社会教育学における協働論の転換―住民の学習による対等性の構築と地域計画づくり
社会教育学における協働論の転換―住民の学習による対等性の構築と地域計画づくり
批准号:
10J00198
负责人:
丹間 康仁
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
人口減少社会を迎えた日本において,住民と行政が協働して地域づくりに取り組んでいくことが求められている。しかし,協働における対等性という枠組みには,検討の余地が残されている。住民と行政が対等であるとする協働の定義づけやルールをめぐって,行政学や地方自治学の論者から批判がある。これらを受け止めて,本研究は,社会教育学の視角から,協働論の転換を図ろうとした。とりわけ,地域社会のなかで,住民が展開している学習実践に焦点をあてて,住民の学習実践が蓄積されていく過程に対等性が構築される可能性を展望した。本研究では,住民と行政の利害が一致しがたい地域計画づくりの典型例として,学校統廃合の計画検討過程を中心的に調査した。調査した事例は,主に,北海道別海町,北海道恵山町(現・函館市),島根県益田市,岡山県岡山市の4自治体のなかで,近年,実際に進められた学校統廃合の計画検討過程である。調査した内容は,主に,学校統廃合の計画検討過程における住民と行政のあいだでの話し合いの過程である。調査方法は,計画対象地区における実地踏査,計画検討過程に関する資料収集およびその過程に関わった者に対する聞き取りである。主として,収集した資料に基づいて過程を明らかにした。十分な資料が残されていなかった場合には,聞き取り調査で得られたデータを参考にした。結果として,住民と行政のあいだで,情報の限定的提供や自発的収集の構図が指摘された。そのなかで,対抗する情報を収集したり創造したりする実践がみられた。また,両者の異なる目的の共通部分を見出していく過程がみられた。これらの知見に基づいて,社会教育学における協働論を転換する方向性として,天秤のように支点と作用点の固定化された対等性論から脱却したうえで,住民と行政が可変的な均衡性を保ちながら共振する関係性を構想することが結論づけられた。
英文摘要
人口減少社会を迎えた日本において,住民と行政が協働して地域づくりに取り組んでいくことが求められている。しかし,協働における対等性という枠組みには,検討の余地が残されている。住民と行政が対等であるとする協働の定義づけやルールをめぐって,行政学や地方自治学の論者から批判がある。これらを受け止めて,本研究は,社会教育学の視角から,協働論の転換を図ろうとした。とりわけ,地域社会のなかで,住民が展開している学習実践に焦点をあてて,住民の学習実践が蓄積されていく過程に対等性が構築される可能性を展望した。本研究では,住民と行政の利害が一致しがたい地域計画づくりの典型例として,学校統廃合の計画検討過程を中心的に調査した。調査した事例は,主に,北海道別海町,北海道恵山町(現・函館市),島根県益田市,岡山県岡山市の4自治体のなかで,近年,実際に進められた学校統廃合の計画検討過程である。調査した内容は,主に,学校統廃合の計画検討過程における住民と行政のあいだでの話し合いの過程である。調査方法は,計画対象地区における実地踏査,計画検討過程に関する資料収集およびその過程に関わった者に対する聞き取りである。主として,収集した資料に基づいて過程を明らかにした。十分な資料が残されていなかった場合には,聞き取り調査で得られたデータを参考にした。結果として,住民と行政のあいだで,情報の限定的提供や自発的収集の構図が指摘された。そのなかで,対抗する情報を収集したり創造したりする実践がみられた。また,両者の異なる目的の共通部分を見出していく過程がみられた。これらの知見に基づいて,社会教育学における協働論を転換する方向性として,天秤のように支点と作用点の固定化された対等性論から脱却したうえで,住民と行政が可変的な均衡性を保ちながら共振する関係性を構想することが結論づけられた。
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住民と行政の協働における「対等」概念の検討-ルールづくりに向けた議論での発言内容の分析を通して-
审视居民与政府合作中的“平等”理念 - 通过分析规则制定讨论中的意见 -
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
日本地域政策研究
影响因子:
--
作者:
[勝永健人, 村松晶子, 小野聡, 原科幸彦, 大川万里生, 大川万里生, 大川万里生, 丹間康仁, 澁谷 隆俊, 諌早直人, 丹間康仁]
通讯作者:
丹間康仁
学校統廃合の計画撤回過程にみる住民と行政の協働への契機-北海道恵山町を事例に-
撤回学校合并和废除计划的过程中看到的居民与政府之间的合作机会 - 以北海道 Esan 镇为例 -
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
日本学習社会学会年報
影响因子:
--
作者:
[勝永健人, 村松晶子, 小野聡, 原科幸彦, 大川万里生, 大川万里生, 大川万里生, 丹間康仁]
通讯作者:
丹間康仁
現代日本の学校統廃合をめぐる住民の参加と学習-過疎地の事例から-
近代日本学校合并与废除的居民参与和学习 - 人口稀少地区的案例研究 -
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[勝永健人, 村松晶子, 小野聡, 原科幸彦, 大川万里生, 大川万里生, 大川万里生, 丹間康仁, 澁谷 隆俊, 諌早直人, 丹間康仁, 澁谷隆俊, 諫早直人, 丹間康仁, 利川潤, 諌早直人, Pascale Hibon, 丹間康仁, 丹間康仁]
通讯作者:
丹間康仁
公民館のデザイン-学びをひらき、地域をつなぐ
社区中心设计——开放学习、连接社区
DOI:
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发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[勝永健人, 村松晶子, 小野聡, 原科幸彦, 大川万里生, 大川万里生, 大川万里生, 丹間康仁, 澁谷 隆俊, 諌早直人, 丹間康仁, 澁谷隆俊, 諫早直人, 丹間康仁, 利川潤, 諌早直人, Pascale Hibon, 丹間康仁, 丹間康仁, 柏川伸成, 澁谷 隆俊, 丹間康仁, 澁谷 隆俊, 日本公民館学会編]
通讯作者:
日本公民館学会編
コプロダクション論に基づく「協働」概念の内実化-学校統廃合をめぐる住民と行政の関係性に着目して-
基于共同生产理论的“协作”理念的实现 - 以学校合并与废止中居民与行政部门的关系为中心 -
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
日本社会教育学会紀要
影响因子:
--
作者:
[勝永健人, 村松晶子, 小野聡, 原科幸彦, 大川万里生, 大川万里生, 大川万里生, 丹間康仁, 澁谷 隆俊, 諌早直人, 丹間康仁, 澁谷隆俊, 諫早直人, 丹間康仁]
通讯作者:
丹間康仁
共 7 条
Research on the Co-creation Process of School Consolidation and Community and Adult Education for Building the Sustainable Community and School Collaboration System
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批准号:22K02252
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:丹間 康仁
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依托单位:
Designing the Sustainable Community and Education from Learning-based Process of School Consolidation
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批准号:18K13067
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2018
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负责人:丹間 康仁
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依托单位:
人口減少時代の「無学校地区」に学びの拠点を創出する方策の比較ケース分析的研究
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批准号:13J00050
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.53万
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财政年份:2013
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负责人:丹間 康仁
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依托单位:
海外基金