支援の現場における「自己」と「物語」

支援领域的“自我”与“故事”

• 批准号: 20K02075
• 负责人: 佐藤 恵
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Hosei University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K02075/
• 关键词: 支援; 自己; 物語

本研究は、支援現場に関する新しい社会の変化をとらえながら、それに対して社会学がいかなる貢献ができるかを問う。福祉・医療に関するいくつかのトピックを設定し、支援が行われている現場に対して、主に質的調査を用いながら自己物語論的分析を行う。理論的には、自己物語論を中心として、医療社会学や犯罪社会学、障害学、家族社会学などとの接合を図る。自己物語論を中心に据える理由は、これらの支援が行われるのは、しばしば人間が自己の形成に困難を覚えるような経験に関わっており、そうした困難に対する人々の反応としての語り、および、聞き手としての支援者（ピア＝仲間、専門職、一般市民等）との相互作用を射程に収められる点で、最も適した理論枠組みと考えられるからである。フィールドとトピックは、病いや障害、犯罪、家族など、自己の再構成に直面する人間の経験に関わるものである。それらの事例の分析を通して、自己物語形成の有効性、発生条件、および限界をより精密に検討すると同時に、物語の聞き手としてピア（仲間）や専門職、あるいはそのようなカテゴリーには含まれないが彼らの日々の生活と密接に関わる人々（地域住民、ボランティア等）の特徴に関する分析を進める。本年度は、研究協力者たちとの研究会において、各自の研究テーマに関する報告と意見交換をさらに進め、成果発表の準備を整えた。具体的には、難病（全身性強皮症）セルフヘルプ・グループにおける当事者の支え合いに関する事例調査、精神障害ピア・サポーターとして活動している人のインタヴュー調査、犯罪・非行経験者の更生保護施設におけるスタッフのインタヴュー調査、市民成年後見人の活動に関する資料分析およびインタヴュー調査について、データの分析と検討を行った結果、発見的な論点・主張について見定めつつある。

This study aims to support the development of new social sciences in the field. Well-being and medical care are related to setting up, supporting, on-site, and qualitative investigations, and analyzing their own stories. Theory, self-theory, medical sociology, criminal sociology, obstacle sociology, family sociology, etc. The reason for the discussion is that the support for the formation of oneself is difficult, and the support for the formation of oneself is difficult. The interaction between the two groups of people is very important. The world's most dangerous place to live is in the hands of the world's most powerful people. The analysis of these cases is based on the analysis of the characteristics of the people (local residents, local residents, etc.) who are closely related to the formation of their own stories, the conditions for their emergence, and the limits of their existence. This year, the research team will discuss and exchange views and prepare for the results. Specific case studies on support and cooperation of the parties involved in the treatment of difficult diseases (systemic scleroderma), mental disorders, loss of life and activities, investigation of rehabilitation protection facilities for criminals, investigation of data analysis and investigation of activities of adult citizens The analysis and discussion of the results, the arguments and opinions of the opinions are determined.

项目成果

「Julian Rappaportの『共同体の物語（community narrative）』論再考――共同的構成物としての『共同体の物語』」

“重温朱利安·拉帕波特的‘社区叙事’理论：‘社区叙事’作为一种公共建构”

• 发表时间: 2023
• 期刊: 『現代社会理論研究』
• 作者: 塩原良和;原口健太郎;郡司嶋達也，江本和生，日野剛徳，北川慶子，柴綿春;中野貴之;伊藤智樹
• 通讯作者: 伊藤智樹

「ナラティヴ・アプローチ、もしくは構成主義的視点からみる『その人らしさ』」

“从叙事方法或建构主义角度看‘人性’”

• 发表时间: 2021
• 作者: 伊藤龍峰;中野貴之;大串浩一郎;伊藤智樹
• 通讯作者: 伊藤智樹

支援と物語 (ナラティヴ) の社会学――非行からの離脱、精神疾患、小児科医、高次脳機能障害、自死遺族の体験の語りをめぐって

支持和叙述的社会学：叙述戒除犯罪、精神疾病、儿科医生、高级脑功能障碍和自杀家属的经历。

• 发表时间: 2020
• 作者: 中塚 武;鎌谷 かおる;渡辺 浩一（編）（分担執筆 髙橋美由紀・黒須里美 pp.51-96);水津嘉克・伊藤智樹・佐藤恵編（相良翔著）
• 通讯作者: 水津嘉克・伊藤智樹・佐藤恵編（相良翔著）