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一次元高伝導マクロ環分子性金属錯体の合成と物性に関する研究

一维高导电大环分子金属配合物的合成及物理性能研究

基本信息

批准号：
01540391
负责人：
増田秀樹
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Okazaki National Research Institutes
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1989
资助国家：
日本
起止时间：
1989 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

私達は低次元高伝導性を有する分子性金属、特にフタロンアニン金属錯体の開発及びその構造・電気伝導性・磁気的性質等の物性に関する研究を行ってきた。これまで行なわれている同種の研究ではd電子を有する金属を中心金属としているため、私達が望む有機配位子上の酸化・還元は難しいと考え、典型元素を中心金属とする導伝性金属錯体の合成を中心とした、。その結果、現在合成に成功している例はリチウムフタロシアニンラジカル(図1)とケイ素を含むナフタロシアニン錯体(図2)である。前者の合成及び結晶作製には本研究費で購入した備品により行った。前者はその磁気モ-メントの温度依存性が興味ある挙動を示したため、そのX線構造及び単結晶による電気伝導度の温度依存性に注目した。その結果、電気伝導度は半導体的であったが、X線構造の温度変化は興味ある結果を示した。即ち、フタロシアニン環のC_αーC_β結合が有意に延びており、ラジカル電子がこの結合軌道上に局在化していることを示している。又、温度下降と共にC_α原子が接近し、軌道のより大きな重なりを示すことが分かった。更にこの錯体はKB_γ単結晶上への薄膜化に成功し、電子線回折の実験から数種の多系の存在も明らかなった。それぞれの結晶系の物性については今後その詳細を明らかにする予定である。又、ケイ素ナフタロシアニンについては現在構造のみの情報しか得られてないがその物性についても検討する予定である。

In the study of the properties of low-dimensional and high-dimensional magnetic materials, such as molecular metals, special materials, and the properties of electrical magnets, the research on the properties of electrical magnets is very important. The same kind of research has been carried out in the center of the metal industry, the center of metal industry, the center of metal synthesis, the center of typical elements, the center of metal, the center of metal synthesis, and the center of metal synthesis. The results show that the system has been successfully synthesized. it has been successfully synthesized. The synthesis of the former and the results show that this study has been successfully carried out in this study. The former is sensitive to temperature dependence, and temperature dependence. The results of the test, the temperature test of the semi-conductor and the X-ray temperature test show the results of the temperature test. That is, the environment C _ α