ホスト分子の集団的配向生成・崩壊の誘導によるアニオンの高感度検出法の開発
ホスト分子の集団的配向生成・崩壊の誘導によるアニオンの高感度検出法の開発
批准号:
13740423
负责人:
石岡 寿雄
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
本研究の目的は吸着ホスト分子間の相互作用を制御し,界面の秩序構造の変化を誘導することによりアニオン種の高感度認識手法を開発することである.平成13年度に,分子間相互作用により秩序構造に変化を誘導することが可能な吸着ホスト分子の分子設計を行い,アントラキノン骨格に,分子間水素結合の受容体としてチオ尿素またはアミノ基を導入したホスト分子を合成した.さらにこれらのアニオンレセプターを,金単結晶表面に1)吸着させた電極,2)チオールを用いて結合させた電極を作成し,合成したアニオンレセプターが界面に吸着し自己組織化していることを電気化学的に確認した.平成14年度には,作成したリン酸二水素イオン等のアニオンに対する応答を,(a)電気化学的測定法,ならびに表面における分子の配向,秩序性に鋭敏な測定法である(b)第二高調波発生を用いて評価した.いずれのアニオンレセプターも電極表面において,金原子の配列に基づく秩序構造を形成することが確認できた.さらにその秩序性を第二高調波の回転異方性により評価すると,その異方性パラメータが,アニオンの種類および濃度に大きく変化することが確認できた.アニオンの存在により,吸着種の秩序構造が変化し,表面の分子配向の変化が誘導されているものと考えられる.以上の結果,アニオンの存在の有無によって,界面の秩序構造の変化を誘導することができ,幅広い濃度範囲で電気化学的,および分光的な変化を生じさせることに成功した.特にリン酸に水素イオンについて,10^<-8>〜10^<-1>Mの濃度範囲での構造変化を誘導できることが確認された.今後,本研究で用いた界面修飾法,測定法を用い,イオンセンサー等への実用的応用展開が期待できる.
英文摘要
本研究の目的は吸着ホスト分子間の相互作用を制御し,界面の秩序構造の変化を誘導することによりアニオン種の高感度認識手法を開発することである.平成13年度に,分子間相互作用により秩序構造に変化を誘導することが可能な吸着ホスト分子の分子設計を行い,アントラキノン骨格に,分子間水素結合の受容体としてチオ尿素またはアミノ基を導入したホスト分子を合成した.さらにこれらのアニオンレセプターを,金単結晶表面に1)吸着させた電極,2)チオールを用いて結合させた電極を作成し,合成したアニオンレセプターが界面に吸着し自己組織化していることを電気化学的に確認した.平成14年度には,作成したリン酸二水素イオン等のアニオンに対する応答を,(a)電気化学的測定法,ならびに表面における分子の配向,秩序性に鋭敏な測定法である(b)第二高調波発生を用いて評価した.いずれのアニオンレセプターも電極表面において,金原子の配列に基づく秩序構造を形成することが確認できた.さらにその秩序性を第二高調波の回転異方性により評価すると,その異方性パラメータが,アニオンの種類および濃度に大きく変化することが確認できた.アニオンの存在により,吸着種の秩序構造が変化し,表面の分子配向の変化が誘導されているものと考えられる.以上の結果,アニオンの存在の有無によって,界面の秩序構造の変化を誘導することができ,幅広い濃度範囲で電気化学的,および分光的な変化を生じさせることに成功した.特にリン酸に水素イオンについて,10^<-8>〜10^<-1>Mの濃度範囲での構造変化を誘導できることが確認された.今後,本研究で用いた界面修飾法,測定法を用い,イオンセンサー等への実用的応用展開が期待できる.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
T.Ishioka et al.: "Analysis of the redox reaction of 9,10-phenanthrenequinone on a gold electrode surface by cyclic voltammetry and time-resolved Fourier transform surface-enhanced Raman scattering spectroscopy"Analytica Chimica Acta. 449・1-2. 253-260 (20
T. Ishioka 等人:“通过循环伏安法和时间分辨傅立叶变换表面增强拉曼散射光谱分析金电极表面上的 9,10-菲醌的氧化还原反应”Analytica Chimica Acta 449・1-2。 253-260 (20
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Ishioka, T.Uchida, N.Teramae: "Analysis of the redox reaction of 9, 10-phenanthrenequinone on a gold electrode surface by cyclic voltammetry andtime-resolved Fourier transform surface-enhanced Raman scattering spectroscopy"Analytica Chimica Acta. 449. 2
T.Ishioka、T.Uchida、N.Teramae:“通过循环伏安法和时间分辨傅里叶变换表面增强拉曼散射光谱分析金电极表面上 9, 10-菲醌的氧化还原反应”Analytica Chimica Acta。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
動的界面構造制御と非線形分極変化の誘導に基づく選択的アニオン検出法の開発
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批准号:17750072
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2005
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
電極表面吸着分子の秩序構造形成と非線形光学現象の誘導による光学異性体検出法の開発
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批准号:15750069
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2003
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
第二高調波発生による高感度検出をめざした電極表面吸着分子によるイオン認識場の創製
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批准号:11740412
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
固一液界面における特異的反応のin-situ非線形振動分光法による反応機構解析
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批准号:96J03063
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
海外基金