細胞系譜特異的ながん細胞増殖を制御する長鎖ノンコーディングRNAの機能解析
細胞系譜特異的ながん細胞増殖を制御する長鎖ノンコーディングRNAの機能解析
批准号:
22K07148
负责人:
加藤 真一郎
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
メラノサイト細胞系譜の発生・分化・生存に必須の転写因子MITFによる細胞系譜特異的な増殖機構(lineage dependency)の本態解明に向けて、メラノサイト細胞系譜特異的なロングノーコンディングRNA(long non-coding RNA: lncRNA)の同定と機能解析を基軸とした研究を遂行した。特に、MITFによって直接転写制御される18種類のlncRNAのうち、新規性が高く、メラノサイトやメラノーマの生存・増殖においてロバストな機能を持つ「lncRNA X」に着目し、その未知なる分子的特性や細胞内局在の詳細な解析を行なった(lncRNA Xは霊長類でのみ発現が確認されている)。近年、lncRNAに含まれるORFから生理活性ペプチドが翻訳されることが様々な生物種で報告されているが、FLAGタグを付加したlncRNA Xを用いた分子生物学的解析や質量分析解析により、lncRNA Xの推定ORFは翻訳されることなくlncRNAのまま機能すると考えられた。さらに、lncRNA Xの細胞内局在についてRNA FISHによる検討を行なったところ、細胞周期依存的に細胞内局在が変化するという興味深い現象が観察された。また、RNA-seqおよび質量分析解析を用いた網羅的な遺伝子・タンパク質発現解析により、lncRNA Xのノックダウンによって細胞周期のG2/M transitionに関連する転写因子AやキナーゼBの発現が有意に低下していたことから、lncRNA Xは細胞周期依存的にその局在を変化させ、直接的・間接的にメラノサイト細胞系譜の細胞周期を制御することが示唆された。以上のことから、MITFによるメラノサイト細胞系譜のlineage dependencyの一端には、lncRNA XによるG2/M細胞周期制御が必要となることが明らかとなった。
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会议论文
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依托单位:
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