E2A/Id2/Pax5によるB細胞分化・活性化制御機構の解析
E2A/Id2/Pax5によるB細胞分化・活性化制御機構の解析
批准号:
16790166
负责人:
權田 裕之
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
免疫系を担う細胞の一つであるB細胞の分化に、転写因子Pax5とbHLH型転写因子E2Aは重要な役割を果たしている。さらに、これらの転写因子はB細胞の分化と同様に、活性化においても重要な役割を果たしている。例えば、活性化B細胞特異的な現象である抗体のクラススイッチ組換えと体細胞高頻度突然変異に必須である酵素AID(activation-induced cytidine deaminase)は、Pax5がその発現を活性化している。また、E2AはIgE産生を活性化する。そして、分化抑制因子Idは、これらの転写因子Pax5,E2Aの機能阻害因子として知られ、実際、Idファミリーの一員であるId2はPax5,E2Aの機能を阻害することでAID発現やIgE産生を抑制している。したがって、Id2はB細胞活性化の負の制御因子であると考えられる。一方、E2AとPax5はB細胞分化のマスター遺伝子ともいうべき役割を担っていることから、Id2はB細胞の活性化のみならず分化においても重要な役割を果たしている可能性が考えられる。そこで、これを証明するためにId2遺伝子の欠損マウスを用いて、B細胞分化の関係遺伝子の発現制御へのId2の関与の有無を検索した。その結果、B細胞分化マーカーの一つであるCD19細胞表面抗原の発現がId2によって減少することが認められた。このCD19の発現はPax5によって制御されていることから、Id2によってPax5の転写活性が阻害され、CD19の発現が減少したものと考えられる。したがって、Id2はB細胞の分化を抑制する役割を持つことが示唆された。現在、Pax5,Id2によるCD19発現制御の分子機構の詳細を、分子生物学的手法(RT-PCR法、ウェスタンブロット、ゲルシフトアッセイなど)を用いて解析中である。また、CD19の他にも、Id2によって負の制御を受けていると思われるB細胞分化関連遺伝子を複数同定しており、Id2がそれらの発現を制御する分子機構の解析も開始している。
英文摘要
免疫系を担う細胞の一つであるB細胞の分化に、転写因子Pax5とbHLH型転写因子E2Aは重要な役割を果たしている。さらに、これらの転写因子はB細胞の分化と同様に、活性化においても重要な役割を果たしている。例えば、活性化B細胞特異的な現象である抗体のクラススイッチ組換えと体細胞高頻度突然変異に必須である酵素AID(activation-induced cytidine deaminase)は、Pax5がその発現を活性化している。また、E2AはIgE産生を活性化する。そして、分化抑制因子Idは、これらの転写因子Pax5,E2Aの機能阻害因子として知られ、実際、Idファミリーの一員であるId2はPax5,E2Aの機能を阻害することでAID発現やIgE産生を抑制している。したがって、Id2はB細胞活性化の負の制御因子であると考えられる。一方、E2AとPax5はB細胞分化のマスター遺伝子ともいうべき役割を担っていることから、Id2はB細胞の活性化のみならず分化においても重要な役割を果たしている可能性が考えられる。そこで、これを証明するためにId2遺伝子の欠損マウスを用いて、B細胞分化の関係遺伝子の発現制御へのId2の関与の有無を検索した。その結果、B細胞分化マーカーの一つであるCD19細胞表面抗原の発現がId2によって減少することが認められた。このCD19の発現はPax5によって制御されていることから、Id2によってPax5の転写活性が阻害され、CD19の発現が減少したものと考えられる。したがって、Id2はB細胞の分化を抑制する役割を持つことが示唆された。現在、Pax5,Id2によるCD19発現制御の分子機構の詳細を、分子生物学的手法(RT-PCR法、ウェスタンブロット、ゲルシフトアッセイなど)を用いて解析中である。また、CD19の他にも、Id2によって負の制御を受けていると思われるB細胞分化関連遺伝子を複数同定しており、Id2がそれらの発現を制御する分子機構の解析も開始している。
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CpG inhibits IgE class switch recombination through suppression of NFkappaB activity, but not through Id2 or Bcl6.
CpG 通过抑制 NFkappaB 活性来抑制 IgE 类别转换重组,但不通过 Id2 或 Bcl6 来抑制。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Biochem.Biophys.Res.Comm. 328
影响因子:
--
作者:
[Kusunoki T, et al.]
通讯作者:
et al.
Roles of p-ERM and Rho-ROCK signaling in lymphocyte polarity and uropod formation.
Perm和Rho-Rock信号传导在淋巴细胞极性和uropod形成中的作用。
DOI:
10.1083/jcb.200403091
发表时间:
2004-10-25
期刊:
JOURNAL OF CELL BIOLOGY
影响因子:
7.8
作者:
[Lee, JH, Katakai, T, Hara, T, Gonda, H, Sugai, M, Shimizu, A]
通讯作者:
Shimizu, A
A transmembane chemokine, CXC chemokine ligand 16, expressed by lymph node fibroblastic reticular cells has the potential to regulate T cell migration and adhesion.
由淋巴结成纤维网状细胞表达的跨膜趋化因子 CXC 趋化因子配体 16 具有调节 T 细胞迁移和粘附的潜力。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
International Immunology 18・2
影响因子:
--
作者:
[T.Hara et al.]
通讯作者:
T.Hara et al.
DOI:
10.1007/s00109-004-0562-z
发表时间:
2004-06
期刊:
Journal of Molecular Medicine
影响因子:
--
作者:
[M. Sugai;Hiroyuki Gonda;Y. Nambu;Y. Yokota;A. Shimizu]
通讯作者:
M. Sugai;Hiroyuki Gonda;Y. Nambu;Y. Yokota;A. Shimizu
Lymph node fibroblastic reticular cells construct the stromal reticulum via contact with lymphocytes.
淋巴结成纤维细胞网状细胞通过与淋巴细胞接触构建基质网状细胞。
DOI:
10.1084/jem.20040254
发表时间:
2004-09-20
期刊:
JOURNAL OF EXPERIMENTAL MEDICINE
影响因子:
15.3
作者:
[Katakai, T, Hara, T, Sugai, M, Gonda, H, Shimuzu, A]
通讯作者:
Shimuzu, A
共 7 条
B細胞分化・活性化制御機構の解析
-
批准号:18790199
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:權田 裕之
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依托单位:
臓器特異的自己抗原反応性T細胞による標的組織内三次リンパ組織形成機構
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批准号:16043233
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.46万
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财政年份:2004
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负责人:權田 裕之
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依托单位:
海外基金