Personal networks and naturalization of German immigrants during the First World War
Personal networks and naturalization of German immigrants during the First World War
批准号:
15J40137
负责人:
伊東 直美
金额:
$1.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
今年度は移民と国籍の問題、移住する「ドイツ系」とそのディアスポラ・ネットワークに注目した。第一次大戦期にはロシア・ドイツ人をドイツへと仲介した「ドイツ帰国移住者のための扶助協会」やロシア・ドイツ人牧師からなる、「ドイツ系」移民自身の手による支援団体などが複数存在した。民間支援団体は移民をドイツへと仲介するのみならず、ドイツ社会に受け入れられるよう、読み書きや文化についての講習、生活相談を行った。さらに最終的に定住するために国籍を取得する際、これらの団体とそのネットワークが重要な役割を担った。本年度の研究成果として、「第一次世界大戦期におけるドイツ国籍取得をめぐる問題」が『年報 地域文化研究』、第21号に掲載された。プロイセンにおけるドイツ系ロシア人の帰化申請書を分析し、ロシアから移住した「ドイツ系」と同じく「ドイツ系」でありながらユダヤ教徒の受け入れを対比、考察した。その結果、第一次大戦中、とりわけ軍内部において反セム主義が高まったが、これがそのまま帰化政策に反映されたと直線的に解釈することはできないことが確認された。実際の帰化申請は、ユダヤ系を排除し、ドイツ系を受け入れるという単純な手続きとはならなかった。帰化が公的に有益である、正当な理由があると当局が判断すればユダヤ系であったとしても、本来、その国籍が父親か夫に付随するとされた女性であったとしても帰化が許可されることがあった。これらの帰化申請は申請者側と国家側のやりとりに留まらなかった。ディアスポラ・ネットワークに関わる団体の支援が重要であるとともに、警察の調査が決定的であったため、噂、偏見、密告が影響を及ぼした。2月28日から3月3日にはウィーンにてウィーン大学・ギーセン大学共同若手研究者のためのワークショップに参加し、若手研究者と学際的交流を図った。ベルリンではプロイセン枢密文書館にて帰化に関する史料収集を行った。
英文摘要
今年度は移民と国籍の問題、移住する「ドイツ系」とそのディアスポラ・ネットワークに注目した。第一次大戦期にはロシア・ドイツ人をドイツへと仲介した「ドイツ帰国移住者のための扶助協会」やロシア・ドイツ人牧師からなる、「ドイツ系」移民自身の手による支援団体などが複数存在した。民間支援団体は移民をドイツへと仲介するのみならず、ドイツ社会に受け入れられるよう、読み書きや文化についての講習、生活相談を行った。さらに最終的に定住するために国籍を取得する際、これらの団体とそのネットワークが重要な役割を担った。本年度の研究成果として、「第一次世界大戦期におけるドイツ国籍取得をめぐる問題」が『年報 地域文化研究』、第21号に掲載された。プロイセンにおけるドイツ系ロシア人の帰化申請書を分析し、ロシアから移住した「ドイツ系」と同じく「ドイツ系」でありながらユダヤ教徒の受け入れを対比、考察した。その結果、第一次大戦中、とりわけ軍内部において反セム主義が高まったが、これがそのまま帰化政策に反映されたと直線的に解釈することはできないことが確認された。実際の帰化申請は、ユダヤ系を排除し、ドイツ系を受け入れるという単純な手続きとはならなかった。帰化が公的に有益である、正当な理由があると当局が判断すればユダヤ系であったとしても、本来、その国籍が父親か夫に付随するとされた女性であったとしても帰化が許可されることがあった。これらの帰化申請は申請者側と国家側のやりとりに留まらなかった。ディアスポラ・ネットワークに関わる団体の支援が重要であるとともに、警察の調査が決定的であったため、噂、偏見、密告が影響を及ぼした。2月28日から3月3日にはウィーンにてウィーン大学・ギーセン大学共同若手研究者のためのワークショップに参加し、若手研究者と学際的交流を図った。ベルリンではプロイセン枢密文書館にて帰化に関する史料収集を行った。
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第一次世界大戦、ドイツ東部国境地帯における「帰国移住者」収容と衛生問題
第一次世界大战、德国东部边境地区“回国移民”的拘留和卫生问题
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
専修史学
影响因子:
--
作者:
[露口 正人, 平澤 明, 仲庭 哲津子, 櫻井 淳史, 仲西 功, 木下 誉富, 伊東直美]
通讯作者:
伊東直美
ブレスト・リトフスク講和条約後の「帰国移住者」収容と衛生問題
布列斯特-立托夫斯克和平条约签署后“回国移民”的拘留和卫生问题
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲庭哲津子, Ratana Charoenwattanasatien, 乗岡尚子, 東田怜, 山野奈美, 狩野竜一, 藤原健太郎, 大滝宏代, 田中秀明, 藤井律子, 栗栖源嗣, 伊東直美]
通讯作者:
伊東直美
第一次世界大戦期におけるドイツ国籍取得をめぐる問題
第一次世界大战期间获得德国国籍的问题
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
年報 地域文化研究
影响因子:
--
作者:
[Isao Nakanishi, Katsumi Murata, Naoya Nagata, Masakuni Kurono, Takayoshi Kinoshita, Misato Yasue, Takako Miyazaki, Yoshinori Takei, Shinya Nakamura, Atsushi Sakurai, Nobuko Iwamoto, Keiji Nishiwaki, Tetsuko Nakaniwa, Yusuke Sekiguchi, Akira Hirasawa, Gozo, 伊東直美]
通讯作者:
伊東直美
Vom Nutzen und Nachteil als Deutsche zu sein. Die Einbuergerungspolitik im Ersten Weltkrieg
Vom Nutzen und Nachteil as Deutsche zu sein。
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[露口正人, 平澤明, 仲庭哲津子, 櫻井淳史, 仲西功, 木下誉富, Naomi Ito]
通讯作者:
Naomi Ito
第一次大戦期、ドイツ国籍取得をめぐる問題 -誰が『ドイツ人』として認められるのか
第一次世界大战期间获得德国国籍的问题:谁被认为是“德国人”?
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[伏見こころ, 仲庭哲津子, 武藤梨沙, 安田亜矢, 安藤俊介, 田中秀明, 大岡宏造, 栗栖源嗣, 伊東直美]
通讯作者:
伊東直美
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