知的障害者の注意特性に関する認知心理学的解明

智障人士注意力特征的认知心理解析

基本信息

批准号：
17653087
负责人：
三浦利章
金额：
$ 1.79万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

昨年度行った「実際作業遂行時の知的障害者が遂行困難な課題要件」の調査結果を基に,課題遂行困難性の原因を検討した.特に,二重課題の遂行困難性が注目された.実際の作業環境においては複数の課題を同時に処理することを求められる状況が多いため,二重課題遂行の困難性について原因を検討することは,知的障害者の認知処理に関する基礎知見を得ると共に,知的障害者の作業指導に役立てることが可能と考えられるためである.知的障害者1名(28歳,男性,右利き,裸眼で生活に支障のない視力,全体IQ=35程度(言語性IQ=48,動作性IQ=40弱))を対象に,前述の調査結果から得られた「知的障害者に特に遂行困難な課題」を遂行させ,動作分析と課題分析を行った.なお,この実験に際して,インフォームドコンセントは得られており,実験者と実験参加者の間にはラポールが形成されていた.課題は小さなプラスチックバッグ(100mm×60mm)にキャラメルを2つ挿入し,シーリングするものである.健常者であればほぼ全ての者が遂行可能であるが,調査結果では73.9%の知的障害者がこの課題を遂行することができなかった.実験では上記課題を20試行遂行させた.統制参加者(27歳,男性,右利き,裸眼正常視力,知的障害なし)とパフォーマンスを比較した結果,統制参加者が全試行時間の11.5%で二重課題を遂行していたのに対し,知的障害参加者は0.3%でしか二重課題を遂行しなかった.分析の結果,左右の手で別課題を同時遂行できないこと,両手協応が困難なことがその原因であることが示された.また,それぞれの課題要件遂行間(例:つかむ-手元に戻す)に停滞があり,次動作のプランニングの問題(認知レベルでの問題)が二重課題を困難にさせている可能性が示唆された.今後の課題として,動作に関するプランニングと二重課題パフォーマンスの関係について検討する必要性が示された.

根据去年进行的调查结果，该调查“对实际工作时智力残障人士的要求”进行了研究，我们研究了执行任务困难的原因。特别是注意到执行双重任务的困难。在实际的工作环境中，许多情况都需要同时处理多个任务，因此考虑到执行双重任务困难的原因被认为是有可能获得有关智力残疾人认知处理的基本知识并帮助指导智障人士的。一个残疾人（28岁，男性，右撇子，肉眼，不会干扰生活的视力，总体智商= 35（口头iq = 48，运动iq = 40或更少））是“从上面的调查结果中获得的“对识别智障人士的尤其艰巨的任务”，并进行了运动分析。在此实验中，获得了知情同意，并在实验者和实验者之间形成了融洽的关系。任务是一个小塑料袋（100mm x 60mm）。调查结果表明，智力残疾人中有73.9％的人无法执行这项任务。在实验中，我们进行了上述任务的20个试验，我们进行了上述任务的20次试验。我们将表现与对照参与者进行了20次绩效（27岁，男性，右眼，notection 5％的智力，发现了5％，并且在实验中，发现73.9％的参与者（notection 5 contections）试验时间，虽然只有0.3％的智障参与者是双重任务。分析表明，原因是无法与左手和右手同时执行其他任务，而双手协调的难度是原因。它还提出，任务要求（例如，返回返回）之间存在停滞，并且计划下一个动作（认知水平上的问题）的问题可能会使双重任务变得困难。作为未来的挑战，结果表明，运动计划与双重任务绩效之间的关系是必要的。