エピジェネティクス制御因子の生物学的役割の解明とがん化との関連
エピジェネティクス制御因子の生物学的役割の解明とがん化との関連
批准号:
16790053
负责人:
長田 茂宏
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
個体は分化した特有の機能を持った様々な細胞から構成されおり、そのゲノム配列は基本的にはすべての細胞において同一である。個々の細胞が特有の遺伝子発現をするためには、エピジェネティクスによる制御が重要となる。そして、エピジェネティクス制御異常はがんなどの疾病の原因となる。本課題においては、エピジェネティクス制御因子の生物学的役割の解明とがん化に対する影響を明らかにすることを目的に、以下の2点を中心に行った。1)ヒストン修飾酵素およびクロマチン形成因子と相互作用する因子の解析酵母サイレンシングに関与するヒストンアセチル化酵素であるSAS複合体と相互作用するクロマチン形成因子Asf1pに結合する因子をGSTとの融合タンパク質を用いることにより精製し、質量分析により同定(p130)した。ASF1遺伝子破壊株はDNAに損傷を与えるブレオマイシンに感受性を示すが、p130をコードする遺伝子の破壊はその感受性を軽減することが明らかとなった。また、p130はAsf1pと異なるクロマチン形成因子と相互作用することも明らかとなった。2)発がん過程に発現変化するエピジェネティクス制御因子の機能解析肝化学発がんの腫瘍マーカーであるグルタチオントランスフェラーゼ(GSTP)陽性前がん病変において発現上昇するエピジェネティクス制御因子として、ヒストンアセチル化酵素MOZ, HBO1を同定した。前がん病変において発現誘導したMOZは転写因子Nrf2/MafKに作用して、GSTPのプロモータ活性を増加させている可能性が示唆された。HBO1には複数のスプライシングバリアントが存在することが明らかとなり、肝前がん病変における発現上昇の割合はバリアントにより異なることが示された。
英文摘要
個体は分化した特有の機能を持った様々な細胞から構成されおり、そのゲノム配列は基本的にはすべての細胞において同一である。個々の細胞が特有の遺伝子発現をするためには、エピジェネティクスによる制御が重要となる。そして、エピジェネティクス制御異常はがんなどの疾病の原因となる。本課題においては、エピジェネティクス制御因子の生物学的役割の解明とがん化に対する影響を明らかにすることを目的に、以下の2点を中心に行った。1)ヒストン修飾酵素およびクロマチン形成因子と相互作用する因子の解析酵母サイレンシングに関与するヒストンアセチル化酵素であるSAS複合体と相互作用するクロマチン形成因子Asf1pに結合する因子をGSTとの融合タンパク質を用いることにより精製し、質量分析により同定(p130)した。ASF1遺伝子破壊株はDNAに損傷を与えるブレオマイシンに感受性を示すが、p130をコードする遺伝子の破壊はその感受性を軽減することが明らかとなった。また、p130はAsf1pと異なるクロマチン形成因子と相互作用することも明らかとなった。2)発がん過程に発現変化するエピジェネティクス制御因子の機能解析肝化学発がんの腫瘍マーカーであるグルタチオントランスフェラーゼ(GSTP)陽性前がん病変において発現上昇するエピジェネティクス制御因子として、ヒストンアセチル化酵素MOZ, HBO1を同定した。前がん病変において発現誘導したMOZは転写因子Nrf2/MafKに作用して、GSTPのプロモータ活性を増加させている可能性が示唆された。HBO1には複数のスプライシングバリアントが存在することが明らかとなり、肝前がん病変における発現上昇の割合はバリアントにより異なることが示された。
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Chromatin assembly factor Asf1p-dependent occupancy of the SAS histone acetyltransferase complex at the silent mating-type locus HMLα
染色质组装因子 Asf1p 依赖于 SAS 组蛋白乙酰转移酶复合物在沉默交配型位点 HMLα 的占据
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Nucl.Acids Res. 33巻・8号
影响因子:
--
作者:
[Osada, S., Kurita, M., Nishikawa, J., Nishihara, T.]
通讯作者:
T.
Cloning and characterization of a cDNA encoding the histone acetyl transferase monocytic leukemia zinc finger protein (MOZ) in rat
编码大鼠组蛋白乙酰转移酶单核细胞白血病锌指蛋白 (MOZ) 的 cDNA 的克隆和表征
DOI:
--
发表时间:
期刊:
Journal of Health Science (in press)(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Ohta, K., Osada, S., Nishikawa, J., Nishihara, T.]
通讯作者:
T.
DOI:
--
发表时间:
期刊:
DNA Sequence (in press)(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Osada, S., Imagawa, M., Nishihara, T.]
通讯作者:
T.
Selective induction of a tumor marker glutathione S-transferase P1 by proteasome inhibitors.
蛋白酶体抑制剂选择性诱导肿瘤标志物谷胱甘肽 S-转移酶 P1。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J.Biol.Chem. 280
影响因子:
--
作者:
[Usami, H., et al.]
通讯作者:
et al.
Nuclear factor 1 family members interact with hepatocyte nuclear factor 1α to synergistically activate L-type pyruvate kinase gene transcription.
核因子1家族成员与肝细胞核因子1α相互作用,协同激活L型丙酮酸激酶基因转录。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J.Biol.Chem. 280巻48号
影响因子:
--
作者:
[Satoh, S., Noaki, T., Ishigure, T., Osada, S., Imagawa, M., Miura, N., Yamada, K., Noguchi, T.]
通讯作者:
T.
クロマチン形成因子とヒストン修飾酵素のクロストークの解明
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批准号:17054023
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2005
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负责人:長田 茂宏
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依托单位:
腫瘍マーカー陽性単一細胞を用いた細胞がん化と防御の分子機構の解明
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批准号:16021232
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.82万
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财政年份:2004
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负责人:長田 茂宏
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依托单位:
内分泌攪乱物質のクロマチン修飾酵素複合体に対する影響
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批准号:14042234
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.69万
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财政年份:2002
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负责人:長田 茂宏
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依托单位:
腫瘍マーカー遺伝子の発現を負に制御する因子の解析
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批准号:09771983
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1997
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负责人:長田 茂宏
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依托单位:
ダルタチオントランスフェラーゼP遺伝子の発現を負に制御する因子の解析
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批准号:08772093
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1996
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负责人:長田 茂宏
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依托单位:
海外基金