendritic cells がAdvantage であった. The above results show that there are hematopoietic stem cells in the bone marrow, Lin^-, c-Kit^+, Sca-1^+, CD34^-,Mel-14^-phenotype, long-term bone marrow reconstruction ability, Lin^-,c -Kit^+,Sca-1^+,CD34^+, long-term bone reconstruction ability, Mel-14 (L-selec tin) の発appears により, リンパ pre-ball system basal cells and skeletal ball system pre-basal cells にされることなどが明らかとなった.