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核酸の塩基配列を認識するヘム錯体の合成とその性質

识别核酸碱基序列的血红素复合物的合成和性质

基本信息

批准号：
06772104
负责人：
宇野公之
金额：
$ 0.64万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06772104/
关键词：
ヘミンアクリジンインターカレーション塩基配列酸化活性

项目摘要

鉄ポルフィリン錯体(ヘム)は酸素や過酸化水素を用いて種々の基質を酸化できる能力を持つ。このようなヘム錯体の性質を利用して核酸の酸化反応を行えば、核酸のヌクレオチド結合を酸化的に開裂させ、切断へと導くことができる。これまで、ヘムの基質酸化活性に関して多くの研究が行われてきたが、それらのほとんどは有機溶媒中におけるものであった。そこでまず水溶液中におけるヘムの酸化活性について検討した。フェロシアン化カリを基質として酸化活性に対するpHの影響について調べた結果、アルカリ性にすると活性が著しく上昇することがわかった。この現象は、酸化型ヘムの軸配位子が水酸基となることと強く関係していたことから、酸化活性発現のためには水酸基の配位が必須であると結論した。また、酸化活性に対するイミダゾール塩基の効果について調べた結果、より電子供与性の強い塩基ほど活性を上昇させることがわかった。これは、イミダゾール塩基のヘム鉄への配位により、トランス位に配位している酸素原子を活性化するためであると考えられた。次に、ヘムの周辺置換基にアクリジン色素を2分子結合させた化合物を合成し、これと核酸との結合機序について調べた。アクリジン系色素は核酸のGC塩基対と高い親和性をもつことをすでに明らかにしており、これを2分子導入した化合物はGC塩基の繰り返し配列に対して高い親和性を持つことが期待される。サケ精巣核酸に対するこの化合物の結合定数は、アクリジン単独の場合と比べて数倍大きくなっており、この化合物が核酸に対して高い親和性を持つことがわかった。また、塩基あたりの結合サイト数を見積もった結果、アクリジンに比べて約1000分の1に減少していることがわかった。このことは、この化合物が核酸中のある特定の塩基配列を認識していることを示し、アクリジン部分によって核酸に2点で結合したためであると考えられた。

Iron complex (iron complex) acid element and hyperacid water element in the use of species and matrix acid ability to maintain The properties of these molecules are utilized in the acidification of nucleic acids, cleavage of nucleic acids, and cleavage of nucleic acids. This is the first time that we have studied the activity of matrix acidification in organic solvents. In aqueous solution, the acid activity is detected. The effect of pH on the activity of the substrate was investigated. This phenomenon is due to the fact that the acid type of the axial ligand is a complex of the acid group and the coordination of the acid group is necessary. For example, the activity of acid is increased by increasing the activity of electron donor. This is the first time that a group of atoms has been coordinated. The next step is to combine the two molecules of pigment with each other, and to synthesize and modulate the binding mechanism of nucleic acid. The GC-based alignment of pigment nucleic acids with high affinity is expected to be achieved by introducing two molecules into the system. The binding rate of these compounds to nucleic acids is several times higher than that of nucleic acids. The total number of entries was about 1000 points less than that of the previous entry. The two groups of nucleic acids were identified.