肝・細胞の分化に関連する転写制御因子

与肝脏/细胞分化相关的转录控制因子

• 批准号: 02152006
• 负责人: 堤 賢一
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Iwate University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Cancer Research
• 财政年份: 1990
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1990 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02152006/
• 关键词: アルドラ-ゼB遺伝子; 転写; 転写制御因子

ラットアルドラ-ゼB遺伝子上には、その肝特異的転写に必須な3つの制御領域ーA,BおよびC領域ーが存在し、これらの領域にそれぞれAlFーA,AlB,AlFーCと名ずけた転写制御因子が結合する。in vitro転写実験により次のことがわかった。アルドラ-ゼBの効率良い転写には上記3領域の全てに対応する因子が結合することが必須であるが、B領域にはAIFーCも結合可能であり、この場合でも転写効率は3種の因子が結合した場合と同程度である。また上記3領域のうち因子が結合していない領域が1ケ所でもあると転写効率が低下することも分かった。これらの因子をDNAーセファロ-スを用いたアフイニテイークロマトで精製した結果、AlFーAおよびAlFーCはそれぞれすでに報告されているHNFlおよびC/EBP様の因子であることがわかった。しかしAIFーBは分子量(約7万)、DNA結合の特異性、各種細胞および組織における分布の比較から、これまでに報告されていない新しいタイプのCCAATー結合性転写因子であることがわかった。AlFーAおよびAlFーCは肝特異的に発現している種々の遺伝子にも作用するが、AlFーBも同様のことが示唆されている。したがって、これら3種の因子は肝細胞の分化形質発現にきわめて重要な因子である。現在こらの因子の構造解析を予定しているところである。

The domain A, B and C must exist in the domain A,B and C, and the domain A, B and C must be combined with the domain A, B and C. In vitro In this case, it is necessary to combine all the factors in the three fields. In this case, it is possible to combine all the factors in the three fields. The number of entries in the list is 3. The factors of HNF1 and C/EBP are reported in the report. Molecular weight of AIF-B (about 70,000), specificity of DNA binding, comparison of distribution in various cells and tissues, and report of CCAAT binding factor. AlF-A and AlF-C are liver-specific development partners, and AlF-B is the same development partner. Three factors are important for the development of hepatocyte differentiation. Now, the structural analysis of the factor is determined.

项目成果

堤 賢一: "シリ-ズ 分子生物学の進歩 第5巻 遺伝子の発現と制御II" 丸善, 15 (1989)

Kenichi Tsutsumi：“分子生物学系列进展第 5 卷基因表达和调节 II”Maruzen，15（1989）

堤 賢一: "動物細胞における転写調節の機構" 日本農芸化学会誌. 64. 918-920 (1990)

Kenichi Tsutsumi：“动物细胞转录调控机制”日本农业化学学会杂志 64. 918-920 (1990)。