遺伝子治療の基礎研究
遺伝子治療の基礎研究
批准号:
05354012
负责人:
松田 一郎
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
研究班の目的は、遺伝子治療に向けての基礎的研究で、以下に述べる2本の柱を立てて行われた。1.治療を目的とした遺伝子導入に関する研究この研究の目的は遺伝子を目的細胞(組織)に導入する場合のベクターの開発、トランスフェクションの手法の改善、発現率増強のための手法の開発、導入した遺伝子の安定性の確保、さらには遺伝子導入により引き起こされる癌化の防止策の検討など、遺伝子導入に際して考えられる様々な問題を検討した。遺伝子導入ベクターとして島田(隆)はHIVに着目した。これはレトロウイルスの一種でCD4陽性リンパ球に特異的に感染し、非分裂細胞の染色体に組み込まれる。このことから今後研究を重ねれば先天免疫不全、AIDS、癌の治療に利用できることを示唆した。斉藤はアデノウイルスベクターについて研究した。特にSRa、EF1a、CAG 3種のプロモーター活性につき検討しCAGがなかでも最も強力であることを見いだした(特許申請中)。島田(和)は遺伝子治療の理想的手法であるシーンターゲッテイングを用いた方法の開発を目指して、その効率を上げ、安定性を得る手法を検討した。そして、ヘルペスウイルスベクターの3′端を修飾することにより、細胞内でのベクターの安定性を得た。中西はセンダイウイルスがもつ膜融合性を利用し、リポゾームにこれを植え込んだ担体を開発した。また直接センダイウイルスをベクターに利用する手法も検討している。これは金田によっても追求されている。香川はミトコンドリア病の解明を精力的に行い、加えて、mtDNAパーテイクル銃を用いた、本症の遺伝子治療の基礎研究にも着手した。2.遺伝子発現機構の解明と疾患との対応に関する研究この研究の目的は遺伝子病(癌も含む)での遺伝子発現機構の異常を解明し、それが修復手法(治療)の対象になり得るか否かを検討するものである。なお、この研究にあたっては培養細胞や動物モデルでの検討が考えられる。遺伝子病の発症機構の解明がより詳細に究明されなければ、仮に遺伝子導入が成功しても、治療効果に結びつかない可能性もある。遺伝子発現機構(5′上流変異、胎児期突然変異、モザイクの解明、転写因子異常など)の解明はどの疾患に遺伝子治療の優先権を与えるかという問題にもつながる重要な研究である。導入した遺伝子が本来の調節を受けて発現する方法はいろいろあるが、今井はその1つとして酵母人工染色体(YAC)を用いて数百kbの遺伝子単位を細胞に導入し、発現パターンを研究する手法を開発した。森は肝型アルギナーゼをモデルとして、その上流を解析し、導入遺伝子の発現効果を上げる工夫をした。平井はアンチセンスオリゴヌクレオチド法を用いてヒト白血病の治療の可能性を追及し、期待できる成果をあげた。谷はヒトのピルビン酸キナーゼ欠損症の治療を目標とし、マウスの骨髄細胞にレトロウイルスベクターを用いてこの遺伝子導入の実験を始めた。多田、折居はそれぞれプロピオン酸血症、ペルオキシゾーム病をとりあげ、その遺伝子解析を進め、将来の遺伝子治療に備えるデーターを集積した。成澤、松田はフェニルケトン尿症、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症、モデル動物を用いて遺伝子治療の実験を開始した。
英文摘要
研究班の目的は、遺伝子治療に向けての基礎的研究で、以下に述べる2本の柱を立てて行われた。1.治療を目的とした遺伝子導入に関する研究この研究の目的は遺伝子を目的細胞(組織)に導入する場合のベクターの開発、トランスフェクションの手法の改善、発現率増強のための手法の開発、導入した遺伝子の安定性の確保、さらには遺伝子導入により引き起こされる癌化の防止策の検討など、遺伝子導入に際して考えられる様々な問題を検討した。遺伝子導入ベクターとして島田(隆)はHIVに着目した。これはレトロウイルスの一種でCD4陽性リンパ球に特異的に感染し、非分裂細胞の染色体に組み込まれる。このことから今後研究を重ねれば先天免疫不全、AIDS、癌の治療に利用できることを示唆した。斉藤はアデノウイルスベクターについて研究した。特にSRa、EF1a、CAG 3種のプロモーター活性につき検討しCAGがなかでも最も強力であることを見いだした(特許申請中)。島田(和)は遺伝子治療の理想的手法であるシーンターゲッテイングを用いた方法の開発を目指して、その効率を上げ、安定性を得る手法を検討した。そして、ヘルペスウイルスベクターの3′端を修飾することにより、細胞内でのベクターの安定性を得た。中西はセンダイウイルスがもつ膜融合性を利用し、リポゾームにこれを植え込んだ担体を開発した。また直接センダイウイルスをベクターに利用する手法も検討している。これは金田によっても追求されている。香川はミトコンドリア病の解明を精力的に行い、加えて、mtDNAパーテイクル銃を用いた、本症の遺伝子治療の基礎研究にも着手した。2.遺伝子発現機構の解明と疾患との対応に関する研究この研究の目的は遺伝子病(癌も含む)での遺伝子発現機構の異常を解明し、それが修復手法(治療)の対象になり得るか否かを検討するものである。なお、この研究にあたっては培養細胞や動物モデルでの検討が考えられる。遺伝子病の発症機構の解明がより詳細に究明されなければ、仮に遺伝子導入が成功しても、治療効果に結びつかない可能性もある。遺伝子発現機構(5′上流変異、胎児期突然変異、モザイクの解明、転写因子異常など)の解明はどの疾患に遺伝子治療の優先権を与えるかという問題にもつながる重要な研究である。導入した遺伝子が本来の調節を受けて発現する方法はいろいろあるが、今井はその1つとして酵母人工染色体(YAC)を用いて数百kbの遺伝子単位を細胞に導入し、発現パターンを研究する手法を開発した。森は肝型アルギナーゼをモデルとして、その上流を解析し、導入遺伝子の発現効果を上げる工夫をした。平井はアンチセンスオリゴヌクレオチド法を用いてヒト白血病の治療の可能性を追及し、期待できる成果をあげた。谷はヒトのピルビン酸キナーゼ欠損症の治療を目標とし、マウスの骨髄細胞にレトロウイルスベクターを用いてこの遺伝子導入の実験を始めた。多田、折居はそれぞれプロピオン酸血症、ペルオキシゾーム病をとりあげ、その遺伝子解析を進め、将来の遺伝子治療に備えるデーターを集積した。成澤、松田はフェニルケトン尿症、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症、モデル動物を用いて遺伝子治療の実験を開始した。
