細胞外からのシグナルの変換体としての転写制御因子Mafの生化学
細胞外からのシグナルの変換体としての転写制御因子Mafの生化学
批准号:
17054025
负责人:
片岡 浩介
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 --
中文摘要
Maf転写因子ファミリーは、DNA結合転写制御因子としては最も研究が進んでいる因子のひとつであり、生体内のさまざまな局面で細胞の分化・恒常性の維持にとって重要な役割を担っていることが、細胞・個体レベルであきらかにされてきている。一方で、Mafが細胞外のさまざまなシグナルに応答して活性を変化させる「シグナル変換体」としての側面を持つことが最近あきらかになりつつあるが、その調節システムはよくわかっていない。本研究は、Mafタンパク質の活性調節システムを分子レベルであきらかにすることを目的としている。これまでの研究において、Mafファミリータンパク質が細胞内でリン酸化を受ける部位をあきらかにしてきた。さらに本研究では、Mafファミリータンパク質がSUMO(Small Ubiquitin-like Modifier)タンパク質により修飾されることを見出し、その修飾部位であるリジン残基を決定した。さらに、これらのさまざまな翻訳後修飾がMafタンパク質の活性(細胞内局在、DNA結合能、転写活性化能・など)におよぼす影響について詳細に解析を行ったところ、Mafファミリー転写因子の活性は、これらの翻訳後修飾により多段階で制御されていることがわかった。例えば、SUMO修飾はMafの転写活性に対して抑制的であること、Mafタンパク質のN末端側の複数のリン酸化は、意外なことにMafのDNA結合能(C末端側のbasic leucine zipper構造が担っている)を促進すること、などである。特に外界のシグナルとの関連では、細胞外グルコース濃度に応じたMafタンパク質の安定性の変化(分解の速度の制御)が、N末端側の複数のリン酸化によって規定されていることを見出した。しかしながらこの変化は、リン酸化の程度の変化ではなく、グルコース濃度に応じた分解系の活性の変化にもとづくことがわかった。すなわち、Mafタンパク質の直接の修飾の変化ではなく、その制御機構の変化が本質であり、Maf転写因子ファミリーの活性制御機構すなわち「シグナル変換」の分子機構の解明は新しい展開を迎えつつある。
英文摘要
Maf転写因子ファミリーは、DNA結合転写制御因子としては最も研究が進んでいる因子のひとつであり、生体内のさまざまな局面で細胞の分化・恒常性の維持にとって重要な役割を担っていることが、細胞・個体レベルであきらかにされてきている。一方で、Mafが細胞外のさまざまなシグナルに応答して活性を変化させる「シグナル変換体」としての側面を持つことが最近あきらかになりつつあるが、その調節システムはよくわかっていない。本研究は、Mafタンパク質の活性調節システムを分子レベルであきらかにすることを目的としている。これまでの研究において、Mafファミリータンパク質が細胞内でリン酸化を受ける部位をあきらかにしてきた。さらに本研究では、Mafファミリータンパク質がSUMO(Small Ubiquitin-like Modifier)タンパク質により修飾されることを見出し、その修飾部位であるリジン残基を決定した。さらに、これらのさまざまな翻訳後修飾がMafタンパク質の活性(細胞内局在、DNA結合能、転写活性化能・など)におよぼす影響について詳細に解析を行ったところ、Mafファミリー転写因子の活性は、これらの翻訳後修飾により多段階で制御されていることがわかった。例えば、SUMO修飾はMafの転写活性に対して抑制的であること、Mafタンパク質のN末端側の複数のリン酸化は、意外なことにMafのDNA結合能(C末端側のbasic leucine zipper構造が担っている)を促進すること、などである。特に外界のシグナルとの関連では、細胞外グルコース濃度に応じたMafタンパク質の安定性の変化(分解の速度の制御)が、N末端側の複数のリン酸化によって規定されていることを見出した。しかしながらこの変化は、リン酸化の程度の変化ではなく、グルコース濃度に応じた分解系の活性の変化にもとづくことがわかった。すなわち、Mafタンパク質の直接の修飾の変化ではなく、その制御機構の変化が本質であり、Maf転写因子ファミリーの活性制御機構すなわち「シグナル変換」の分子機構の解明は新しい展開を迎えつつある。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1016/j.bbaexp.2005.05.009
发表时间:
2005-07-25
期刊:
BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA-GENE STRUCTURE AND EXPRESSION
影响因子:
--
作者:
[Aramata, S, Han, S, Kataoka, K]
通讯作者:
Kataoka, K
The VP2/VP3 minor capsid protein of SV40 promotes the in vitro assembly of the major capsid protein VP1 into particles.
SV40 的 VP2/VP3 次要衣壳蛋白促进主要衣壳蛋白 VP1 在体外组装成颗粒。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
J.Biol.Chem. (in press)
影响因子:
--
作者:
[Kawano, MA., et al.]
通讯作者:
et al.
Molecular mechanism underlying secondary hyperparathyroidism in chronic kidney disease
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批准号:21K08561
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
恒常性維持シグナルの変換体としてのMaf転写因子の活性調節システムの解明
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批准号:20052018
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.97万
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财政年份:2008
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
恒常性維持シグナルの変換体としてのMaf転写因子の活性調節機構
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批准号:18055021
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.42万
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财政年份:2006
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
血糖値に応答してインスリン遺伝子の転写を行う膵島β細胞特異的転写因子MafAの生化学的機構の解明
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批准号:04F04189
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2004
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
多発性骨髄腫に特異的に見られる染色体転座の分子生物学から生化学への展開
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批准号:15023218
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2003
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
Maf系bZip転写因子のバイオロジーと金(Au)製剤の抗リウマチ作用機構
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批准号:14770728
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2002
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
環境ホルモン固定化高性能ビーズを用いた生体側レセプターの単離同定とその機能解析
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批准号:13027224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2001
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
bzip型転写因子Nrf2によるリウマチ性関節炎に対する抗炎症作用の機構
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批准号:12770776
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
active repressor domainを利用した転写制御因子の標的の検索
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批准号:09780625
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1997
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
細胞の増殖停止機構を反映して発現の変化する細胞表面抗原MM3の転写制御機構の解析
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批准号:07680761
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1995
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负责人:片岡 浩介
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依托单位:
海外基金