動的界面構造制御と非線形分極変化の誘導に基づく選択的アニオン検出法の開発
動的界面構造制御と非線形分極変化の誘導に基づく選択的アニオン検出法の開発
批准号:
17750072
负责人:
石岡 寿雄
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
本研究は修飾分子の配向,秩序性の変化をアニオン種の共存により誘導すること,及び構造変化に鋭敏な界面計測法である非線形分光法を利用することにより,より高感度かつ高選択的なアニオンの検出を目指すものである.本年度は界面の構造を目的イオンに最適化し,生じた界面秩序性の変化を第二高調波発生により解析すること,及び微粒子を利用し,凝集一分散挙動により,より非線形分極率の変化を誘導することを試み,以下の研究成果を挙げた.1.金電極表面への誘導適合的修飾法によるリン酸二水素イオン認識アントラキノンとチオ尿素を基本骨格とした試薬を新規合成し,リン酸二水素イオンと有機溶媒中において錯生成させ,さらに金単結晶電極上に分子認識試薬を化学結合させた.この電極表面について,水溶液中にリン酸二水素イオンが存在する場合,電流応答が約50%減少することを確認した.非線形分光法である表面第二高調波発生の回転異方性を測定した結果,リン酸二水素イオンの存在下において高い回転対称性を示した.界面構造がリン酸二水素イオンの存在により高い秩序性を保つ状態に変化したものと考えられる.2.金コロイド表面への分子認識試薬の修飾とリン酸イオンによる凝集状態の誘導金電極表面にリン酸イオン認識試薬を修飾した方法と同じ手法により,金微粒子表面を分子修飾した.0.1M程度のリン酸濃度において金コロイド粒子が分散状態から凝集状態へと誘導されることを確認したが,十分な安定性が得られないため,非線形分光法による検出に利用する段階には至らなかった.以上,本研究は,表面における分子配向の変化を分子認識に利用すること,及び生じる非線形分極変化を検出に利用可能であることを明らかにした.同様の原理を用い,さらに微粒子表面等の界面を利用することにより,より簡便かつ高感度にイオンを検出する系を開発することが可能となると考えられる.
英文摘要
本研究は修飾分子の配向,秩序性の変化をアニオン種の共存により誘導すること,及び構造変化に鋭敏な界面計測法である非線形分光法を利用することにより,より高感度かつ高選択的なアニオンの検出を目指すものである.本年度は界面の構造を目的イオンに最適化し,生じた界面秩序性の変化を第二高調波発生により解析すること,及び微粒子を利用し,凝集一分散挙動により,より非線形分極率の変化を誘導することを試み,以下の研究成果を挙げた.1.金電極表面への誘導適合的修飾法によるリン酸二水素イオン認識アントラキノンとチオ尿素を基本骨格とした試薬を新規合成し,リン酸二水素イオンと有機溶媒中において錯生成させ,さらに金単結晶電極上に分子認識試薬を化学結合させた.この電極表面について,水溶液中にリン酸二水素イオンが存在する場合,電流応答が約50%減少することを確認した.非線形分光法である表面第二高調波発生の回転異方性を測定した結果,リン酸二水素イオンの存在下において高い回転対称性を示した.界面構造がリン酸二水素イオンの存在により高い秩序性を保つ状態に変化したものと考えられる.2.金コロイド表面への分子認識試薬の修飾とリン酸イオンによる凝集状態の誘導金電極表面にリン酸イオン認識試薬を修飾した方法と同じ手法により,金微粒子表面を分子修飾した.0.1M程度のリン酸濃度において金コロイド粒子が分散状態から凝集状態へと誘導されることを確認したが,十分な安定性が得られないため,非線形分光法による検出に利用する段階には至らなかった.以上,本研究は,表面における分子配向の変化を分子認識に利用すること,及び生じる非線形分極変化を検出に利用可能であることを明らかにした.同様の原理を用い,さらに微粒子表面等の界面を利用することにより,より簡便かつ高感度にイオンを検出する系を開発することが可能となると考えられる.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
UVSOR Activity Report 2005
影响因子:
--
作者:
[Toshio ISHIOKA, Akira HARATA]
通讯作者:
Akira HARATA
Detection of Host-guest Complexation at the Water Surface by Photoionization Measurements
通过光电离测量检测水面的主客体络合
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
UVSOR Activity Report 2004
影响因子:
--
作者:
[Toshio ISHIOKA, Akira HARATA]
通讯作者:
Akira HARATA
電極表面吸着分子の秩序構造形成と非線形光学現象の誘導による光学異性体検出法の開発
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批准号:15750069
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2003
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
ホスト分子の集団的配向生成・崩壊の誘導によるアニオンの高感度検出法の開発
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批准号:13740423
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2001
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
第二高調波発生による高感度検出をめざした電極表面吸着分子によるイオン認識場の創製
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批准号:11740412
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
固一液界面における特異的反応のin-situ非線形振動分光法による反応機構解析
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批准号:96J03063
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:石岡 寿雄
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依托单位:
海外基金