新規NF-κB制御因子IκB-ζの刺激特異的発現誘導機構とその生理学的意義の解明
新規NF-κB制御因子IκB-ζの刺激特異的発現誘導機構とその生理学的意義の解明
批准号:
18770112
负责人:
山崎 創
金额:
$2.37万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
申請者は以前、核内に存在する誘導性の転写調節因子IκB-ζを新規にクローニングし報告した。IκB-ζは、炎症性の刺激に応答して発現が誘導され、核内でNF-κBと相互作用してその標的遺伝子の発現を正に制御する。しかし、IκB-ζの誘導がNF-κBに依存するため、これまでNF-κBの阻害実験などによりIκB-ζを介した転写誘導の分子機構の詳細を検討することが困難であった。そこで本年度申請者は、IκB-ζを炎症性刺激とは独立に発現誘導する系を構築し、解析を進めた。亜鉛刺激に応答するプロモーターによるIκB-ζの誘導と、IκB-ζを誘導しない炎症性刺激であるTNF-αによる細胞の活性化は、いずれもそれだけではIκB-ζの標的遺伝子の誘導を惹起することはできないが、これらを組み合わせることにより誘導された。まず、タンパク質合成阻害剤を用いた実験により、IκB-ζの標的遺伝子の発現には新規タンパク質合成が必要であることが知られていたが、亜鉛刺激により予めIκB-ζの発現を誘導しておけば、TNF-α刺激の際に新規タンパク質の合成は不要であったので、標的遺伝子の発現誘導に必要な一次応答性の遺伝子はIκB-ζだけであることが判明した。また、この解析の過程で、タンパク質合成阻害剤が一次応答性遺伝子のmRNAの発現が増強されることがわかった。この分子機構は転写の増強ではなくmRNAの安定化であることを示し、論文として報告した。さらに、阻害因子やsiRNAの発現実験により、IκB-ζの標的遺伝子の発現誘導には、NF-κBのほか、炎症性転写因子であるC/EBPタンパク質も必要であることを示した。また、クロマチン免疫沈降実験により、IκB-ζは、NF-κBなどの炎症性転写調節因子が標的プロモーターに結合するのに必要であることを示した。
英文摘要
申請者は以前、核内に存在する誘導性の転写調節因子IκB-ζを新規にクローニングし報告した。IκB-ζは、炎症性の刺激に応答して発現が誘導され、核内でNF-κBと相互作用してその標的遺伝子の発現を正に制御する。しかし、IκB-ζの誘導がNF-κBに依存するため、これまでNF-κBの阻害実験などによりIκB-ζを介した転写誘導の分子機構の詳細を検討することが困難であった。そこで本年度申請者は、IκB-ζを炎症性刺激とは独立に発現誘導する系を構築し、解析を進めた。亜鉛刺激に応答するプロモーターによるIκB-ζの誘導と、IκB-ζを誘導しない炎症性刺激であるTNF-αによる細胞の活性化は、いずれもそれだけではIκB-ζの標的遺伝子の誘導を惹起することはできないが、これらを組み合わせることにより誘導された。まず、タンパク質合成阻害剤を用いた実験により、IκB-ζの標的遺伝子の発現には新規タンパク質合成が必要であることが知られていたが、亜鉛刺激により予めIκB-ζの発現を誘導しておけば、TNF-α刺激の際に新規タンパク質の合成は不要であったので、標的遺伝子の発現誘導に必要な一次応答性の遺伝子はIκB-ζだけであることが判明した。また、この解析の過程で、タンパク質合成阻害剤が一次応答性遺伝子のmRNAの発現が増強されることがわかった。この分子機構は転写の増強ではなくmRNAの安定化であることを示し、論文として報告した。さらに、阻害因子やsiRNAの発現実験により、IκB-ζの標的遺伝子の発現誘導には、NF-κBのほか、炎症性転写因子であるC/EBPタンパク質も必要であることを示した。また、クロマチン免疫沈降実験により、IκB-ζは、NF-κBなどの炎症性転写調節因子が標的プロモーターに結合するのに必要であることを示した。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1042/bj20061797
发表时间:
2007-08-01
期刊:
BIOCHEMICAL JOURNAL
影响因子:
4.1
作者:
[Matsuo, Susumu, Yamazaki, Soh, Muta, Tatsushi]
通讯作者:
Muta, Tatsushi
DOI:
10.1073/pnas.0707959105
发表时间:
2008-03-04
期刊:
PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA
影响因子:
11.1
作者:
[Zarnegar, Brian, Yamazaki, Soh, Cheng, Genhong]
通讯作者:
Cheng, Genhong
Protein synthesis inhibitors enhance the expression of mRNAs for enrly inducible inflammatory genes via mRNA stabilization
蛋白质合成抑制剂通过 mRNA 稳定增强可诱导炎症基因的 mRNA 表达
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Biochim. Biphys. Acta. 1779
影响因子:
--
作者:
[Yamazaki., S.・Takeshige, K.]
通讯作者:
K.
IL-17シグナリングを介した腸上皮細胞の機能調節
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批准号:22K07007
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:山崎 創
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依托单位:
新規NF-κB制御因子IκB-ζの発現誘導機構
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批准号:14780493
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2002
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负责人:山崎 創
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依托单位:
国内基金
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批准号:2026JJ60283
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