高次知識構造が関与する感性的認知への記号計算モデル的研究

高阶知识结构情感认知的符号计算模型研究

• 批准号: 05220204
• 负责人: 徃住 彰文
• 金额: $ 0.83万
• 依托单位: Tokyo Institute of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 1993
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1993 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-05220204/
• 关键词: 感性情報; 言語理解; 合成音声; 声質評価; 道徳評価; 感情; プロトコル分析; 対人感性

人間の認知システムの活動のうち、知識、概念、理解をとりあげてこれらの心理過程に含まれる感性処理的な要素を認知心理学の方法で特定し、ひいては認知システムの構成についても伝統的な見解とは異なった、感性処理主導型のモデルを提案するために、複雑で多層的な構造をもった日常的自然概念の認知過程をとりあげて心理学実験をおこなった。前年度におこなった映画・TVドラマの理解過程、広告・TVコマーシャルの評価過程、職業概念・性格概念の形成過程についての実験をひきつぎ,また本年度は新たに声質評価と道徳評価という対象を追加した.声質の評価は、関与する知識源が比較的限定され、しかも知識源相互の構造性は十分に複雑であることから選択された。道徳評価は、関与する知識源を限定することができず、かつ感情喚起を含んだ統合的な過程であることから選択された。声質評価の実験は,合成音声を用いて音の質に関する主観的評定を被験者にもとめた.合成された言語内容そのもののわかりやすさ,ならびにその特定の言語の記憶が主観的評定に与える効果を検討した.結果として,合成音声の質の評価は,その音声や内容に関する記憶による影響を強く受けることが示された.さらに分析を深めることにより,主観的評定による感性的評価のメカニズムを検討していくことの必要性が示唆された.道徳評価の実験は,一般的な理解過程において道徳判断や感情が喚起される要因を特定することを目的として、仮想的事件の記述に対する道徳的評価と生起した感情の記述を発語思考とともに被験者にもとめるという方法を用いた.結果として,状況の認知,道徳評価,対人感情の生起などの過程の相互依存性が見いだされ,対人感性の喚起過程についての全体像が示唆された.

Human cognitive system activities, knowledge, concepts, understanding, cognitive psychology, cognitive psychology. Multiple layers of structure are involved in cognitive processes of everyday natural concepts. In the previous year, the understanding process of the film·TV selection, the evaluation process of the advertisement·TV selection, the formation process of the professional concept·personality concept, and the new sound quality evaluation of the current year were added. The evaluation of sound quality is limited to the comparison of knowledge sources, and the selection of knowledge sources is very complex. The knowledge source of moral evaluation is limited to the process of emotional arousal, including integration. Sound quality evaluation and synthesis of sound quality related to the evaluation of the main body. The evaluation and effect of speech content synthesis and memory of specific speech are discussed. As a result, the evaluation of the quality of synthesized sound shows that the influence of sound content on memory is strong. The analysis of this issue is based on the evaluation of the subject, the evaluation of the subject and the necessity of the subject. The process of understanding is to determine the cause of the event. As a result, the cognition of the situation, the evaluation of morality, the interdependence of the process of the generation of feelings, and the whole image of the arousal process of feelings are revealed.

项目成果

徃住彰文: "思考の一形態としての感性" 日本認知科学会テクニカル・レポート・感性への計算アプローチ. 11-12 (1993)

Akifumi Izumi：“敏感性作为一种思维形式”日本认知科学学会技术报告：感性计算方法 11-12 (1993)。

徃住彰文: "映像メディア理解に含まれる感性的過程の計算モデル" 信学技報. HC92-70. 31-36 (1993)

Akifumi Izumi：“理解视频媒体的情感过程的计算模型”IEICE HC92-70 (1993)。

坂本百大: "人工知能は感性を持てるか" 東海大学出版会(印刷中),

坂本百大：“人工智能可以具有敏感性吗？”东海大学出版社（出版中），

徃住彰文: "知識メディアと知的共同作業" 日本社会学会第66回大会報告要旨. 471-472 (1993)

Akifumi Izumi：“知识媒体与智力合作”日本社会学协会第 66 届会议摘要 471-472（1993）。

徃住彰文: "CSCWの基礎としてのコンピュータ支援認知" 日本認知科学会テクニカル・レポート・感性への計算アプローチ. 48-51 (1993)

Akifumi Izumi：“计算机辅助认知作为 CSCW 的基础”日本认知科学学会技术报告：感性计算方法 48-51 (1993)。