血管平滑筋細胞における腫瘍壊死因子によるNO生成酵素誘導の特異性
血管平滑筋細胞における腫瘍壊死因子によるNO生成酵素誘導の特異性
批准号:
05670101
负责人:
中木 敏夫
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
〈目的〉微量細菌内毒素(LPS)の混入により摘出血管内に一酸化窒素(NO)合成酵素が誘導されることが近年明らかとなった。一方、サイトカインにより血管平滑筋細胞内にNO合成酵素が誘導されることが知られている。サイトカイン自身の作用を明らかにするため、LPSの培養液への混入を最小限におさえ、サイトカインによる平滑筋細胞中NO合成酵素活性の誘導能を検討した。〈方法〉ラット大動脈平滑筋細胞を継代培養し、腫瘍壊死因子(TNF-alpha)、インターロイキン-1beta(IL-1beta)、LPSの組み合わせで刺激し、上清中の硝酸イオン、亜硝酸イオン(NOx)濃度をグリース法を用いて計測した。さらに、mRNAの発現をノーザンブロットにより解析した。細胞培養液は低LPS濃度(<1pg/ml)の大塚製薬注射用水を用いて調製し、全てのガラス器具は摂氏250度で2時間乾熱滅菌し使用した。細胞培養液、添加試薬は実験前にLPS濃度を測定した。〈結果〉TNF-alpha(5000U/ml)、LPS(100ng/ml)は単独処置では、48時間まで有意なNOx産生を示さなかった。TNF-alpha、LPS同時処置では時間依存性かつLPS濃度依存性にNOx産生がみられ、N-メチルアルギニン(500muM)またはデキサメサゾン(1muM)同時添加により抑制された。一方、IL-1beta(100U/ml)は単独処置で有意なNOx産生がみられ、LPS同時処置で増強作用を認めた。TNF-alpha、IL-1betaは同時処置で相乗作用を認めた。mRNAもNOxと同様の結果を示した。〈考察〉低LPS環境(<20pg/ml)でTNF-alphaは単独ではNOx産生能を持たず、LPSまたはIL-1beta添加を必要とした。IL-1betaは低LPS環境で単独でNOx産生能を持ち、TNF-alphaと相乗作用を示した。以上の結果は生体外物質であるLPS不在下でも複数のサイトカインの存在する環境では血管平滑菌細胞内でNO合成酵素活性が誘導されることを示唆した。
英文摘要
〈目的〉微量細菌内毒素(LPS)の混入により摘出血管内に一酸化窒素(NO)合成酵素が誘導されることが近年明らかとなった。一方、サイトカインにより血管平滑筋細胞内にNO合成酵素が誘導されることが知られている。サイトカイン自身の作用を明らかにするため、LPSの培養液への混入を最小限におさえ、サイトカインによる平滑筋細胞中NO合成酵素活性の誘導能を検討した。〈方法〉ラット大動脈平滑筋細胞を継代培養し、腫瘍壊死因子(TNF-alpha)、インターロイキン-1beta(IL-1beta)、LPSの組み合わせで刺激し、上清中の硝酸イオン、亜硝酸イオン(NOx)濃度をグリース法を用いて計測した。さらに、mRNAの発現をノーザンブロットにより解析した。細胞培養液は低LPS濃度(<1pg/ml)の大塚製薬注射用水を用いて調製し、全てのガラス器具は摂氏250度で2時間乾熱滅菌し使用した。細胞培養液、添加試薬は実験前にLPS濃度を測定した。〈結果〉TNF-alpha(5000U/ml)、LPS(100ng/ml)は単独処置では、48時間まで有意なNOx産生を示さなかった。TNF-alpha、LPS同時処置では時間依存性かつLPS濃度依存性にNOx産生がみられ、N-メチルアルギニン(500muM)またはデキサメサゾン(1muM)同時添加により抑制された。一方、IL-1beta(100U/ml)は単独処置で有意なNOx産生がみられ、LPS同時処置で増強作用を認めた。TNF-alpha、IL-1betaは同時処置で相乗作用を認めた。mRNAもNOxと同様の結果を示した。〈考察〉低LPS環境(<20pg/ml)でTNF-alphaは単独ではNOx産生能を持たず、LPSまたはIL-1beta添加を必要とした。IL-1betaは低LPS環境で単独でNOx産生能を持ち、TNF-alphaと相乗作用を示した。以上の結果は生体外物質であるLPS不在下でも複数のサイトカインの存在する環境では血管平滑菌細胞内でNO合成酵素活性が誘導されることを示唆した。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Marumo,T.: "Dexamethasone lnhibits Nitric Oxide Synthase mRNA Induction by Interleukin-1alpha and Tumor Necrosis Factor-alpha in Vascular Smesth Muscle Cells" Japanese Journal of Pharmacology. 63. 361-367 (1993)
Marumo,T.:“地塞米松抑制血管平滑肌细胞中白细胞介素 1α 和肿瘤坏死因子 α 诱导的一氧化氮合酶 mRNA”《日本药理学杂志》。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Marumo,T.: "Nitric oxide synthase mRNA in endothelial cells:Syneigistic induction by in terteron-gamma,tumor necrosis factor-alpha and lipop〓lysaccharide and inbibition by dexamethasine" Japanese Journal of Pharmacology. 63. 327-334 (1993)
Marumo, T.:“内皮细胞中的一氧化氮合酶 mRNA:terteron-γ、肿瘤坏死因子-α 和脂多糖的协同诱导以及地塞米辛的抑制”《日本药理学杂志》63. 327-334 (1993)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
血管平滑筋の新しい増殖促進機構:壁内外圧力差
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批准号:06670123
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1994
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
内皮からの新しいNO遊離調節機構:血管壁内外圧力差
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批准号:04670128
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1992
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
Lーアルギニンの血圧降下作用機序の解明
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批准号:03807010
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1991
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
血管収縮の内皮細胞依存性脱感作に関与する物質の解析
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批准号:02807022
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1990
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
血管内皮由来弛緩因子による血管平滑筋細胞増殖の抑制
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批准号:01770140
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1989
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
血管平滑筋細胞増殖因子としての生体アミンの作用機序
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批准号:62770155
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1987
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
クロマフィン細胞におけるニコチン受容体刺激に伴う細胞内Ca^<2+>遊離機構の特異性
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批准号:61770155
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1986
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负责人:中木 敏夫
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依托单位:
海外基金