オンライン技術を用いた裁判外紛争処理手続の実証的研究

利用在线技术替代性争议解决程序的实证研究

基本信息

批准号：
13224080
负责人：
町村泰貴
金额：
--
依托单位：
Asia University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

この研究は、裁判外紛争処理手続(ADR)にオンライン技術を応用することによって、従来のものより効率的かつ質の高い、そして国境に制約されない紛争処理手続を構築することを目標としている。オンラインADRのメリットは、第一に遠隔地の当事者による利用を可能とすることで、弁護士などのリーガルサービス機関が乏しい、または全く存在しない地域の住民にも開かれた法的サービスを提供できること、第二にオンライン環境では紛争の特質に応じて、公開または非公開のそれぞれのメリットを最大限生かすことが出来ること、そして第三にサイバースペースで生じたトラブルの解決に馴染みやすく、その特性にマッチしたシステムを構築できることである。以上のような可能性を考慮して、具体的な実証モデルを構築するのが本研究の目的であった。本研究の第一の具体的作業として、法律相談をオンライン環境で行う実証モデルを構想した。具体的には、相談者の話から法的に整理するために必要な要素をいかに引き出すためのインターフェースを設計する作業であり、国内外のオンライン相談受付窓口のインターフェースを参考にしつつ、試作を行っている。次に、相談者の問題解決に役立つ法律や裁判例を提供するために、相談者が法律データベースにアクセスできる環境を構築した。本研究では具体的に法律データベースのLAN環境によるアクセス利用権を設定し、これに対する相談者のアクセス実験を行った。このほか、本研究の本来の目的はオンライン調停のシステムを構築することであり、そのためにアメリカでADRの研究者の意見聴取を行うとともに、電子メール等を通じた意見交換を進めた。今年度は、研究期間がごく短期間ということもあって、システムの基本的な部分の構築にとどまらざるを得ないが、来年度は、実際の紛争当事者や弁護士の協力を得て、グループウェアによる交渉の実験を行う予定である。

这项研究旨在通过将在线技术应用于法外争端解决程序（ADRS）来创建比传统技术更有效，高质量和无边界争议程序。在线ADR的好处首先是，通过远程政党将其使用，它可以为在律师等领域几乎没有或没有法律服务机构（例如律师服务机构）开放的法律服务，其次，可以通过在网上环境中的竞争而变得越来越多的问题来实现公共或私人的优势，从而可以熟悉熟悉的范围，并且可以熟悉熟悉的范围。这些特征。这项研究的目的是考虑上述可能性的具体经验模型。作为这项研究的第一个和特定的任务，我们构思了一个经验模型，其中在线环境中进行法律咨询。具体而言，任务是设计一个界面，以提取合法组织顾问谈判的必要要素，并且在参考日本和国外的在线咨询接待台的界面时，正在执行原型。接下来，我们创建了一个环境，顾问可以访问法律数据库，以提供法律和法院案件，以帮助他们解决问题。在这项研究中，使用LAN环境专门设定了访问权限，以制定法律数据库，并进行了顾问进行访问实验。此外，这项研究的最初目的是建立一个在线调解系统，为此，ADR研究人员在美国接受了采访，并通过电子邮件和其他方式交换了观点。今年，由于研究期很短，我们别无选择，只能建立系统的基本部分，但是明年，我们将在合作的实际争议方和律师的合作下进行实验以谈判使用集体软件进行谈判。