中国帰国者の異文化適応に関する比較社会学的研究
中国帰国者の異文化適応に関する比較社会学的研究
批准号:
02610088
负责人:
丸山 定巳
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 1991
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英文摘要
本年度は、まず、昨年度に引続き熊本県の中国帰国者の生活実態を更に調査した。つぎに、この事例を比較社会学的に分析するために、東京周辺の中国帰国者の実態調査と、北米でのアジア移民の研究、そしてフランスのアルジェリアからの本国帰還者の研究等の文献調査を行った。中国帰国者は、海外から本国への帰還という点で、フランスの本国帰還者にもっとも近い。後者は、アルジェリア戦争によって1962年頃帰国した人々で、中国帰国者同様、帰還後の生活には就業・住宅・教育などの問題を抱えていたが、フランス政府の手厚い政策によってほぼ順調に適応していった。彼らは、植民地からの引揚げで、言葉や文化の点で帰国後の生活にほとんどハンディがなかった。これに反し、多くの中国帰国者は、中国社会で40余年を過ごし、北米のアジア移民等と同じく、彼らの日本社会への適応は異文化適応であった。しかし、北米のアジア移民等が、このようなハンディを克服していくために、移住地で自ずからエスニック・コミュニティをつくり濃密な互助関係を形成していったのに対し、中国帰国者はその移住・帰国が政府の援助を受けて行なわれ、またその住宅対策が彼らの集住をさけたために、多くの場合は集住コミュニティが形成されなかった。彼らは、中国帰国者同士の協力よりも行政や近親の援助によって日本社会に適応しようとした。しかし、彼らと行政や近親との間には、言語・文化・慣習の違い、さらには戦争責任の解釈の違い等による行き違いが生じ、彼らの多くは孤立し、精神疾患をわずらうものも少なくない。熊本の場合は、多くの事例と異なり、帰国者コミュニティの機能が高いが、仕事・教育・結婚・老後への不安感が強いために、行政との関係だけでなくコミュニティ内の人間関係も極めて不安定な状況にある。行政援助は十分でなく、帰国者コミュニティも基盤が弱いという状況が浮き彫りにされた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
蘭 信三: "いわゆる中国帰国者の分析枠組みをめざして" 文学部論争. 36号. (1991)
Shinzo Lan:“旨在为所谓的中国海归建立一个分析框架”,文学院讨论第36期。(1991)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
単一企業都市における企業の盛衰と権力構造の変動に関する研究-チッソ(株)と水俣
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批准号:62510093
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1987
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负责人:丸山 定巳
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依托单位:
地域問題と地域社会構造-水俣病にともなう行政, 企業, 住民の対応過程とその社会的背景-
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批准号:X45210------1034
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.08万
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财政年份:1970
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负责人:丸山 定巳
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依托单位:
海外基金