上皮創傷治癒におけるIGF-1の新たな機能の解明と創薬への応用
上皮創傷治癒におけるIGF-1の新たな機能の解明と創薬への応用
批准号:
15659061
负责人:
乾 誠
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
上皮創傷治癒は、サブスタンスP存在下にIGF-1によって著明に促進される。本研究代表者らは、この作用がIGF-1のCドメイン4アミノ酸(SSSR)によりもたらされ、従来から知られているIGF受容体やインスリン受容体を介するものでないこと見出した。本年度の研究では、IGF-1のSSSRペプチドによる上皮伸展促進作用を利用した新たな創傷治癒促進薬の開発を目指して、SSSRがその作用を発揮する際に必要となるサブスタンスPのシグナル伝達系の解析を行った。サブスタンスPは、角膜上皮細胞のNK1受容体に作用し、ホスホリパーゼCを活性化した。この下流のシグナルを解析したところ、DAGを介したPKC活性化は関与せず、IP_3を介したIP_3受容体の活性化が上皮伸展促進作用に必須であることが明らかとなった。さらに、ERからのIP_3受容体活性化によるCa^<2+>遊離がシグナルとなり、細胞内で上昇したCa^<2+>がカルモデュリ依存性燐酸化酵素を活性化することが上皮伸展促進作用に必須であることが明らかとなった。サブスタンスPのみでは上皮伸展促進作用が起こらないことから、カルモデュリ依存性燐酸化酵素の標的はSSSRからのシグナルとクロストークすると考えられる。カルモデュリ依存性燐酸化酵素を介したサブスタンスPの効果は、IGF-1或いはSSSRに対する細胞の感受性を約1万倍に増加しており、高濃度のSSSRを使用するとサブスタンスPが存在しなくても上皮伸展促進作用を発揮することが明らかとなった。これらの結果は、上皮創傷治癒メカニズム及び作用機序を明らかにするのみならず、SSSRの単剤として上皮創傷治癒薬として使用できる可能性を示した。
英文摘要
上皮創傷治癒は、サブスタンスP存在下にIGF-1によって著明に促進される。本研究代表者らは、この作用がIGF-1のCドメイン4アミノ酸(SSSR)によりもたらされ、従来から知られているIGF受容体やインスリン受容体を介するものでないこと見出した。本年度の研究では、IGF-1のSSSRペプチドによる上皮伸展促進作用を利用した新たな創傷治癒促進薬の開発を目指して、SSSRがその作用を発揮する際に必要となるサブスタンスPのシグナル伝達系の解析を行った。サブスタンスPは、角膜上皮細胞のNK1受容体に作用し、ホスホリパーゼCを活性化した。この下流のシグナルを解析したところ、DAGを介したPKC活性化は関与せず、IP_3を介したIP_3受容体の活性化が上皮伸展促進作用に必須であることが明らかとなった。さらに、ERからのIP_3受容体活性化によるCa^<2+>遊離がシグナルとなり、細胞内で上昇したCa^<2+>がカルモデュリ依存性燐酸化酵素を活性化することが上皮伸展促進作用に必須であることが明らかとなった。サブスタンスPのみでは上皮伸展促進作用が起こらないことから、カルモデュリ依存性燐酸化酵素の標的はSSSRからのシグナルとクロストークすると考えられる。カルモデュリ依存性燐酸化酵素を介したサブスタンスPの効果は、IGF-1或いはSSSRに対する細胞の感受性を約1万倍に増加しており、高濃度のSSSRを使用するとサブスタンスPが存在しなくても上皮伸展促進作用を発揮することが明らかとなった。これらの結果は、上皮創傷治癒メカニズム及び作用機序を明らかにするのみならず、SSSRの単剤として上皮創傷治癒薬として使用できる可能性を示した。
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DOI:
10.1167/iovs.04-0775
发表时间:
2005-03
期刊:
Investigative ophthalmology & visual science
影响因子:
4.4
作者:
[Naoyuki Yamada;R. Yanai;M. Inui;T. Nishida]
通讯作者:
Naoyuki Yamada;R. Yanai;M. Inui;T. Nishida
Takashi Iwamoto: "Differential modulation of NR1-NR2A and NR1-NR2B subtypes of NMDA receptor by PDZ domain-containing proteins"J.Neurochem.. (in press). (2004)
Takashi Iwamoto:“含 PDZ 结构域的蛋白质对 NMDA 受体 NR1-NR2A 和 NR1-NR2B 亚型的差异调节”J.Neurochem..(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1046/j.1471-4159.2003.02293.x
发表时间:
2004-04-01
期刊:
JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY
影响因子:
4.7
作者:
[Iwamoto, T, Yamada, Y, Inui, M]
通讯作者:
Inui, M
Role of the C domain of IGFs in the synergistic promotion with a substance P-derived peptide of rabbit corneal epithelial wound healing
IGFs C结构域与P物质衍生肽协同促进兔角膜上皮伤口愈合的作用
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Invest.Ophthalmol.Vis.Sci. 45
影响因子:
--
作者:
[Yamada N., et. al.]
通讯作者:
et. al.
Naoyuki Yamada: "Role of the C domain of IGFs in the synergistic promotion with a substance P-derived peptide of rabbit corneal epithelial wound healing."Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.. (in press). (2004)
Naoyuki Yamada:“IGF 的 C 结构域在与 P 物质衍生肽协同促进兔角膜上皮伤口愈合中的作用。”Invest.Ophasemol.Vis.Sci..(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
蛋白質結晶構造解析に基づく新たな心不全治療薬デザインのための基礎研究
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批准号:18659068
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2006
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负责人:乾 誠
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依托单位:
新たな作用点を持った強心薬スクリーニング法の開発
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批准号:11877412
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$0.38万
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财政年份:1999
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负责人:乾 誠
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依托单位:
シナプス後肥厚部蛋白質の機能解析による神経シナプス形成の研究
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批准号:08271220
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:乾 誠
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依托单位:
シナプス後肥厚部蛋白質の機能解析による神経シナプス形成の研究
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批准号:08271220
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:乾 誠
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依托单位:
細胞骨格機能制御解析による神経可塑性の研究
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批准号:07278224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1995
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负责人:乾 誠
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依托单位:
海外基金