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分権型教員人事の存立要件に関する日・米・英比較研究：教員集団への影響に着目して

日本、美国、英国分散化教师队伍存在条件的比较研究——关注对教师群体的影响

基本信息

批准号：
20H01628
负责人：
山下晃一
金额：
$ 9.24万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H01628/
关键词：
教員人事教育行政地方分権教員組織国際比較地方分県

项目摘要

本研究は、公立小学校を主たる対象に、各々異なる分権化の度合いや質を持つ米国・英国の現状を比較調査し、その存立要件の解明をめざすものである。今年度の研究では、昨年度に手がけた米国・英国における学校分権型教員人事をめぐる概況と作用の整理を基盤として、両国それぞれの展開状況に応じた論考の作成に着手した。まず英国における学校裁量の拡大の政治的な背景と経緯、議論を概括し、同国における学校分権型教員人事の基本的な性質が教師や学校の専門性を制約するような側面をもっていたという背景、また、こうした流れの帰結としての現代的状況を検証し、学校分権型の教員人事が学校現場に大きな負担を強いるものとなっていること、またそれによって学校のあり方自体の見直しが論じられるような事態となっていることを示した。米国については、学校の人事上の裁量拡大を適切に実施する上で重要となる教員の専門性・専門職性をめぐる理論と実践に触れた上で、法的な諸規定の様相と運用実態に焦点を当てて分析と検討を試みた。その結果、第一に、学校分権型教員人事の陥穽を回避・抑止するためには専門職集団を築く専門性論と、それを実現する専門職性論が必要となることを指摘した、具体的な対応概念と制度的装置を明らかにした。第二に、教員人事をめぐる法的規定を検討して、被雇用者たる教員が不利益を被ることのないよう丁寧に整備されており、教員採用において学区や校長に与えられる権限は大きくはあるが、それは「枠づけられた権限」と評せることを明らかにした。第三に、教員の採用・異動をめぐる学校裁量の実態を検討したところ、学校分権型の教員人事が成立しうる余地を確認した上で、学校課題と人事のミスマッチや「たらい回し」などの困難が生じて上記身分保障と相克しながらも、決して保障を緩和することなく、是正努力が重ねられていることを明らかにした

This study aims to investigate the status quo of public primary schools in the United States and Britain, and to clarify their existence requirements. This year's study was conducted in the United States and the United Kingdom. The background, background, discussion, and modern conditions of school discretion and school personnel in the United Kingdom are discussed in general terms, and the basic nature of school personnel in the same country is discussed in detail. It's not like we're going to be able to talk about this. In the United States, the personnel discretion of the school is very important. The teacher's professional nature is very important. The theory is very important. The law is very important. The focus is on the application of the regulations. The results, the first, the school classification of teachers personnel, the establishment of a special group of teachers, the realization of the special group of teachers, the establishment of a special system of teachers, the establishment of a special system of teachers, the establishment of a special system of teachers Second, the provisions of the teacher personnel law are discussed, and the employed are not interested in the teacher. Third, teachers 'adoption of the status quo to discuss, school classification of teachers' personnel to establish, on the school issue and personnel to establish, difficult to create, on the record of identity protection to overcome, determine, protect, ease, is a heavy effort

项目成果

期刊论文数量（41）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

公立学校教員の労働時間概念―労働基準法を潜脱する改正給特法の問題―

公立学校教师工作时间的概念：绕开劳动基准法的特别工资法修正问题。

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
日本労働研究雑誌
影响因子：
0
作者：
石井久雄;髙橋哲;遠藤宏美;髙橋哲;伏木久始;髙橋哲;高橋哲
通讯作者：
高橋哲

公立学校教員の労働環境をめぐる法的諸問題

公立学校教师工作环境的法律问题

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
季刊労働者の権利
影响因子：
0
作者：
畠中憲太;古口高志;岡田倫代;加藤恵梨;髙橋亜希子・和井田清司;首藤隆介;末光眞希・戸野塚厚子・栗原健・大泉有香・西尾亜希子・中尾賀要子・安東由則;高谷哲也・田中里佳・山内絵美理;髙橋哲
通讯作者：
髙橋哲

現代米国教員制度をめぐる研究課題の再検討―ライフステージとアイデンティティを手がかりに―

重新审视围绕现代美国教师制度的研究问题——以人生阶段和身份为线索——

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
教育制度学研究（日本教育制度学会）
影响因子：
0
作者：
戸田哲寛;戸梶良輝;岡田倫代;平石晃樹;橋野晶寛;藤澤健一;菊地栄治;大野裕己;横井敏郎;田中里佳;安東由則;山下晃一・榎景子・佐藤仁・藤村祐子
通讯作者：
山下晃一・榎景子・佐藤仁・藤村祐子

教員養成と教育学教育のこれからのために

为了教师培训和教育学教育的未来

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
教育
影响因子：
0
作者：
Fujimoto C;Kaji Y;Muneishi M;Kamimura K;Sakaue M;高野和子
通讯作者：
高野和子

教職の専門文化の再検討―ダン・ローティ『スクールティーチャー―社会学的考察』を起点とする研究の現在―

重新审视教师职业文化：基于丹·罗蒂《学校教师：社会学考量》的研究现状

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
井上真理子;大石康彦;田中千賀子;佐藤博志・植田みどり・貞広斎子・末冨芳・高橋望・照屋翔大・西野倫世;西野倫世;西野　倫世;佐藤博志・植田みどり・貞広斎子・末冨芳・高橋望・照屋翔大・西野倫世・櫻井直輝・阿内春生;織田泰幸・黒田友紀・榎景子・西野倫世（指定討論：佐藤学／司会：佐藤仁）
通讯作者：
織田泰幸・黒田友紀・榎景子・西野倫世（指定討論：佐藤学／司会：佐藤仁）