カントにおける美学と社会哲学 -ヘルダ-による批判からの再構成-
カントにおける美学と社会哲学 -ヘルダ-による批判からの再構成-
批准号:
04J01029
负责人:
杉山 卓史
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
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本年度はまず、研究第一年次(平成16年度)に得られた成果である<『カリゴネー』におけるヘルダーのカント批判の意義は、カントの『判断力批判』における「超越論的」趣味論と人間学講義における「経験的」ないし「心理学的」趣味論との比較検討を促す点に存しており、趣味判断が主観的普遍性を要求するというカントの主張は、この比較検討によって捉え直されるべきである>という見解を承け、この比較検討を実践した。その結果、経験的・心理学的趣味論は人々が考えたことや感じたことを実際に伝達している「社会」という経験的な要素からトップダウン式に、そしてそれゆえ共通感覚概念によらずに趣味を規定する「社会的存在としての人間の陶冶」を意図するものであることが明らかになり、カント美学受容史に新たな理解の基軸をもたらしえた。次いで、研究第二年次に行ったヘルダーの共通感覚論の研究を、視点を変えてさらに継続した。具体的には、その音楽論におけるクラヴィーアのアナロジーに即して「五官」に「共通」の「感覚」と「人々」に「共通」の「感覚」との連関を検討した。クラヴィーアは一方でその内部に調和することもあれば不調和に終わることもあるさまざまな音を生み出す点において人間の快および不快の感情を説明し、他方、自ら音を発するのみならず外からの音に共鳴して新たな音を発しもする点において人間の共感を説明してくれる。もちろん、このアナロジーはヘルダー独自のものではなく、同時代のフランス唯物論者たちも好んで用いたものではあるが、唯物論者でないヘルダーにとってこのアナロジーは、彼がライプニッツのモナドロジーをハラーの生理学を参照しつつ批判的に摂取して形成した「有機的モナドロジー」とでも呼ぶべき独自の自然哲学の表現であった。その意味で、二種の共通感覚の連関の問題は、ヘルダーの思想の中心に位置している。
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クラヴィーアとしての人間-ヘルダーの自然哲学的共通感覚論
作为克拉维尔的人——赫尔德的常识自然哲学理论
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
京都市立芸術大学美術学部研究紀要 51
影响因子:
--
作者:
[石田昌義, 田中義正, 湊長博, 杉山卓史]
通讯作者:
杉山卓史
カントの人間学講義における「経験的・心理学的」趣味論について
论康德人类学讲座中的“经验/心理”趣味理论
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
哲学研究 582
影响因子:
--
作者:
[石田昌義, 田中義正, 湊長博, 杉山卓史, 杉山卓史, 杉山卓史]
通讯作者:
杉山卓史
ヘルダーの共通感覚論-共感覚概念の誕生-
赫尔德的共同感觉理论 - 联觉概念的诞生 -
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
美学 57・1(通巻225)
影响因子:
--
作者:
[石田昌義, 田中義正, 湊長博, 杉山卓史, 杉山卓史]
通讯作者:
杉山卓史
『カリゴネー』におけるヘルダーのカント批判の意味するもの --カント趣味論研究への一視点--
赫尔德在《卡利戈内》中批判康德的启示——康德趣味论研究的一个视角——
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
京都美学美術史学 4
影响因子:
--
作者:
[石田昌義, 田中義正, 湊長博, 杉山卓史, 杉山卓史, 杉山卓史, 杉山卓史]
通讯作者:
杉山卓史
18世紀の「閾」の美学―量質転化現象としての美的性質をめぐる言説の思想史的研究―
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批准号:22K00141
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2022
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负责人:杉山 卓史
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依托单位:
ドイツ啓蒙主義美学における「感覚」概念の通時的研究
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批准号:11J07950
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2011
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负责人:杉山 卓史
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依托单位:
海外基金