児童・生徒の地理・歴史リテラシーを育む「地歴統合型授業」の開発と実証的検討
児童・生徒の地理・歴史リテラシーを育む「地歴統合型授業」の開発と実証的検討
批准号:
18K18628
负责人:
藤村 宣之
金额:
$3.99万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-06-29 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では,児童・生徒の地理・歴史リテラシーの育成方法を明らかにするために,(1)社会科・地歴科教科書等における発問の分析,(2)小学校・中学校・高校における「地歴統合型授業」のプロセスと効果の分析,(3)小中学校における「地歴統合型単元」の開発と検証を行う。(2)に関して,中学校社会科の地理的分野において地理的事象を歴史的変化と部分的に関連づけた授業(アフリカ州)におけるワークシートの記述内容の分析を行った。その結果,授業時に時系列的変化を数値で示した資料を探究した者は,それ以外の資料(主に文章と写真で説明した資料)を探究した者と比べて,その地域の可能性についての考察において,国全体の経済状況や国内の格差,他の産業等との関係,今後の具体的な変化の可能性などに言及する説明が相対的に多い傾向にあることが示され,地理的事象と時系列的変化を関連づけることによる概念的理解の深化の可能性が示唆された。(3)に関して,「地歴統合型単元」の授業の効果に関して,授業時のワークシートや事前・事後課題における記述内容の関連性を分析した。その結果,授業時のワークシートにおいて社会的事象(首都圏への人口や産業の集中)の空間的・地理的条件と歴史的背景のどちらの内容に対しても自身の既有知識と関連づけ,自分の言葉で言い換えるような意味づけを行って思考プロセスを表現した生徒は,他者の考えの模倣や資料の情報の再生にとどまる生徒に比べて,その後の授業過程において空間的・地理的条件と歴史的背景の両側面から社会的事象の因果関係に着目して説明するようになることが示唆された。一方で,両側面から説明を行っていた生徒でも,別の自治体の人口の増加理由を考察する課題に対しては同様に記述ができない生徒もみられ。別文脈での課題解決にも転移可能な概念的理解の深まりを多くの生徒に達成させる授業の開発の必要性も推察される。
英文摘要
本研究では,児童・生徒の地理・歴史リテラシーの育成方法を明らかにするために,(1)社会科・地歴科教科書等における発問の分析,(2)小学校・中学校・高校における「地歴統合型授業」のプロセスと効果の分析,(3)小中学校における「地歴統合型単元」の開発と検証を行う。(2)に関して,中学校社会科の地理的分野において地理的事象を歴史的変化と部分的に関連づけた授業(アフリカ州)におけるワークシートの記述内容の分析を行った。その結果,授業時に時系列的変化を数値で示した資料を探究した者は,それ以外の資料(主に文章と写真で説明した資料)を探究した者と比べて,その地域の可能性についての考察において,国全体の経済状況や国内の格差,他の産業等との関係,今後の具体的な変化の可能性などに言及する説明が相対的に多い傾向にあることが示され,地理的事象と時系列的変化を関連づけることによる概念的理解の深化の可能性が示唆された。(3)に関して,「地歴統合型単元」の授業の効果に関して,授業時のワークシートや事前・事後課題における記述内容の関連性を分析した。その結果,授業時のワークシートにおいて社会的事象(首都圏への人口や産業の集中)の空間的・地理的条件と歴史的背景のどちらの内容に対しても自身の既有知識と関連づけ,自分の言葉で言い換えるような意味づけを行って思考プロセスを表現した生徒は,他者の考えの模倣や資料の情報の再生にとどまる生徒に比べて,その後の授業過程において空間的・地理的条件と歴史的背景の両側面から社会的事象の因果関係に着目して説明するようになることが示唆された。一方で,両側面から説明を行っていた生徒でも,別の自治体の人口の増加理由を考察する課題に対しては同様に記述ができない生徒もみられ。別文脈での課題解決にも転移可能な概念的理解の深まりを多くの生徒に達成させる授業の開発の必要性も推察される。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
中学校社会科授業を通じた生徒の概念的理解の深化プロセス ―地理的事象と歴史的変化を関連づけた探究型授業を通じて―
通过初中社会学课程加深学生概念理解的过程 -通过将地理现象与历史变迁联系起来的探究式课程-
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[二村 亮平, 三浦 貴大, 高橋勝美, 田中 哲雄, 上田 麻理, 藤村宣之・青柳尚朗]
通讯作者:
藤村宣之・青柳尚朗
生徒の地理的思考を育む地歴統合型単元の開発と実証的検討―中学校地理的分野「関東地方」を題材として
培养学生地理思维的地史综合单元的开发与实证研究——以初中地理领域“关东地区”为课题
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[姫野完治・生田孝至, 青柳尚朗・佐々木 暢・石橋優美・鈴木 豪・藤村宣之]
通讯作者:
青柳尚朗・佐々木 暢・石橋優美・鈴木 豪・藤村宣之
子どもの思考と信念の自律的な質的変化を促す教科学習に関する心理学的研究
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批准号:24K00484
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.73万
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财政年份:2024
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
児童・生徒のデータサイエンスリテラシーを育む教科連携型授業の開発と実証的検討
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批准号:22K18617
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$3.99万
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财政年份:2022
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
子どもの「教科内容の本質的理解」を促す授業デザインに関する心理学的研究
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批准号:20H01760
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2020
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
算数授業への参加を通じた児童の概念理解と関心の変化プロセス
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批准号:14710070
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.62万
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财政年份:2002
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
児童期の数学的概念の学習における方略変化のプロセス
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批准号:12710052
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
児童期の数学的概念の発達における方略変化のメカニズム
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批准号:10710040
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.86万
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财政年份:1998
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
児童期における関数概念の理解とその促進に関する発達的研究-コンピュータ・シミュレーションによる概念理解の解明と促進可能性の検討-
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批准号:08710077
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:藤村 宣之
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依托单位:
児童期における数学的概念の理解促進に関する発達的研究 -コンピューターによる図的情報の呈示と操作が、内包量・比例害連の理解促進に及ぼす効果-
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批准号:07710079
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:藤村 宣之
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依托单位: