触媒的な基質識別による脂肪族アルデヒド間の直接的不斉交差アルドール反応
触媒的な基質識別による脂肪族アルデヒド間の直接的不斉交差アルドール反応
批准号:
14F04411
负责人:
古田 巧
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31
中文摘要
本年度は昨年度の検討を継続し、メソ型脂肪族1,6-ジアールの不斉非対称化を精査した。特に種々の基質に対する不斉非対称化の適用、アニリン型酸塩基触媒のスクリーニング、反応の立体選択性の評価に取り組んだ。基質として種々の置換基を有するメソ型脂肪族 1,6-ジアールを用い、触媒のスクリーニング、溶媒の検討を行った。その結果、トリフリックアミド基を持つ触媒が、エナンチオトピックなホルミル基を良く識別し、THF 中 20 °C で脱水を伴う不斉非対称化が進行し、キラルなシクロペンテン誘導体が高収率、高エナンチオ選択的に得られることを明らかにした。エステル (-COOR) 基、アルキル (-CH2R) 基、酸素官能基 (-OR, -OCOR) を持つ種々の基質で高いエナンチオ選択性が発現した。一方、上記のように、20 °C での反応では脱水まで反応が進行しシクロペンテン誘導体が得られるが、0 °C の反応ではアルドール付加体が得られることを明らかにした。すなわち、THF 中 0 °C で反応を行うと、四連続不斉中心を持つ四置換シクロペンタンの3種類のジアステレオマー syn-anti-syn-体, syn-anti-anti-体, syn-syn-anti-体が良好な総収率で得られることがわかった。ビナフチル型のトリフリックアミド基を持つ触媒では、これらのジアステレオ比はさほど高くはないが、ビフェニル型の触媒では syn-anti-syn-体が主生成物になることを明らかにした。一方、不斉アルドール反応などの有機分子触媒として汎用されている L-プロリンでは、いずれのジアステレオマーでもエナンチオ選択性は発現しないか低いことがわかった。以上のように、アニリン型酸塩基触媒がメソ型脂肪族ジアールのエナンチオトピックなホルミル基を高度に不斉識別することを明らかにし、医薬品など生物活性物質の有用な中間体となるキラルな多置換シクロペンタンおよびシクロペンテンの、分子内アルドール反応に基づく触媒的不斉合成を達成した。
英文摘要
本年度は昨年度の検討を継続し、メソ型脂肪族1,6-ジアールの不斉非対称化を精査した。特に種々の基質に対する不斉非対称化の適用、アニリン型酸塩基触媒のスクリーニング、反応の立体選択性の評価に取り組んだ。基質として種々の置換基を有するメソ型脂肪族 1,6-ジアールを用い、触媒のスクリーニング、溶媒の検討を行った。その結果、トリフリックアミド基を持つ触媒が、エナンチオトピックなホルミル基を良く識別し、THF 中 20 °C で脱水を伴う不斉非対称化が進行し、キラルなシクロペンテン誘導体が高収率、高エナンチオ選択的に得られることを明らかにした。エステル (-COOR) 基、アルキル (-CH2R) 基、酸素官能基 (-OR, -OCOR) を持つ種々の基質で高いエナンチオ選択性が発現した。一方、上記のように、20 °C での反応では脱水まで反応が進行しシクロペンテン誘導体が得られるが、0 °C の反応ではアルドール付加体が得られることを明らかにした。すなわち、THF 中 0 °C で反応を行うと、四連続不斉中心を持つ四置換シクロペンタンの3種類のジアステレオマー syn-anti-syn-体, syn-anti-anti-体, syn-syn-anti-体が良好な総収率で得られることがわかった。ビナフチル型のトリフリックアミド基を持つ触媒では、これらのジアステレオ比はさほど高くはないが、ビフェニル型の触媒では syn-anti-syn-体が主生成物になることを明らかにした。一方、不斉アルドール反応などの有機分子触媒として汎用されている L-プロリンでは、いずれのジアステレオマーでもエナンチオ選択性は発現しないか低いことがわかった。以上のように、アニリン型酸塩基触媒がメソ型脂肪族ジアールのエナンチオトピックなホルミル基を高度に不斉識別することを明らかにし、医薬品など生物活性物質の有用な中間体となるキラルな多置換シクロペンタンおよびシクロペンテンの、分子内アルドール反応に基づく触媒的不斉合成を達成した。
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Asymmetric Intramolecular C-H Insertion Promoted by Dirhodium(II) Carboxylate Catalyst Axially Chiral Amino Acid Derivatives
羧酸二铑(II)催化剂轴向手性氨基酸衍生物促进的不对称分子内C-H插入
DOI:
10.1055/s-0036-1588674
发表时间:
2017
期刊:
Synlett,
影响因子:
--
作者:
[Lu, W.; Pei, X.;Murai, T.; Sasamori, T.; Tlkitoh, N.; Kawabata, T.; Furuta, T.]
通讯作者:
T.
Catalytic discrimination of formyl groups: Regio- and stereoselective intramolecular cross-aldol reaction of enolizable aliphatic dials promoted by aniline-type acid base catalyst
甲酰基的催化辨别:苯胺型酸碱催化剂促进烯醇化脂肪族二醇的区域和立体选择性分子内交叉羟醛反应
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takumi Furuta, Tomonori Baba, Ramesh Yella, Yuya Tanaka, Satoru Yamamoto, Takeo Kawabata]
通讯作者:
Takeo Kawabata
Stereoselective Intramolecular Direct Cross-Aldol and Desymmetrization of Aliphatic Dials Enabled by Axially Chiral Aniline
轴向手性苯胺实现的立体选择性分子内直接交叉羟醛和脂肪族拨号的去对称化
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ramesh Yella, Tomonori Baba, Yuya Tanaka, Satoru Yamamoto, Takumi Furuta, Takeo Kawabata]
通讯作者:
Takeo Kawabata
分子内不斉アルドール反応によるメソ型脂肪族ジアールの不斉非対称化
分子内不对称羟醛反应对内消旋型脂肪族二醇的不对称不对称化
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[馬場 智明,Ramesh Yella, 田中雄也, 山本覚, 古田 巧,川端 猛夫]
通讯作者:
古田 巧,川端 猛夫
カルコゲン結合による触媒構造制御法の確立と選択的分子変換への展開
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批准号:24K02158
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.81万
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财政年份:2024
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负责人:古田 巧
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依托单位:
膜蛋白質の選択的切断法の開発と応用
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批准号:17710187
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2005
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负责人:古田 巧
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依托单位:
gem-ハロゲン化合物の新規合成法の開発と利用
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批准号:15790014
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2003
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负责人:古田 巧
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依托单位:
海外基金