先天性表皮水疱症の発症機序特に水疱惹起因子の同定とその活性制御機構について
先天性表皮水疱症の発症機序特に水疱惹起因子の同定とその活性制御機構について
批准号:
60570469
负责人:
高森 建二
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1985
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1985 至 1986
中文摘要
先天性表皮水疱症単純型(EBS)および劣性栄養障害型(RDEB)の発症機序については従来より定説はなかったが、我々は器官培養法および酵素学的実験から、1)EBSではある種の中性SH-プロテアーゼが、RDEBではコラゲナーゼ,中性SHプロテアーゼ,トリプシン様セリンプロテアーゼの3者がそれぞれ水疱形成に関与していること、2)RDEBの水疱形成にはこれら3種の酵素の協同作用が必要であること、3)RDEBのこれら水疱形成因子は、患者線維芽細胞より産生されること、4)EBS,RDEB患者皮膚では、中性SHプロテアーゼに対する阻害活性が低下していることなどを示し、本症は両型共、プロテアーゼの産生機構の異常あるいは活性調節機構特に阻害機構の異常により発症する可能性を示した。以上の結果に基ずいて本年度は、EBSの水疱形成因子の同定及び産生細胞の決定が目的であったが、EBS患者に相遇することが出来ず本実験の遂行は不可能であった。従って本年度は、RDEB患者のプロテアーゼインヒビターによる治療の可能性を実験的,臨床的に検討した。(1)臨床応用可能なプロテアーゼインヒビター(Trasylol,Foy-305,E-64)の水疱形成阻害能を器官培養法を用いて検討した結果、セリン系プロテアーゼインヒビターのFoy-305により特異的に水疱形成が阻害された。(2)Foy-305軟膏を作製し、患者(RDEB)に臨床応用を試みた結果、試みた3例のうち2例において、著明な水疱新生の減少を認めた。しかし、試みた2例において接触性皮膚炎が惹起された。今後、セリンプロテアーゼインヒビターだけでなく、SH-プロテアーゼインヒビターも含めて、臨床応用可能なインヒビターを見つけ、同様な検索を行うことにより、本症に対する発症病理に基づいた治療薬の開発を行ってゆきたい。
英文摘要
先天性表皮水疱症単純型(EBS)および劣性栄養障害型(RDEB)の発症機序については従来より定説はなかったが、我々は器官培養法および酵素学的実験から、1)EBSではある種の中性SH-プロテアーゼが、RDEBではコラゲナーゼ,中性SHプロテアーゼ,トリプシン様セリンプロテアーゼの3者がそれぞれ水疱形成に関与していること、2)RDEBの水疱形成にはこれら3種の酵素の協同作用が必要であること、3)RDEBのこれら水疱形成因子は、患者線維芽細胞より産生されること、4)EBS,RDEB患者皮膚では、中性SHプロテアーゼに対する阻害活性が低下していることなどを示し、本症は両型共、プロテアーゼの産生機構の異常あるいは活性調節機構特に阻害機構の異常により発症する可能性を示した。以上の結果に基ずいて本年度は、EBSの水疱形成因子の同定及び産生細胞の決定が目的であったが、EBS患者に相遇することが出来ず本実験の遂行は不可能であった。従って本年度は、RDEB患者のプロテアーゼインヒビターによる治療の可能性を実験的,臨床的に検討した。(1)臨床応用可能なプロテアーゼインヒビター(Trasylol,Foy-305,E-64)の水疱形成阻害能を器官培養法を用いて検討した結果、セリン系プロテアーゼインヒビターのFoy-305により特異的に水疱形成が阻害された。(2)Foy-305軟膏を作製し、患者(RDEB)に臨床応用を試みた結果、試みた3例のうち2例において、著明な水疱新生の減少を認めた。しかし、試みた2例において接触性皮膚炎が惹起された。今後、セリンプロテアーゼインヒビターだけでなく、SH-プロテアーゼインヒビターも含めて、臨床応用可能なインヒビターを見つけ、同様な検索を行うことにより、本症に対する発症病理に基づいた治療薬の開発を行ってゆきたい。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K.TAKAMORI;S.IKEDA;K.NAITO;M.MANABE;H.OGAWA: Pediatric dernatology. 143-151 (1987)
K.TAKAMORI;S.IKEDA;K.NAITO;M.MANABE;H.OGAWA:儿科皮肤病学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.IKEDA;K.NAITO;R.IMAI;M.MANABE;K.TAKAMORI;H.OGAWA: Br.J.Dernatol.113. 661-667 (1985)
S.IKEDA;K.NAITO;R.IMAI;M.Manabe;K.TAKAMORI;H.OGAWA:Br.J.Dernatol.113。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.TAKAMORI;S.IKEDA;K.NAITO;M.MANABE;H.OGAWA: The biological role of proteinases and their inhibitors in skin. 205-216 (1985)
K.TAKAMORI;S.IKEDA;K.NAITO;M.MANABE;H.OGAWA:蛋白酶及其抑制剂在皮肤中的生物学作用。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
皮膚分布μオピオイド受容体を標的とした痒み制御機構の解明と新規鎮痒外用薬の開発
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批准号:23K20320
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$1.58万
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财政年份:2024
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负责人:高森 建二
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依托单位:
Elucidation of control mechanisms of itch targeting mu opioid receptors distributed in skin and development of novel antipruritic drugs
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批准号:20H03568
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2020
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负责人:高森 建二
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依托单位:
Elucidation of roles of gasotransmitters in the pathogenesis of atopic dermatitis
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批准号:18F18410
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2018
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负责人:高森 建二
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依托单位:
ケラチノサイトの分化とプロテアーゼ
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批准号:03670531
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1991
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负责人:高森 建二
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依托单位:
皮膚悪性腫瘍と周辺線維芽細胞及び浸潤NK細胞との相互作用に関する研究
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批准号:62570463
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1987
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负责人:高森 建二
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依托单位:
皮膚S-S架橋酵素の活性調節機構と皮膚内基質の同定, 及び皮膚疾患との関連
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批准号:58570459
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1983
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负责人:高森 建二
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依托单位:
海外基金