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R.Morishita,et al.: "Novel and effective gene transfer technique for study of vascular renin angiotensin system" J.Clinical Investigation. 91. 2580-2585 (1993)
R.Morishita 等人:“用于研究血管肾素血管紧张素系统的新颖有效的基因转移技术”J.Clinical Investigation。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ohura T.,et al: "The molecular defict in propionic acidemia : exon skipping caused by an 8-bp deletion from an intron tn the PCCB allele." Human Genet.92. 397-402 (1993)
Ohura T.等人:“丙酸血症的分子缺陷:PCCB 等位基因内含子 8 bp 缺失导致外显子跳跃。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Kaneda: "A laboratory handbook" Academic Press,Inc.Orlando Florida(in press),
Y.Kaneda:《实验室手册》Academic Press,Inc.Orlando Florida(印刷中),
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
K.Horie: "Structure of replacement vectors for efficient gene targeting" J.Biochem.(Tokyo). (in press). (1994)
K.Horie:“用于有效基因靶向的替代载体的结构”J.Biochem.(东京)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
島田和典: "マウス胚性幹細胞を利用したヒト疾患モデル動物の作製" 学術月報. 46. 833-837 (1993)
Kazunori Shimada:“利用小鼠胚胎干细胞创建人类疾病模型动物”学术月报46。833-837(1993)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 66 条
単一遺伝子病の分子・細胞生物学的研究、疾患発症の分子機構の解明
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批准号:04260102
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$69.12万
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财政年份:1992
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
単一遺伝子病の分子・細胞生物学的研究,疾患発症の分子機構の解明
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批准号:03265102
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$51.26万
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财政年份:1991
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
筋型糖原病における変異酵素の遺伝的異質性と臨床症状の関係についての研究
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批准号:58480255
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:1983
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
メープルシロップ尿症における変異酵素の遺伝的異質性と発症機構の関係についての研究
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批准号:56480191
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:1981
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
高アンモニア血症の発症機序に関する研究
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批准号:X00080----448229
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$3.52万
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财政年份:1979
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
長期培養リンパ球を使用した先天性尿素サイクル異常症の研究
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批准号:X00080----249018
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:1977
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负责人:松田 一郎
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依托单位:
海外基金