免疫抑制物質ISP-1の作用機構に関わるシグナル伝達経路に関する研究
免疫抑制物質ISP-1の作用機構に関わるシグナル伝達経路に関する研究
批准号:
10169234
负责人:
小堤 保則
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
免疫抑制物質ISP-1は、冬虫夏草の一種、Isaria sinclairii菌の培養濾液より単離されたスフィンゴシン様構造を持つ物質である。これまでの研究により、ISP-1はマウス由来のIL-2依存性細胞障害性T細胞株CTLL-2細胞に対してアポトーシスを誘導することが明らかにされている。さらに、このアポトーシスの誘導は、スフィンゴ脂質生合成経路の最初の反応を触媒する酵素、セリンパルミトイルトランスフェラーゼの活性を抑制することによる細胞内のスフィンゴ脂質の減少によって引き起こされることが示されている。この細胞内のスフィンゴ脂質の減少による細胞死のメカニズムを明らかにするために、より単純な真核細胞である酵母を用いて、ISP-1の影響について検討を加えた。さらに、酵母の系を利用して、ISP-1による細胞死のシグナルに関与する遺伝子の単離を試みた。酵母の遺伝子をマルチコピーベクターに組み込んだDNAライブラリーを用い、ISP-1存在下で、このDNAライブラリーを酵母にトランスフェクションすることにより、ISP-1耐性コロニーを得た。得られたコロニーから導入されたプラスミドを単離し、一次配列を決定することにより、4個の遺伝子を得ることが出来た。これらの遺伝子をSLI1-4(Sphingosine-Like Immunosupprcssant resistantgene)と呼ぶことにした。このうちSLI-2遺伝子は分子量76kDの可溶性タンパク質をコードしていた。このタンパク質は、分子内にセリンスレオニンキナーゼドメインを有していた。現在までのところ、SLI-2遺伝子産物のキナーゼ活性を測定系は確立していないが、キナーゼ活性がISP-1耐性作用に必要であるか否かを検討するために、キナーゼドメインのATP結合部位に必須のリジン残基をアラニンあるいはアルギニンに変えた変異体を作製し、ISP-1耐性を調べたところ、これらの変異体にはISP-1耐性が見出せなかったことから、キナーゼ活性がISP-1耐性に必須であることが明らかとなった。次に、GFPとの融合タンパク質を発現させてその細胞内局在を調べたところ、ほとんどが細胞質に存在していた。
英文摘要
免疫抑制物質ISP-1は、冬虫夏草の一種、Isaria sinclairii菌の培養濾液より単離されたスフィンゴシン様構造を持つ物質である。これまでの研究により、ISP-1はマウス由来のIL-2依存性細胞障害性T細胞株CTLL-2細胞に対してアポトーシスを誘導することが明らかにされている。さらに、このアポトーシスの誘導は、スフィンゴ脂質生合成経路の最初の反応を触媒する酵素、セリンパルミトイルトランスフェラーゼの活性を抑制することによる細胞内のスフィンゴ脂質の減少によって引き起こされることが示されている。この細胞内のスフィンゴ脂質の減少による細胞死のメカニズムを明らかにするために、より単純な真核細胞である酵母を用いて、ISP-1の影響について検討を加えた。さらに、酵母の系を利用して、ISP-1による細胞死のシグナルに関与する遺伝子の単離を試みた。酵母の遺伝子をマルチコピーベクターに組み込んだDNAライブラリーを用い、ISP-1存在下で、このDNAライブラリーを酵母にトランスフェクションすることにより、ISP-1耐性コロニーを得た。得られたコロニーから導入されたプラスミドを単離し、一次配列を決定することにより、4個の遺伝子を得ることが出来た。これらの遺伝子をSLI1-4(Sphingosine-Like Immunosupprcssant resistantgene)と呼ぶことにした。このうちSLI-2遺伝子は分子量76kDの可溶性タンパク質をコードしていた。このタンパク質は、分子内にセリンスレオニンキナーゼドメインを有していた。現在までのところ、SLI-2遺伝子産物のキナーゼ活性を測定系は確立していないが、キナーゼ活性がISP-1耐性作用に必要であるか否かを検討するために、キナーゼドメインのATP結合部位に必須のリジン残基をアラニンあるいはアルギニンに変えた変異体を作製し、ISP-1耐性を調べたところ、これらの変異体にはISP-1耐性が見出せなかったことから、キナーゼ活性がISP-1耐性に必須であることが明らかとなった。次に、GFPとの融合タンパク質を発現させてその細胞内局在を調べたところ、ほとんどが細胞質に存在していた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
山地俊之他2名: "免疫抑制剤ISP-1の作用機構" 蛋白質核酸酵素. 43(16). 2503-2509 (1998)
Toshiyuki Yamaji 等 2 人:“免疫抑制剂 ISP-1 的作用机制”蛋白质核酸酶 43(16) (1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
A.Irie他5名: "The Molecular Basis for the Absence of N-GlycolyIneuraminic Acid in Humans" J.Biol.Chem.273(25). 5866-15871 (1998)
A.Irie 和其他 5 人:“人体中缺乏 N-甘氨酸尿氨酸的分子基础”J.Biol.Chem.273(25) 5866-15871 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
細胞分裂を膜脂質から見る―その関与と、タンパク質との接点―
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批准号:13877373
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2001
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
細胞質分裂に関与するスフィンゴ脂質シグナリング
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批准号:12140202
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$43.78万
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财政年份:2000
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
先天性糖脂質代謝異常症における多核細胞産生機構
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批准号:12033206
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2000
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
糖脂質による細胞死抑制機構に関与する酵母遺伝子の解析
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批准号:11121219
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1999
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
酵母を用いた糖脂質による細胞死抑制機構に関する研究
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批准号:10134220
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1998
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
新しい免疫抑制物質の作用に拮抗するプロテインキナーゼに関する研究
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批准号:09273233
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1997
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
哺乳動物におけるN-グリコリルノイラミン酸発現に関する研究
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批准号:02780185
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1990
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
マウス肝におけるGM2ガングリオシド発現の解析
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批准号:01780247
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:小堤 保則
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依托单位:
海外基金