細胞内輸送に関わるカルシウムシグナル伝達経路の分子遺伝学的解析
細胞内輸送に関わるカルシウムシグナル伝達経路の分子遺伝学的解析
批准号:
16044231
负责人:
杉浦 麗子
金额:
$4.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
高等生物に極めて近い細胞内情報伝達経路を有する分裂酵母モデル生物を用いて、細胞内シグナル伝達による細胞内輸送の制御機構を解析した。特にカルシウム依存性に活性化されるタンパク質脱リン酸化酵素であるカルシニューリンを介するシグナル経路を中心に解析を行った。カルシニューリンの特異的阻害薬であるFK506に対して感受性を示す変異体を取得した。これらの変異体は<細胞増殖に対してカルシニューリン活性が必須である>ことからこれらの変異体の原因遺伝子を同定することで、カルシニューリン経路と密接に関連する遺伝子が同定できると考えられる。我々は現在までにこれらの変異体の原因遺伝子として、低分子量Gタンパク質であるRab11のホモログであるYpt3,クラスリンアダプター複合体のμ1サブユニットであるApm1などを同定してきた。さらに、Apmはゴルジ・エンドゾームにおいて小胞形成に重要な働きをするとともに、分泌の過程においても関与することで細胞質分裂や細胞壁合成を制御すること、これらの働きにカルシニューリン活性が必須であることを示した。さらに、Apm1はゴルジ・エンドゾームのみならずmedial regionに局在するとともに、核とSpindle pole bodyにも局在することを明らかにした。また、低分子量Gタンパク質Ypt6のホモログRyh1を同定し、Ryh1とYpt3という二つの低分子量Gタンパク質がゴルジから細胞膜へいたる分泌の過程で協同的に機能することを証明した。新たに免疫抑制薬感受性変異体原因遺伝子としてRab GDIも同定した。Gdi1変異蛋白質は細胞質におけるタンパク量が激減していることを見出すとともに、gdi1変異体の示す細胞内輸送の異常をPhosphatidyl inositol transfer proteinであるSpo20が回復できるということを明らかにした。
英文摘要
高等生物に極めて近い細胞内情報伝達経路を有する分裂酵母モデル生物を用いて、細胞内シグナル伝達による細胞内輸送の制御機構を解析した。特にカルシウム依存性に活性化されるタンパク質脱リン酸化酵素であるカルシニューリンを介するシグナル経路を中心に解析を行った。カルシニューリンの特異的阻害薬であるFK506に対して感受性を示す変異体を取得した。これらの変異体は<細胞増殖に対してカルシニューリン活性が必須である>ことからこれらの変異体の原因遺伝子を同定することで、カルシニューリン経路と密接に関連する遺伝子が同定できると考えられる。我々は現在までにこれらの変異体の原因遺伝子として、低分子量Gタンパク質であるRab11のホモログであるYpt3,クラスリンアダプター複合体のμ1サブユニットであるApm1などを同定してきた。さらに、Apmはゴルジ・エンドゾームにおいて小胞形成に重要な働きをするとともに、分泌の過程においても関与することで細胞質分裂や細胞壁合成を制御すること、これらの働きにカルシニューリン活性が必須であることを示した。さらに、Apm1はゴルジ・エンドゾームのみならずmedial regionに局在するとともに、核とSpindle pole bodyにも局在することを明らかにした。また、低分子量Gタンパク質Ypt6のホモログRyh1を同定し、Ryh1とYpt3という二つの低分子量Gタンパク質がゴルジから細胞膜へいたる分泌の過程で協同的に機能することを証明した。新たに免疫抑制薬感受性変異体原因遺伝子としてRab GDIも同定した。Gdi1変異蛋白質は細胞質におけるタンパク量が激減していることを見出すとともに、gdi1変異体の示す細胞内輸送の異常をPhosphatidyl inositol transfer proteinであるSpo20が回復できるということを明らかにした。
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Loss of Apm1, the AP-1 Clathrin-Adaptor mu1 Subunit, Causes Distinct Phenotypes and Synthetic Lethality with Calcineurin Deletion in Fission Yeast
裂殖酵母中 AP-1 网格蛋白接头 mu1 亚基 Apm1 的丢失会导致不同的表型和钙调神经磷酸酶缺失导致的合成致死率
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Mol Biol Cell. 15(6) Jun
影响因子:
--
作者:
[Kita A, Sugiura R, Shoji H, He Y, Deng L, Lu Y, Sio SO, Takegawa K, Sakaue M, Shuntoh H, Kuno T]
通讯作者:
Kuno T
DOI:
10.1074/jbc.m414234200
发表时间:
2005-04-01
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Sio, SO, Suehiro, T, Kuno, T]
通讯作者:
Kuno, T
DOI:
10.1111/j.1365-2443.2006.00935.x
发表时间:
2006-03-01
期刊:
GENES TO CELLS
影响因子:
2.1
作者:
[He, Y, Sugiura, R, Kuno, T]
通讯作者:
Kuno, T
DOI:
10.1074/jbc.m502660200
发表时间:
2005-07-29
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Deng, L, Sugiura, R, Kuno, T]
通讯作者:
Kuno, T
DOI:
10.1128/mcb.24.6.2324-2331.2004
发表时间:
2004-03-01
期刊:
MOLECULAR AND CELLULAR BIOLOGY
影响因子:
5.3
作者:
[Ogiso, Y, Sugiura, R, Kuno, T]
通讯作者:
Kuno, T
共 6 条
モデル生物を用いた細胞増殖と分化のリン酸化依存的スイッチ機構の解明
-
批准号:20058037
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2008
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
カルシウムシグナルによる細胞質分裂制御機構の解明
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批准号:16026221
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2004
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
RNA結合タンパク質を介したMAPキナーゼシグナルの制御に関する分子遺伝学的研究
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批准号:15030229
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.58万
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财政年份:2003
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
分裂酵母モデル系を用いた細胞質分裂制御機構の解明
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批准号:14033227
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2002
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
RNA結合蛋白質を介した新規シグナル伝達系の分子遺伝学的研究
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批准号:14035236
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2002
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
分裂酵母モデル系を用いたカルシニューリンシグナル伝達機構と標的遺伝子群の機能解析
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批准号:12680698
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2000
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负责人:杉浦 麗子
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依托单位:
海外基金