光学活性高分子の元素相乗的高次構造制御

光学活性聚合物的元素协同构象控制

• 批准号: 20036027
• 负责人: 森崎 泰弘
• 金额: $ 2.05万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2009
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20036027/
• 关键词: 光学活性高分子; リン原子; 金属配位; 不斉; 高次構造

本年度の研究では、リン原子上にフェニル基を有するP-キラルビスホスフィンをビルディングブロックとして用い、不斉リン原子を主鎖に有する新規光学活性高分子の合成を試みた。また、主鎖骨格に剛直かつバナナ型のメターフェニレンエチニレン骨格を選択し、種々の遷移金属との錯形成反応を行うことでその高次構造変化に関する検討を行った。不斉リン原子を2個有する光学活性モノマーと、メターフェニレンエチニレンモノマーとをパラジウム錯体を触媒として重合し、数平均分子量7300・重量平均分子量16800に相当する光学活性高分子を良好な収率で得た。高分子主鎖中のリン原子を保護していたボランは有機強塩基で容易に除去でき、ここに二価パラジウムまたは二価白金錯体を加えたところ、これら金属との錯形成が確認された。特に、パラジウムとの錯形成では、数平均分子量が7300から1700と見かけ上大幅に減少した。これは、錯形成により高分子鎖の回転運動が規制され、主鎖がコンパクトになったためと考えられる。円二色性スペクトル測定を行ったところ、遷移金属との錯形成により、高分子主鎖骨格の吸収部位に明確なコットン効果が観られた。すなわち、錯形成により高分子の構造が変化し、不斉リン原子のキラリティーがメターフェニレンエチニレン骨格に伝搬したと考えられる。さらに、金属の種類によってその構造が異なる事を示唆する結果が得られ、その高次構造を自在に制御できる可能性が示された。

This year's research on the synthesis of new optically active polymers has been carried out. The main structure is straight, the main structure is straight. Optically active polymers with two atoms in each atom have excellent optical activity, such as a number average molecular weight of 7300 and a weight average molecular weight of 16800. The protection of the atoms in the polymer chain is easy to remove from the organic chain, and the formation of the metal chain is confirmed. In particular, the number average molecular weight of 7300 to 1700 is greatly reduced. The formation of polymer chains and the movement of polymer chains are regulated and the main chains are regulated. Dichromatic determination of the formation of migration metal, polymer host cell absorption site to determine the results The structure of the polymer is changed, and the atom is not changed. The results show the possibility of controlling the structure of the metal and the higher-order structure.

项目成果

不斉リン原子を構成要素に用いる光学活性オリゴマーおよび環状化合物の合成

以不对称磷原子为构成元素合成光学活性低聚物和环状化合物

• 发表时间: 2008
• 作者: Morisaki;Y. ; Saito;K. ; Imoto;H. ; Suzuki;K. ; Ouchi;Y. ; Chujo;Y.;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹
• 通讯作者: 井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹

不斉リン原子を有する新規光学活性マクロサイクルの合成

具有不对称磷原子的新型光学活性大环化合物的合成

• 发表时间: 2008
• 作者: Morisaki;Y. ; Saito;K. ; Imoto;H. ; Suzuki;K. ; Ouchi;Y. ; Chujo;Y.;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;森崎泰弘・大内優子・井本裕顕・中條善樹;Teruyuki Kondo;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;Hiroki Miura;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;近藤輝幸;齋藤研一・森崎泰弘・中條善樹;Teruyuki Kondo;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹
• 通讯作者: 井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹

不斉リン原子の特性を活かした光学活性オリゴマーならびに環状化合物の合成

利用不对称磷原子的性质合成光学活性低聚物和环状化合物

• 发表时间: 2008
• 作者: Morisaki;Y. ; Saito;K. ; Imoto;H. ; Suzuki;K. ; Ouchi;Y. ; Chujo;Y.;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;森崎泰弘・大内優子・井本裕顕・中條善樹
• 通讯作者: 森崎泰弘・大内優子・井本裕顕・中條善樹

不斉リン原子を構成要素として用いた環状化合物の合成とその応用

以不对称磷原子为成分的环状化合物的合成及其应用

• 发表时间: 2008
• 作者: Morisaki;Y. ; Saito;K. ; Imoto;H. ; Suzuki;K. ; Ouchi;Y. ; Chujo;Y.;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;森崎泰弘・大内優子・井本裕顕・中條善樹;Teruyuki Kondo;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹
• 通讯作者: 井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹

不斉リン原子を主鎖に有する光学活性高分子の合成および遷移金属とのキレート配位による高次構造変化の検討

主链含不对称磷原子的光学活性聚合物的合成及其与过渡金属螯合配位引起的高阶结构变化研究

• 发表时间: 2009
• 作者: Morisaki;Y. ; Saito;K. ; Imoto;H. ; Suzuki;K. ; Ouchi;Y. ; Chujo;Y.;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹;鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹
• 通讯作者: 鈴木健太郎・井本裕顕・森崎泰弘・中條善樹