筋強直性ジストロフィーにおける選択的スプライシング異常とその分子機構の解明
筋強直性ジストロフィーにおける選択的スプライシング異常とその分子機構の解明
批准号:
12J09583
负责人:
大澤 奈摘
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
本研究では、筋強直性ジストロフィー(DM)の選択的スプラシング異常に着目して研究を行い、特にABLIM1の選択的スプライシングの分子機構について培養細胞を用いて調べた。すると、PTBP1というスプライシング因子をマウス筋芽細胞C2C12に過剰発現させると、ABLIM1のスプライシングは、DM患者で見られる異常なスプライシングに変化した。逆にsiRNAでPTBP1の発現量をノックダウンさせると、ABLIM1のスプライシングは正常型へと発現が変化した。以上のことより、DM患者やDMモデルマウスの骨格筋ではPTBP1の発現量が通常の骨格筋より増加している可能性があると考え、PTBP1のタンパク質とmRNAの発現量を、それぞれウェスタンブロットとリアルタイムPCRで定量した。すると、PTBP1のタンパク質発現量は、DMモデルマウスでは、正常のマウスより有意に発現量の増加が見られ、同様にDM患者においても、PTBP1タンパク質発現量の増加傾向が見られた。しかし、PTBP1のmRNAの発現量は、DM患者、DMモデルマウスの両者において、正常の骨格筋と比べて発現量の増加は見られなかった。以上のことから、DM患者の骨格筋では、PTBP1の発現量がタンパク質レベル増加しており、それによってABLIM1など様々な遺伝子で選択的スプライシング異常が引き起こっている可能性がある。したがって、PTBP1のタンパク質発現量を減少させるような薬剤を見つけることができれば、スプライシングを正常化させる新規治療法の開発につながる。また、どのようにPTBP1のタンパク質発現量がDM患者で増加しているのか、その分子機構を調べることができれば、そこをターゲットとした薬物治療も可能になることから、本研究のスプライシング分子機構の研究は、治療法開発につながる意義のある研究である。
英文摘要
本研究では、筋強直性ジストロフィー(DM)の選択的スプラシング異常に着目して研究を行い、特にABLIM1の選択的スプライシングの分子機構について培養細胞を用いて調べた。すると、PTBP1というスプライシング因子をマウス筋芽細胞C2C12に過剰発現させると、ABLIM1のスプライシングは、DM患者で見られる異常なスプライシングに変化した。逆にsiRNAでPTBP1の発現量をノックダウンさせると、ABLIM1のスプライシングは正常型へと発現が変化した。以上のことより、DM患者やDMモデルマウスの骨格筋ではPTBP1の発現量が通常の骨格筋より増加している可能性があると考え、PTBP1のタンパク質とmRNAの発現量を、それぞれウェスタンブロットとリアルタイムPCRで定量した。すると、PTBP1のタンパク質発現量は、DMモデルマウスでは、正常のマウスより有意に発現量の増加が見られ、同様にDM患者においても、PTBP1タンパク質発現量の増加傾向が見られた。しかし、PTBP1のmRNAの発現量は、DM患者、DMモデルマウスの両者において、正常の骨格筋と比べて発現量の増加は見られなかった。以上のことから、DM患者の骨格筋では、PTBP1の発現量がタンパク質レベル増加しており、それによってABLIM1など様々な遺伝子で選択的スプライシング異常が引き起こっている可能性がある。したがって、PTBP1のタンパク質発現量を減少させるような薬剤を見つけることができれば、スプライシングを正常化させる新規治療法の開発につながる。また、どのようにPTBP1のタンパク質発現量がDM患者で増加しているのか、その分子機構を調べることができれば、そこをターゲットとした薬物治療も可能になることから、本研究のスプライシング分子機構の研究は、治療法開発につながる意義のある研究である。
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Splicing of ABLIM1 is aberrant in persons with myotonic dystrophy
强直性肌营养不良患者的 ABLIM1 剪接异常
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大澤奈摘, 趙一夢, 石浦章一, 大澤 奈摘, Natsumi Ohsawa, 大澤奈摘, Natsumi Ohsawa]
通讯作者:
Natsumi Ohsawa
石浦研究室HP
石浦研究所HP
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Splicing of ABLIM I is aberrant in DMl patients.
ABLIM I的剪接在DM1患者中是异常的。
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大澤奈摘, 趙一夢, 石浦章一, 大澤 奈摘, Natsumi Ohsawa]
通讯作者:
Natsumi Ohsawa
筋強直性ジストロフィー
强直性肌营养不良
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
小児科診療
影响因子:
--
作者:
[中森雅之, 高橋正紀]
通讯作者:
高橋正紀
筋強直性ジストロフィーにおけるPDLIM3の選択的スプライシング異常
强直性肌营养不良中 PDLIM3 的选择性剪接异常
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大澤奈摘, 趙一夢, 石浦章一, 大澤 奈摘]
通讯作者:
大澤 奈摘
共 7 条
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