カエル嗅細胞に存在する新規カルシウム結合蛋白質p2601fの機能解析
カエル嗅細胞に存在する新規カルシウム結合蛋白質p2601fの機能解析
批准号:
13780636
负责人:
三輪 尚史
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
关键词:
中文摘要
匂いの感覚細胞である嗅細胞の順応には匂い刺激後に流入するカルシウムイオン(Ca)が必要であることが示されている。しかし、その分子機構の詳細はまだ明らかではない。最近、我々がカエル嗅上皮からクローニングした新規のCa結合蛋白質、p26olfは匂い受容の場である嗅繊毛に局在し、匂い受容体の脱感作に関与すると考えられているβ-アドレナリン受容体キナーゼとCa存在下で結合することが示唆されている。そこで、本研究では、p26olfの嗅細胞におけるCa依存的な順応調節の可能性を検討した。まず、これまでの結果から、p26olfが匂い受容過程のリン酸化反応に関与する可能性が考えられたので、嗅繊毛におけるリン酸化反応を解析した。単離した嗅繊毛を用いた実験から嗅繊毛内に主要なリン酸化蛋白質(〜45kDa)が認められた。この主要なリン酸化蛋白質のみかけのリン酸化量はG蛋白共役型受容体キナーゼによるリン酸化と、Ca依存性ホスファターゼによる脱リン酸化のバランスの上に成り立っていることがわかった。匂い刺激後の高Ca濃度状態ではみかけのリン酸化量は減少していたことから、このリン酸化蛋白質が繊毛内Ca情報伝達系に関与する可能性は高いと考えている。現時点では、この蛋白質のリン酸化へのp26olfの影響は確認できていない。p26olfのCa依存的な生理作用を考える上で、p26olfのCa結合能、Ca親和性を明らかにすることは重要である。そこで、p26olfのCa結合特性を平衡透析法により解析した。その結果、p26olfの4ケ所の推定Ca結合部位全てにCaが結合する一方で、その各Ca結合部位は異なったCa親和性をもち、ある特定の順序でCaが結合する可能性を示した。この結果からp26olfは実際に嗅繊毛内のCa濃度を検出し、嗅繊毛内Ca情報伝達系に関与する可能性が示された。
英文摘要
匂いの感覚細胞である嗅細胞の順応には匂い刺激後に流入するカルシウムイオン(Ca)が必要であることが示されている。しかし、その分子機構の詳細はまだ明らかではない。最近、我々がカエル嗅上皮からクローニングした新規のCa結合蛋白質、p26olfは匂い受容の場である嗅繊毛に局在し、匂い受容体の脱感作に関与すると考えられているβ-アドレナリン受容体キナーゼとCa存在下で結合することが示唆されている。そこで、本研究では、p26olfの嗅細胞におけるCa依存的な順応調節の可能性を検討した。まず、これまでの結果から、p26olfが匂い受容過程のリン酸化反応に関与する可能性が考えられたので、嗅繊毛におけるリン酸化反応を解析した。単離した嗅繊毛を用いた実験から嗅繊毛内に主要なリン酸化蛋白質(〜45kDa)が認められた。この主要なリン酸化蛋白質のみかけのリン酸化量はG蛋白共役型受容体キナーゼによるリン酸化と、Ca依存性ホスファターゼによる脱リン酸化のバランスの上に成り立っていることがわかった。匂い刺激後の高Ca濃度状態ではみかけのリン酸化量は減少していたことから、このリン酸化蛋白質が繊毛内Ca情報伝達系に関与する可能性は高いと考えている。現時点では、この蛋白質のリン酸化へのp26olfの影響は確認できていない。p26olfのCa依存的な生理作用を考える上で、p26olfのCa結合能、Ca親和性を明らかにすることは重要である。そこで、p26olfのCa結合特性を平衡透析法により解析した。その結果、p26olfの4ケ所の推定Ca結合部位全てにCaが結合する一方で、その各Ca結合部位は異なったCa親和性をもち、ある特定の順序でCaが結合する可能性を示した。この結果からp26olfは実際に嗅繊毛内のCa濃度を検出し、嗅繊毛内Ca情報伝達系に関与する可能性が示された。
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Miwa, N.: "Calcium-binding and identification of possible target protein(s) of p26olf, an S100-like calcium-binding protein in the frog olfactory epithelium"Jpn. J. Physiol.(Suppl). 51. S210 (2001)
Miwa, N.:“p26olf 的钙结合和可能靶蛋白的鉴定,p26olf 是青蛙嗅觉上皮细胞中的 S100 样钙结合蛋白”Jpn。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Miwa, N.: "Calcium-binding by p26olf, an S100-like protein in the frog olfactory epithelium"Eur. J. Biochem.. 268. 6029-6036 (2001)
Miwa, N.:“p26olf 与钙结合,p26olf 是青蛙嗅觉上皮细胞中的一种 S100 样蛋白”Eur。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Miwa, N.: "Frog p26olf, a molecule with two S100 domains in single peptide"Microsc. Res. Tech.. (in press).
Miwa, N.:“Frog p26olf,一种在单个肽中具有两个 S100 结构域的分子”Microsc。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Uebi, T.: "Detection of 35kDa proteins as possible target proteins of p26olf"Neurosci. Res. (Suppl). (in press).
Uebi, T.:“检测 35kDa 蛋白作为 p26olf 的可能靶蛋白”Neurosci。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
新規転移阻害タンパク質の機能解析を通した癌細胞遊走能調節の分子基盤の解明
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批准号:22K06835
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:三輪 尚史
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依托单位:
海外基金