泌尿器科悪性腫瘍の発生・悪性進展に関与する遺伝子異常の検索とその臨床応用
泌尿器科悪性腫瘍の発生・悪性進展に関与する遺伝子異常の検索とその臨床応用
批准号:
04670960
负责人:
寺地 敏郎
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
尿路上皮癌の発生、進展に於いて癌抑制遺伝子の不活化がどの様に関与しているかを調べる目的で、多様な病期と異型度を伴う尿路上皮癌を対象に病理学的所見と対比させ、遺伝子の変化を調べた。癌抑制遺伝子が不活化される際に対立遺伝子の欠失が生じる現象を利用し、50例以上の尿路上皮癌を対象に、ヘテロ接合性の消失(以下LOHと略す)をサザン法により検出した。この結果、尿路上皮癌において染色体3p、9q、11p、13q、17pにおいて高率にLOHが認められ、これらの染色体上の癌抑制遺伝子の不活化が尿路上皮癌の発生、進展に深く関与していると考えられ、これを報告した。また病期、異型度が進につれて染色体3p、11p、13q、17pにおけるLOHの頻度は高くなりこれらの染色体上の癌抑制遺伝子の不活化が尿路上皮癌の悪性度に深く関与していると考えられた。中でもp53癌抑制遺伝子の存在する染色体17pにおけるLOHは高悪性度群の尿路上皮癌できわめて有為に高い頻度(約80%)で認められた。一方、染色体9q上のLOHは病期、異型度に関係なく初期の尿路上皮癌でも高率に認められ、尿路上皮癌の発生の初期に生じる重要な遺伝子変化であると考えられ、報告した。一方で、染色体17p上の癌抑制遺伝子の変化が(おそらくp53遺伝子と考えられるが)尿路上皮癌の悪性度に深く関与していると考えられるため、この遺伝子変化をとらえることが、従来の病理組織学的な悪性度の判定とは違った、予後、悪性度判定の指標になりえる可能性が示唆される。現在、我々は17p上にp53遺伝子の変異をPCR法を用いて解析するとともに(投稿中)、抗p53抗体による免疫染色によりp53遺伝子の異常が予後判定因子になり得るか否かも調べている(投稿準備中)。更に、PCR法を用いて微量の組織よりLOHを検出する試みも行っており、遺伝子変化をとらえることにより、尿路上皮癌の診断、悪性度の判定を行うことを目指している。
英文摘要
尿路上皮癌の発生、進展に於いて癌抑制遺伝子の不活化がどの様に関与しているかを調べる目的で、多様な病期と異型度を伴う尿路上皮癌を対象に病理学的所見と対比させ、遺伝子の変化を調べた。癌抑制遺伝子が不活化される際に対立遺伝子の欠失が生じる現象を利用し、50例以上の尿路上皮癌を対象に、ヘテロ接合性の消失(以下LOHと略す)をサザン法により検出した。この結果、尿路上皮癌において染色体3p、9q、11p、13q、17pにおいて高率にLOHが認められ、これらの染色体上の癌抑制遺伝子の不活化が尿路上皮癌の発生、進展に深く関与していると考えられ、これを報告した。また病期、異型度が進につれて染色体3p、11p、13q、17pにおけるLOHの頻度は高くなりこれらの染色体上の癌抑制遺伝子の不活化が尿路上皮癌の悪性度に深く関与していると考えられた。中でもp53癌抑制遺伝子の存在する染色体17pにおけるLOHは高悪性度群の尿路上皮癌できわめて有為に高い頻度(約80%)で認められた。一方、染色体9q上のLOHは病期、異型度に関係なく初期の尿路上皮癌でも高率に認められ、尿路上皮癌の発生の初期に生じる重要な遺伝子変化であると考えられ、報告した。一方で、染色体17p上の癌抑制遺伝子の変化が(おそらくp53遺伝子と考えられるが)尿路上皮癌の悪性度に深く関与していると考えられるため、この遺伝子変化をとらえることが、従来の病理組織学的な悪性度の判定とは違った、予後、悪性度判定の指標になりえる可能性が示唆される。現在、我々は17p上にp53遺伝子の変異をPCR法を用いて解析するとともに(投稿中)、抗p53抗体による免疫染色によりp53遺伝子の異常が予後判定因子になり得るか否かも調べている(投稿準備中)。更に、PCR法を用いて微量の組織よりLOHを検出する試みも行っており、遺伝子変化をとらえることにより、尿路上皮癌の診断、悪性度の判定を行うことを目指している。
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Ogawa,O.et al.: "Allelic losses at chronosome 17p in human renal cell carcinoma are inversely related to allelic losses at chromosome 3p." Cancer Research. 52. 1881-1885 (1992)
Okawa,O.et al.:“人类肾细胞癌中染色体 17p 的等位基因丢失与染色体 3p 的等位基因丢失呈负相关。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Habuchi,T.et al.: "Allelic loss of chromosome 17p in urothelial cancer :strong ossociation with invasive phenotype." Journal of Urology. 148. 1595-1599 (1992)
Habuchi,T.et al.:“尿路上皮癌中 17p 号染色体的等位基因丢失:与侵袭性表型的强相关性。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
寺地 敏郎,他: "別冊・医学のあゆみ「サイトカイン」-基礎から臨床応用まで" 医歯薬出版株式会社, 4 (1992)
Toshiro Terachi 等:“另册:医学‘细胞因子’的历史 - 从基础知识到临床应用”石药出版有限公司,4 (1992)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Habuchi,T.et al.: "Accumulated allelic losses in the development of invasive urothelial cancer." International Journal of Cancer. in press. (1993)
Habuchi,T.et al.:“侵袭性尿路上皮癌发展过程中累积的等位基因丢失。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Yu,A.et al.: "Anti-promoting Effect of Noldihydroguaiaretic Acid on N-Butyl-N-(4-hydroxybufyl)nitnsamine and Saccharin-induced Rat Urinary Blodder Carcinogenesis" Japanese Journal of Carcer Research. 83. 944-948 (1992)
Yu,A.等人:“诺二氢愈创木酸对 N-丁基-N-(4-羟基丁基)亚硝胺和糖精诱导的大鼠尿路膀胱癌的抗促进作用”日本癌症研究杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
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