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Mutual construction of the mind and society supporting prosocial behavior

支持亲社会行为的思想和社会的共同构建

基本信息

批准号：
15H05730
负责人：
山岸俊男
金额：
$ 113.48万
依托单位：
Hitotsubashi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
财政年份：
2015
资助国家：
日本
起止时间：
2015-05-29 至 2020-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

平成29年度には、行動・心理・脳構造・遺伝子多型データセットの解析を進め、ゲーム行動と脳構造の関連性に関する実験を行った。その結果、以下の知見を含む複数の知見を論文化した。知見１：社会的規範の逸脱者への罰は、従来の研究では社会的公正動機に基づく利他的な行動と考えられてきた。しかし本研究の結果、規範逸脱者へ単に苦悩を与えたいという公正さとは無縁な攻撃的動機に基づく罰行使者もかなりの比率で存在することが明らかになった。さらに攻撃的罰行使者は左尾状核が大きいという脳形態的特徴があり、この尾状核は線条体に含まれることから、罰行使で何らかの満足を得ている可能性が示唆された。知見２：攻撃性と社会規範成立との関係については、学生参加者による検討から社会的地位の高さとテストステロン量の多さが、相手への支配的行動を強めることも明らかにされている。本研究の知見は、複数の罰行動の背後にある心理・神経基盤を混同してきた従来の研究へ警鐘を鳴らし、攻撃的な罰が社会的公正の達成へ正負いずれの方向に機能しうるかという観点からの研究の重要性を示唆するものである。海外の研究者と共同で信頼ゲーム実験を17カ国で実施し、ペアの相手の集団所属性について国を単位として内集団・外集団・不明集団で操作したところ、偏狭的利他性（内集団成員をより信頼・協力する）が文化・社会を超えた普遍的な心理的基盤である可能性と、そうした利他性は評判に基づいた間接互恵性によって相殺される可能性も併せて示された。これにより関係形成型独立性へと移行する社会制度設計に評判が重要な役割を果たすことが示唆された。本研究の最終目的につながる文化形成実験は、社会的ニッチ構築の観点からの心の文化差の説明を検証する世界初の本格的実験であるが、プレテストを繰り返し実施する中で適切な実験デザインを確定し、社会的ニッチ構築理論の精緻化を進めた。

In 2009, the relationship between behavior, psychology, structure and genetic polymorphism was analyzed and developed. The results, the following knowledge, including a number of knowledge, discuss culture. Knowledge 1: The study of social norms and escape from punishment, and the study of social justice motives and altruistic actions The results of this study show that the ratio of the number of people who escape from justice to the number of people who attack justice exists. The morphological characteristics of the left caudate nucleus of the penalty exerciser show the possibility of the penalty exerciser's reverse foot. Knowledge 2: Aggression, social norms, relationships, student participants, discussion, social status, high levels of social behavior, and dominant actions. This study is aimed at understanding the psychological and mental basis behind the actions of multiple penalties, and at studying the importance of research on the role of the negative factors in the direction of social justice. Overseas researchers and co-authors believe that the 17 countries have implemented, selected and cooperated with each other in the group's ownership, and that the country has a single position, an internal group, an external group, and an unknown group's operation, and that the altruism is narrow. The possibility of indirect interaction between members of the group and the general psychology of society The relationship between the formation of independence and the transition of social system design is important. The ultimate goal of this study is to verify the cultural differences between the cultural formation and social construction, and to refine the theory of social construction.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Arginine vasopressin receptor gene is associated with prosociality

精氨酸加压素受体基因与亲社会性相关

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
影响因子：
0
作者：
Matsumoto;Y.;Li;Y.;Kiyonari;T.;& Yamagishi;T.;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・坂上雅道・山岸俊男;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・坂上雅道・山岸俊男;仁科国之・高岸治人・竹村有由・井上ー村山美保・高橋英彦・山岸俊男;高岸治人・坂上雅道・山岸俊男;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・山岸俊男
通讯作者：
仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・山岸俊男

集団内の上下関係がULTIMATUM GAMEにおける意思決定とテストステロンの働きに与える影響

群体内的等级关系对决策的影响以及《最后通牒游戏》中睾酮功能的影响

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamagishi;T.;清成透子・高橋泰城・Robert Burris・新井さくら・井上裕香子・山岸俊男
通讯作者：
清成透子・高橋泰城・Robert Burris・新井さくら・井上裕香子・山岸俊男

オキシトシン受容体遺伝子と向社会的行動の関係.

催产素受体基因与亲社会行为的关系。

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamagishi;T.;清成透子・高橋泰城・Robert Burris・新井さくら・井上裕香子・山岸俊男;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・山岸俊男;高岸治人
通讯作者：
高岸治人

一般的信頼感が信頼性情報探索に与える影響：選択的分配委任ゲームにおける検討

一般信任对可靠信息搜索的影响：选择性分配委托博弈研究

DOI：
发表时间：
2015
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamagishi;T.;清成透子・高橋泰城・Robert Burris・新井さくら・井上裕香子・山岸俊男;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・高橋英彦・山岸俊男;高岸治人;仁科国之・高岸治人・Alan Fermin・金井良太・井上-村山美穂・高橋英彦・山岸俊男;井上裕香子・熊谷嘉人・清成透子・長谷川寿一;仁科国之・高岸治人・井上-村山美穂・山岸俊男;李楊・山岸俊男;松本良恵・山岸俊男;小野田竜一・高橋伸幸;井上裕香子・清成透子・齋藤慈子・長谷川寿一
通讯作者：
井上裕香子・清成透子・齋藤慈子・長谷川寿一

Incentive-based decision synchrony may enhance voluntary cooperation in a one-shot social dilemma game but may not promote positive evaluation of other game players.

基于激励的决策同步可能会增强一次性社会困境游戏中的自愿合作，但可能不会促进其他游戏玩家的积极评价。