音韻構造の普遍性に関する理論音韻論的研究

音系结构普遍性的音系理论研究

• 批准号: 05710290
• 负责人: 窪薗 晴夫
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Osaka University of Foreign Studies
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1993
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1993 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05710290/
• 关键词: 音韻構造; 日本語; モ-ラ; 音節; 英語; 音節量

「モ-ラ」・「音節」という概念が英語と日本語の音韻記述にどのように機能しているかを、アクセント規則や語形成規則をはじめとするさまざまな言語現象の分析を通じて分析し、言語間にどのような共通性と相違点が見られるかを理論的観点から考察した。具体的には次の4つの問題を考察した結果、以下のような知見を得た。1.混成語形成などの日本語の記述に「モ-ラ」という概念が語分節の単位として機能している。2.英語の音韻規則・語形成規則の記述に用いられる「モ-ラ」という概念は、語の音韻的長さを測る単位としての機能であり、これは日本語のモ-ラが持っている機能の一部に過ぎない。3.英語の分析に有用とされている「音節量」という概念が音韻構造の変遷と現代日本語の音韻構造を理解する上で重要なものである。4.日本語の「シラビーム方言」と、英語をはじめとする「音節言語」の間には、アクセント規則などにおいて共通性が見いだされ、この点において日本語の「モ-ラ方言」との間に体系的な差異が見られる。このような研究結果を踏まえると、(1)日本語話者が「モ-ラ」の持つ複数の言語機能をどのようにして獲得するかという言語習得に関する問題、(2)日本語の歴史の中で、「モ-ラ」がどのように確立されてきたかという音韻史の問題、(3)世界の自然言語に、英語と日本語のいずれのタイプの音韻構造が一般的かという類型論の問題、以上3つの問題が今後の課題として残されている。

The concept of "syllables" and "syllables" in English and Japanese phonemes is described in terms of functions and rules of language formation. The analysis of speech phenomena is carried out in terms of commonality between speech and theory. The specific results of the investigation of the four problems are as follows: 1. The formation of mixed idioms in Japanese is described as "-" and "concept" in Japanese, and the unit position and function of language segmentation are changed. 2. English phonological rules and language formation rules are described in terms of concepts, phonological length measurement, unit position and function, and Japanese phonological length measurement. 3. The analysis of English is useful, and the concept of "syllable quantity" is important for understanding the phonological structure of modern Japanese. 4. The differences between Japanese dialect and English syllabic speech systems can be seen in the commonality between Japanese dialect and English syllabic speech. The results of this study are as follows: (1) Japanese speakers 'problems in language acquisition related to the maintenance of plural speech functions;(2) Japanese language history;(3) Japanese natural speech in the world; English and Japanese phonological structure is a general problem of type theory, and the above three problems are future problems.

项目成果

窪薗晴夫: "日本語複合語における平板化形態素の作用域について" 日本語・日本文化研究. 3. 9-18 (1993)

Haruo Kubozono：“论日语复合词中扁平化语素的作用域”，《日本语言文化研究》，3. 9-18 (1993)。

岩井康雄: "東京方言複合語アクセント規則再考" 日本音声学会全国大会研究発表論文集. 73-76 (1993)

Yasuo Iwai：“东京方言复合词重音规则的重新考虑”日本语音学会全国会议记录73-76（1993）。

窪薗晴夫: "音声学と音韻論のインターフェース" 言語. 22-6. 116-119 (1993)

Haruo Kubozono：“语音学和音韵学之间的接口”22-6（1993）。

窪薗晴夫: "リズムから見た言語類型論" 言語. 22-11. 62-69 (1993)

Haruo Kubozono：“节奏角度的语言类型学”22-11（1993）。